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岡山県笠岡市 市内全小学校で「夢の教室」を開催

2023年12月19日

岡山県笠岡市 市内全小学校で「夢の教室」を開催

JFAこころのプロジェクトは11月27日(月)~12月6日(水)の日程で、岡山県笠岡市の小学校13校を対象に、「夢の教室」を開催しました。

笠岡市では2018年度より「夢の教室」を実施しており、今年度は対象を市内の全小学校に拡大して、行われました。

◆岡山県笠岡市 今年度登壇した夢先生(カッコ内は夢先生の競技 ※敬称略)
馬渕智子(ソフトボール)/輪湖直樹(サッカー)/銘苅淳(ハンドボール)/吉田望(ラート)
越本隆志(ボクシング)/小西祥子(競歩)/山下芳輝(サッカー)

夢先生コメント

吉田望さん(ラートコーディネーター)
岡山県笠岡市立笠岡小学校5年1組・2組さんの夢先生として登壇させて頂きました。
私自身ここ数年で妊娠、出産を2度経験し、5年ぶりの登壇になりました。夢先生のご依頼を頂いた、授業の2ヶ月前からそわそわ。日に日に迫ってくる授業のことを考えない日はありませんでした。
緊張して臨んだ当日。「ゲームの時間」では、ルールを守りながら全力でゲームに取り組み、勝つ喜び、負ける悔しさを一緒に味わい、少し緊張もほぐれて子どもたちと距離を縮めることができたと感じました。また、小林嘉文市長と岡田達也教育長が参観してくださり、ゲームの時間では一緒に参加してくれたことで、より子どもたちと盛り上がることができました。
「トークの時間」では、私が小学生の頃の話から、ラートに出会ったきっかけ、そして「好き」が持つパワーについてもお話をさせて頂きました。アスリートとして夢中になって取り組んでいたラート、落ち込んだ時に常に自分を支えた「好き」という気持ち、海外挑戦、その時々で得たことが今、また次の夢に繋がっています。子どもたちのキラキラした笑顔に触れ、私自身、また今持つ夢に向かって歩んでいきたいと思えるきっかけを頂きました。
今回の授業でお伝えさせて頂いた言葉の中で、何か一つでも子どもたちの心に残れば幸いです。
最後に、笠岡市教育関係者の皆様、JFAこころのプロジェクトの皆様、このような貴重な機会をありがとうございました。

越本隆志さん(元プロボクサー)
今回は岡山県笠岡市の新山小学校4・5年1組と北川小学校5年1組の二クラスを担当させていただきました。両クラスとも少人数でしたが、とても元気に迎えてくれました。
「ゲームの時間」では子どもたちみんなが、声を上げながら走り回りとても楽しんでいることが伝わりました。目標をクリアするための「作戦タイム」でも一人ひとり考え、意見を言う児童が多く、クラスの結束力があるなと感じました。
ゲームの最後には、両校ともにクラスで協力していたことを称えて、これからも「協力すること」を大切にしてほしいと話しました。
「トークの時間」では各教室で自分の小学5年生からの夢への道のりを話しました。冒頭に「みんなの夢に置き換えて」聞いて欲しいと話しましたが、しっかり理解してくれているようでした。
夢シートへの記入も短い時間の中でも一人ひとりが考え書いている姿が印象的でした。授業の最後「夢の発表」も自ら手を挙げて答えてくれる児童が何人もいてとても嬉しかったです。
今回授業を聞いてくれたみんなに伝えたかったことは、「失敗はひとつの経験」だということです。
みんなには、つまずいてもあきらめず夢に向かっていける人間であって欲しいと思います。
最後に新山小学校・北川小学校の児童のみなさん、学校長はじめ担任の先生方、そして「ユメセン」スタッフのみなさん、すてきな時間をありがとうございました!

自治体関係者コメント

出口浩子さん(岡山県笠岡市教育委員会 学校教育課 参事)
子どもたちを瞬時に引きつける魅力、全力で子どもたちに向き合う姿、そんな夢先生やアシスタントをお迎えして開催された『夢の教室』。今年度、笠岡市では全小学校を対象に開催することができました。
前半「ゲームの時間」。子どもたちはスタート開始2・3分で『夢の教室』に引き込まれ、目を輝かせながら全員が楽しく参加しました。仲間を応援する声が自然に出たり仲間とともに喜ぶ姿があったりと、体育館は温かい雰囲気に包まれました。ミッションをクリアするための作戦会議では、みんなで意見を出し合い実行することで自然にクラスがまとまり、心を一つにすることができました。夢先生やアシスタントの、自分からやりたくなるような声かけやテンポのよさは圧巻です。たった30分の活動ですが、子どもたちは達成感や成就感を味わうとともに、子どもたちの心は夢先生やアシスタントとつながりました。
後半「トークの時間」。体育館の雰囲気とは打って変わって、夢先生に向ける子どもたちのまなざしは真剣そのもの。心のつながりができた夢先生からの話は子どもの心を打ちました。夢先生のケガや挫折した時の苦労話、困難を乗り越えながら夢に挑戦し続けた体験談から、子どもたちは将来の夢を持つことの大切さや素晴らしさを学ぶことができました。そして夢に向かって「今自分は何が出来るか」を考え、自分の夢への思いを強くすることができました。現役を引退した後も夢を持ち続ける夢先生は輝いていました。この経験は子どもたちにとって大きな財産となりました。
すばらしい時間を提供してくださった夢先生をはじめアシスタント・ディレクターの皆さん、本当にありがとうございました。

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