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セーフガーディング

日本サッカー協会(JFA)は、子どもたちを守るための「JFAセーフガーディングポリシー」を2021年11月18日に策定しました。
これは、子どもたちがサッカー、スポーツを安心、安全に楽しむ権利とその環境を守るために、指導者をはじめ、サッカーにかかわる全ての人々が順守する指針であり、サッカーファミリーにとってよりどころとなるものでもあります。
JFAは「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」を理念に掲げ、だれもが、いつでも、どこでも、安全に、安心してスポーツを楽しめる環境を広げるべく、さまざまな活動を行ってきました。  
2019年にはユニセフの「子どもの権利とスポーツの原則」に賛同し、「JFAサッカーファミリー安全保護宣言」を発表。懲罰基準の明確化や懲罰の厳罰化、ウェルフェアオフィサーの推進などを通じて、暴力や暴言、ハラスメントのない健全なサッカー環境の整備を進めてきました。しかし、残念ながら、子どもたちからスポーツの楽しさや心身の健やかな成長の機会を奪う事象は依然として後を絶たない状況です。
JFAセーフガーディングポリシーは、JFAサッカーファミリー安全保護宣言をサッカーの日常の場で体現するために整理したもので、今後は下記の通り、具体的な取り組みを推し進め、サッカーファミリーへの意識共有を図っていきます。JFAは次の100年に向けて子どもたちの声を聞き、子どもたちをエンパワーする活動にもより一層の力を注いでいく考えです。そして、いかなる場合でも暴力を容認せず、全てのサッカーファミリーが安心して安全にサッカーを楽しむ権利があることを啓発していきます。

JFAセーフガーディングポリシー

対象

サッカーにおける全てのサッカーファミリー/ステークホルダー

基本原則

子どもたちの安心・安全を守る
・子どもたちの喜びを広げ、成長を促す環境をつくる
・子どもたちに選択肢を与える
・子どもたちの声を聞き、対話する
・子どもたちの安全・安心を守る
・健康や環境リスクに対処する
ゼロ・トレランス 私たちは許さない
・あらゆる暴力・暴言を排除する
・あらゆる差別を排除する
・あらゆるハラスメントを排除する
・あらゆる誹謗中傷を排除する
・子ども同士の問題にもアプローチする
・サッカー外の問題にも気づく
・負の連鎖を断ち切る
そのためにも
・適切な人が子どもたちに関わるよう取り組む
・子どもたちを守るためにも、誠実に子どもたちに向き合う大人の安心・安全も守る
・起こったことへの対処とともに、予防・教育を重視する
・現場をオープンに。リスクの芽に気づき、声を掛け合う、伝え合う文化をつくる

今後の取り組み

ウェルフェアオフィサーを都道府県サッカー協会、リーグ・連盟に限らずクラブへと広げ、ネットワークを機能させる
ケース対応の手順チャート
クラブのフィロソフィー、大切にすること、方針の明文化
クラブでのリスペクトワークショップの実施
健全育成クラブ基準の検討と提示
指導者へのセーフガーディングワークショップの実施
リーグ単位でシーズン初めにセーフガーディングワークショップを開催することを推進

セーフガーディングポリシー全文はこちら

田嶋幸三 JFA会長コメント

協調性や他者を思いやる心、挑戦する意欲や失敗を恐れない強い精神力など、豊かな人間性や社会性を楽しみながら涵養(かんよう)できるところにスポーツの価値があります。その価値が脅かされるようなことは決してあってはなりません。JFAセーフガーディングポリシーをより多くの人々と共有し、誰もが生涯を通じて心からスポーツを楽しめる持続可能な環境をサッカーファミリーと共につくっていきたいと考えています。

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー