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ゲーム環境整備

大会が選手、指導者を育てる

リーグ戦の創出、リーグ戦文化の醸成・定着

ポイント
・長期にわたる能力別リーグ戦の創出
・M-T-M(Match-Training-Match)トレーニングとゲームによる選手の育成。
 課題へのトライ。指導者のスキルアップ(分析、計画、トレーニング等)
・リスクにトライ
・長期にわたるモチベーション
・メンタリティー
・カレンダーの整備
・運営の簡素化

 大会のあり方が育成に大きな影響を与えるといった意味では、リーグ戦は非常に大きな要素となります。現在、長期にわたる能力別リーグ戦の創出に向けて、各地域で努力しています。それは、1回戦で負けて終わりではなく、選手にとっては長期にわたるモチベーションとなること。指導者にとっては、M-T-Mで、試合で日頃のトレーニングの成果を確認し、その結果を分析してトレーニングを重ねまた次の試合に臨むというサイクルの中で、課題克服にトライし、一つ一つ取り組み、積み重ねていくことができるという面があります。それは、選手ばかりでなく、指導者が分析、計画、トレーニングと言ったサイクルを重ねていくことで、指導者自身がスキルアップしていくことにつながります。刹那的な勝利を目指すあまりリスクを避ける闘いになるのではなく、試合のチャンスが続くため、課題の克服に向けリスクにトライしやすくなります。このことは、リーグ戦が推奨される理由の中でも大きい要素です。負けて終わって次の機会が巡ってこないと、負けてしまった試合での課題や反省がリセットされてしまい、積み上げていくことがなかなかできない現状もあります。長期にわたるリーグ戦を創出し、定着させていくことが必要です。

 もう1点として、能力別という要素が挙げられます。大量得点差の試合から成果や課題を見出すことは難しく、育成の観点からはあまり意味のあるものとは言えません。トップばかりでなく、2部、3部までが含まれる、一つの大きなピラミッドを構築して、拮抗した実力のチーム同士で試合を重ねる環境をつくることで、誰もが実力に応じて充実したサッカーの経験を積む環境が、育成に大きな意味があると考えます。複数チームの参加も含め、登録している全てのチームの全ての選手に、有意義な経験の積める環境をつくることが重要です。リーグ戦はトップの選手を鍛える強化の場だけではなく、全ての選手に同じゲーム数が確保されている普及の場である意義が大きいと言えます。勝ち続けること、負け続けること等さまざまな状況の中で、トレーニングを積んで試合を重ねていくことで、技術・戦術・メンタル面でも力がついていくはずです。

 リーグ戦を創出していく上では、物理的にもさまざまな負担、障害があることは確かですが、運営の簡素化やさまざまな工夫により、克服していくことができるはずです。スケジュールの過密がよく指摘されますが、現在のカレンダーを思いきって整理し、現状の試合を統廃合すること、リーグ戦とカップ戦を効果的に組み合わせること等を検討することで、可能性を探ることができます。年間スケジュールの中でうまく配置することにより、種別の移行の際に大きなプランクができず、連続性を持ってサッカーを行う環境が創出されることが可能となると思います。

育成年代のゲーム環境に関するガイドライン

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