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ラモス瑠偉さん、加藤久さん、メキシコ五輪チームが日本サッカー殿堂に掲額 ~第15回日本サッカー殿堂~

2018年09月18日

ラモス瑠偉さん、加藤久さん、メキシコ五輪チームが日本サッカー殿堂に掲額 ~第15回日本サッカー殿堂~

日本サッカー協会創立記念日の9月10日(月)、名誉総裁高円宮妃殿下ご臨席の下、JFAハウスにて「第15回日本サッカー殿堂掲額式典」が開催されました。

今回、日本サッカー殿堂に掲額されたのは、加藤久氏、ラモス瑠偉氏のお二人と、第19回オリンピック競技大会(1968/メキシコシティ)で銅メダルに輝いた日本代表チーム。当時のメンバーからは、横山謙三氏、片山洋氏、山口芳忠氏、鎌田光夫氏、鈴木良三氏、富沢清司氏、釜本邦茂氏、松本育夫氏、杉山隆一氏、選手とスタッフの親族の方々が出席され、旧交を深められました。

公益財団法人日本サッカー協会名誉総裁 高円宮妃殿下 要旨

1968年のメキシコオリンピック日本代表チームが掲額され、個人としては加藤久さん、ラモス瑠偉さんが掲額されましたこと、心よりお祝いいたします。

メキシコオリンピックで銅メダルを獲得した後、日本代表の皆さんの活動がその後のサッカー界の発展に貢献しているのを目の当たりにしています。

加藤久さん、ラモス瑠偉さんはトレードマークそのままで、選手の頃と変わらないイメージです。

ラモス瑠偉さんと記憶に残っている出来事があります。殿下がフットサルをとても大事に思っており、まだ今ほどフットサルが流行する前のことです。ハンドボールとフットサルコートのサイズが似ているので、ハンドボールの試合の途中にフットサルの試合をしたことがあります。その時にラモス瑠偉さんがセンターラインからゴールを決められ、ハンドボールを見に来られた観客が大いに盛り上がっていたことを覚えています。その後も日本サッカーを常に盛り上げてこられたと思います。

今回15回目という節目の掲額式典となります。日本サッカーはこれまでも様々な困難を乗り越え成長していますが、これからまだまだ成長していくと思っております。

掲額者コメント

加藤久氏
大学に入るまで無名の選手だったので、こんな風になりたいなどではなく無我夢中でサッカーに取り組んでいました。メキシコオリンピック日本代表チームは、小学校6年生の時にテレビで応援していた憧れのチームだったので、同時に掲額されたことはとても光栄です。日本サッカーが今日の発展につながった大きな要因は二つあると感じています。一つは川淵さんをはじめ、強化を担当する方々が、育成をしっかりやらないと世界に近づけないとトップチームの強化だけでなく、早い段階から育成に目を向けていたこと。二つ目は、今年イニエスタ選手やトーレス選手がJリーグでプレーするようになったように、Jリーグ開幕当時からジーコさんなど世界レベルの選手と身近に日常的にプレーする機会が持てたことだと思います。

ラモス瑠偉氏
来日したきっかけは、ジョージ与那城さんという素晴らしい先輩が既に日本でプレーしていたことです。加えて、ブラジルにいる家族のためを思って日本に来ました。実は日本に来てすぐに出場停止になってしまった期間に、海外のチームから読売クラブよりも高額のオファーをもらっていました。その話に乗らなかったのは松木安太郎さんの存在があったからで、松木さんには異国の地で多大なサポートをしてもらいました。また、出場停止になっても解雇しなかった読売クラブには恩を感じて、読売クラブを強くするために帰化しました。その後日本代表に呼んでくれた横山謙三さんにはとても感謝しています。世の中に裏切らないことが一つあると思っています。それは「努力」。自分は決してうまいわけではないけれど、今回のように掲額されるようになったのは、「努力」を続けてきたからです。

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