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女子ワールドカップの歴史

大会の歴史となでしこジャパンの歩み、全8大会を振り返る

1991

第1回FIFA女子世界選手権
優勝国:アメリカ
1991年11月に中国で行われ、日本は3戦全敗という苦杯をなめました。鈴木保監督のもと、キャプテン野田朱美選手(現ノジマステラ神奈川相模原監督)を中心に、現なでしこジャパンの高倉麻子監督も選手として出場しましたが、この大会で結果的に優勝を収めるアメリカにグループステージで0-3と完敗するなど、世界との大きな差を痛感した大会でした。
1991/11/17 仏山・New Plaza StadiumFoshan
グループステージ第1戦 日本 0-1 ブラジル
1991/11/19 仏山・New Plaza StadiumFoshan
グループステージ第2戦 日本 0-8 スウェーデン
1991/11/21 仏山・New Plaza StadiumFoshan
グループステージ第3戦 日本 0-3 アメリカ

1995

第2回FIFA女子サッカー世界選手権
優勝国:ノルウェー
1995年にスウェーデンで行われた大会は、ドイツvs日本で開幕。1-0で日本が敗れましたが、続くブラジル戦で、野田選手が2得点を決め、日本が女子ワールドカップ初勝利を手にしました。日本は初めて準々決勝に進出しましたが、アメリカに0-4と完敗する現実も見た大会でした。優勝は全6試合で計23得点の高い攻撃力を見せたノルウェー。その後6大会連続出場する澤穂希選手が、女子ワールドカップに初出場した大会でもありました。
1995/6/5 カールスタード・Tingvalla
グループステージ第1戦 日本 0-1 ドイツ
1995/6/7 カールスタード・Tingvalla
グループステージ第2戦 日本 2-1 ブラジル13', 45' 野田 朱美
1995/6/9 ベルテルオース・Arosvallen
グループステージ第3戦 日本 0-2 スウェーデン
1995/6/13 イエブレ・Stroemvallen
準々決勝 日本 0-4 アメリカ

1999

第3回FIFA女子世界選手権
優勝国:アメリカ
1999年にアメリカで開催され、この大会から参加国は12から16に拡大しました。日本は大竹七未選手が初戦で1得点を決めるものの、未勝利のままグループステージ敗退となりました。ホスト国のアメリカがPK戦の末に中国を下し、2回目の優勝を飾った決勝は、9万185人の観客動員があり、その数字は今も女子ワールドカップ最多です。1試合平均3万7944人という観客数も最多で、今に続くアメリカの女子サッカー人気をうかがわせる大会でした。
1999/6/19
サンノゼ・Spartan Stadium
グループステージ第1戦
日本 1-1 カナダ 64' 大竹 七未
1999/6/23
ポートランド・Civic Stadium
グループステージ第2戦
日本 0-5 ロシア
1999/6/26
シカゴ・Soldier Field
グループステージ第3戦
日本 0-4 ノルウェー

2003

FIFA女子ワールドカップUSA2003
優勝国:ドイツ
FIFA女子世界選手権から改称した最初の大会は、当初中国で開催予定でしたが、SARS(新感染症)の影響で開催地が変更され、アメリカで開幕を迎えました。日本は初戦のアルゼンチン戦こそ6-0の大勝でしたが、そこから2連敗してグループステージ敗退となりました。ドイツvsスウェーデンの決勝は、同点のまま延長戦に突入しましたが、ゴールデンゴール方式でドイツが初優勝を決めました。
2003/9/20
コロンバス・Columbus Crew Stadium
グループステージ第1戦
日本 6-0 アルゼンチン 13', 38' 澤 穂希
64' 山本 絵美
72', 75', 80' 大谷 未央
2003/9/24
コロンバス・Columbus Crew Stadium
グループステージ第2戦
日本 0-3 ドイツ
2003/9/27
フォックスボロ・Gillette Stadium
グループステージ第3戦
日本 1-3 カナダ 20' 澤 穂希

2007

FIFA女子ワールドカップ中国2007
優勝国:ドイツ
日本は1勝1分1敗でグループステージ敗退となりましたが、宮間あや選手や永里優季選手などが得点を決め、大きな経験を積んだ大会となりました。大きな期待を受けたホスト国の中国はベスト8で敗退し、主役となったのは全6試合無失点で女子ワールドカップ史上初の連覇を達成したドイツでした。
2007/9/11
上海・Shanghai Hongkou Football Stadium
グループステージ第1戦
日本 2-2 イングランド 55', 90'+5 宮間 あや
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2007/9/14
上海・Shanghai Hongkou Football Stadium
グループステージ第2戦
日本 1-0 アルゼンチン 90'+1 永里 優季
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2007/9/17
杭州・Hangzhou Dragon Stadium
グループステージ第3戦
日本 0-2 ドイツ
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2011

FIFA女子ワールドカップドイツ2011
優勝国:日本
日本のサッカーファンにとって忘れられない大会となりました。佐々木則夫監督率いる日本は、大会3連覇を狙うドイツを準々決勝で破り、決勝でアメリカをPK戦の末に下し、FIFA主催大会で初優勝を収めました。キャプテンの澤選手は、ゴールデンボール(大会MVP)とゴールデンブーツ(得点王)をダブル受賞し、その後のなでしこジャパン人気につながりました。
2011/6/27
ボーフム・FIFA Women's World Cup Stadium
グループステージ第1戦
日本 2-1 ニュージーランド 6' 永里 優季
68' 宮間 あや
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2011/7/1
レバークーゼン・FIFA Women's World Cup Stadium
グループステージ第2戦
日本 4-0 メキシコ 13', 39', 80' 澤 穂希
15' 大野 忍
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2011/7/5
アウクスブルク・FIFA Women's World Cup Stadium
グループステージ第3戦
日本 0-2 イングランド
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2011/7/9
ヴォルフスブルク・Arena im Allerpark
準々決勝
日本 1-0 ドイツ 108' 丸山 桂里奈
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2011/7/13
フランクフルト・FIFA Women's World Cup Stadium
準決勝
日本 3-1 スウェーデン 19', 64' 川澄 奈穂美
60' 澤 穂希
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2011/7/17
フランクフルト・FIFA Women's World Cup Stadium
決勝
日本 2-2 (PK 3-1)アメリカ 81' 宮間あや
117' 澤 穂希
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2015

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015
優勝国:アメリカ
日本が前回大会優勝国として臨んだ大会は、試合会場で人工芝が認められ、ゴールラインテクノロジーが採用されるなど、新技術が導入された大会でした。日本は準決勝まで全勝して2大会連続の決勝に進むものの、アメリカに力負けして3回目の優勝を許しました。また、同大会から参加チームが16から24に増え、試合数も32から52に拡大。それに伴って135万3506人の観客動員で大会史上最多を記録しました。
2015/6/8
バンクーバー・BC Place Stadium
グループステージ第1戦
日本 1-0 スイス 29' 宮間 あや
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2015/6/12
バンクーバー・BC Place Stadium
グループステージ第2戦
日本 2-1 カメルーン 6' 鮫島 彩
17' 菅澤 優衣香
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2015/6/16
ウィニペグ・Winnipeg Stadium
グループステージ第3戦
日本 1-0 エクアドル 5' 大儀見 優季
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2015/6/23
バンクーバー・BC Place Stadium
ラウンド16
日本 2-1 オランダ 10' 有吉 佐織
78' 阪口 夢穂
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2015/6/27
エドモントン・Commonwealth Stadium
準々決勝
日本 1-0 オーストラリア 87' 岩渕 真奈
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2015/7/1
エドモントン・Commonwealth Stadium
準決勝
日本 2-1 イングランド 33' 宮間 あや
90+2' オウンゴール
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2015/7/5
バンクーバー・BC Place Stadium
決勝
日本 2-5 アメリカ 27' 大儀見 優季
52' オウンゴール
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2019

FIFA女子ワールドカップフランス2019
優勝国:アメリカ
前回(2015)大会に続き、24チームで開催された本大会は、女子のワールドカップでは初めてビデオアシスタントレフェリー(VAR)が採用されるなど、新技術が導入された大会でした。日本はラウンド16にて後の準優勝国であるオランダに惜敗を喫しました。日本は3大会ぶりにラウンド16進出以上の成績を残すことができませんでしたが、多くの若手選手が台頭し、将来に向け実りある大会でもありました。
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