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3,333段の石段登り ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~

2017年04月20日

3,333段の石段登り ~JFAアカデミー熊本宇城 ダイアリー~

入学式、入校式も無事に終わり、9期生は熊本県下益城郡美里町にある日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)の3,333段に挑戦しました。JFAアカデミー熊本宇城では入校生が毎年恒例で石段登りを行っています。目的は、アカデミーで共同生活をしていくうえで必要となってくる忍耐力、結束力を養い、仲間との絆を深めることです。

慎重に歩き始める9期生たち。最後尾からは墨屋コーチが見守ってくれています。

集団の固まりが徐々に開いていきます。元気に駆け上がる選手、引き離されないように頑張る選手もいました。

約半分の壱千七百段目。休憩しながら仲間を待っていてくれました。出発時には着ていたジャージも脱いで、半袖になっている選手もいます。ボトルを手にし、水分補給も欠かせません。階段の左端にはこのように段数表示の石碑があります。選手たちはこの石碑を見てお互いに声を掛け合いながら登っていきました。

先頭で到達したのはこの9人。ゴールが見えると全速力で駆け登って行き3,332段目でストップ。最後の1段の3,333段目は、肩を組み、並んでゴールしました。記録は40分。日本一の石段を登り切り、選手たちの表情からは達成感が伝わってきます。

先頭から遅れること約10分、先にゴールしていた選手たちから「頑張れー」「あと少しだぞー」とエールをもらいます。カメラを向けられると急に元気な表情をみせる田代遥暉(前左:筑後FC)、松延輝(前右:UKI-C.FC)、髙橋幸将(後方:UKI-C.FC)。

全員が無事頂上にたどり着きました。そしてみんなで記念撮影。顔は笑顔ですがかなり足にきている様子で、足がガクガクするという声が聞こえてきました。

3,333段を登り切ってからさらに15分程歩いた先にある釈迦院を目指します。さすがにみんな疲れ切っていますが、その中でもサービス精神を忘れない濱内健輝(前右:IBUKI北九州)

 

頂上から見る景色はとてもきれいで、疲れを忘れさせてくれました。これから3年間過ごす熊本の地を眺め、何を考えているのでしょうか。

この日は天気が良く、すばらしい景色に思わず足を止めて写真をパチリ。

釈迦院で参拝しました。みんな真剣な表情です。

西條コーチから飴やチョコが配られます。さっきまで疲れていた選手たちが、急に元気になり甘いものに群がってきます。

シャッターチャンスを逃さず、カメラに向かってピースする安逹秀都(ソレッソ熊本)。ちなみに安逹はこの後の下りを1番でゴールしました。かなり速かった。

1歩降りるたびに膝がフラフラ。墨屋コーチはどんどん走って見えなくなりました・・・。それに負けないように追いかける選手たち。目が回るほどの石段に、転ばないか心配でした。

石段の登り口にある川での1枚。さすがに疲れ切った表情の9期生たち。

足つぼマッサージで今日の疲れをとる墨屋コーチ。痛すぎてカメラ目線も取れません。後ろで余裕に歩いている選手は?

全然余裕ではなかった・・・痛みに耐え必死に歩く濱内健輝(IBUKI北九州)。

帰りのバスでの1枚。気持ちよく寝ている本山雅斗(UKI-C.FC)。

この日は午前中に地域のごみ拾い、アカデミー全学年合同ミニゲーム大会、午後は3,333段の石段登りといろいろな活動がありました。今回の石段登りの挑戦で、1人1人が大きな自信を手に入れたのではないでしょうか。今後困難なことが待ち構えていようと、自信をもって頑張ってほしいです。そして苦しい時にお互いに声を掛け合うことで、9期生の絆が更に深まったと思います。その絆を今後のアカデミーでの生活に活かすとともに、今回のように1段1段、夢への階段を登っていってほしいと願っています。

 

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