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チャイニーズ・タイペイにおけるアカデミー夏期合宿に日本から指導者を派遣

2018年08月03日

チャイニーズ・タイペイにおけるアカデミー夏期合宿に日本から指導者を派遣

7月8日(日)から24日(火)の期間、台湾/嘉義市で開催されたチャイニーズ・タイペイ アカデミー夏期合宿に、日本からインストラクターが参加し、指導を行いました。この夏期合宿には、毎年日本からインストラクターが参加しており今回が9年目となります。

今回の合宿は「中学女子の部」「中学男子の部」「高校男子の部」の3部構成で、日本から大野真氏、小野剛氏、鎌田安久氏が参加。台湾各地から集まった選手や指導者達に講義や実技の指導、リフレッシュ研修会でのレクチャーなどを行いました。

インストラクターコメント

大野真 JFA女子ナショナルトレセンチーフコーチ
7月8日から台湾で行われた「チャイニーズ・タイペイ アカデミー夏期合宿・女子の部」に参加しました。1日目の午後に集合し、1泊2日の指導者研修会を行い、その日の午後から選手を迎えて2泊3日のトレセンのキャンプを行う形で、中学生の部(選手60名:指導者20名)、高校生の部(選手20名:指導者12名)に分けて、2回行いました。台中にある大学のグラウンドと宿泊施設を使って行った今回のキャンプは、実技は指導者研修会で行った内容を基に、現地の指導者が選手に指導する形で行いました。実技のテーマは「守備(積極的にボールを奪う)」「ポゼッション(組み立て)」「フィニッシュ(ゴールを奪う)」の3つを行い、最終日はゲームを通じて成果の確認をしました。中学生、高校生共に選手は明るく、積極的にトレーニングに取り組んでいました。その大きな要因には、指導者の真摯な取り組みがありました。今回トレセンに参加した指導者には女性指導者が多く、実技力も高い上に指導に対する情熱があり、特に改善能力の高さに素晴らしいものがありました。毎晩行う指導者のミーティングでは、トレーニングの準備からコーチング法、生活面の指導に至るまで話し合い、次の日には確実に改善されていました。また、補助学生としてキャンプの運営を行った体育大学の女子学生の献身的なサポートも成功の大きな要因でした。選手のみならず、指導者、スタッフの真摯な取り組みは、台湾の女子サッカーの将来に向けた財産だと感じました。

鎌田安久 JFAインストラクター
台湾全土から集まった熱心な指導者約20名に対する講義・実技指導と、期間の後半はU-18の選手48名に対する(受講指導者の指導実践を交えた)実技指導を行いました。指導者に対しては、特に世界のサッカーの基準を踏まえ、観点を整理してプレー分析をすること、また分析した基準についていかに選手の思考を停止させないように問いかけてコーチングすることが重要かを講義と実技、指導実践の振り返りで強調しました。選手に対しては、彼らの実技を踏まえ、改めてOFFの時に観て準備しておくことや、自分へのボールの移動中に観ておくこと、OFFとOFF同士でも観てアイデアを共有しておくことの重要性を強調しました。受講した指導者たちは、早朝の実技から夜遅くまでの講義・ディスカッションに至るまで熱心に参加してくれ、その結果、3日間の指導実践を通して、最終日のまとめの試合において選手たちに意識の改革、技能の向上を明確に見て取ることができました。今後台湾の若い選手たちの攻撃力の特徴を生かすためにも、守備や攻守の切り替え、攻守に関わる意識といったサッカーの基本について継続的に働きかけることで、台湾サッカーの可能性がさらに大きく広がることを強く感じました。

参加者コメント

・今回初めてこの合宿に参加しましたが、トレーニングの質がとても高く、練習前に鎌田先生がビデオを見せてくれながらトレーニングのテーマやポイント、テクニックについて教えてくれたおかげで、イメージをすぐに理解してトレーニングに臨むことができましたし、プレーを間違えたりミスしたりしても、周囲のコーチや先輩たちが励ましてくれてくれたので気持ちをコントロールしやすく、より練習に集中することができました。ボールをもらうタイミング、動き、組織的な守備、身体の向き、リズム、パスの質など、多くを学びました。学校でも似たような練習をしましたが、ここではもっと質を追求しようという意欲が自然と湧きました。
この3日間で世界の基準がどこにあるのかを示してくださり、ありがとうございました。地元に帰ってもここで練習したことをやり続けたいと思います。(参加選手)

・今回の合宿でとても驚いたのは小野さんのトレーニングです。教本に沿ったオーガナイズも、守備と攻撃に変化を入れるとまた新たなオーガナイズになる。わたしは宿舎に戻ってじっくり考え反省しました。小野さんの指導法には柔軟性があり、説明にも説得力があります。現代のトレーニング法を肌で感じることができました。地元に帰ったら自分のトレーニング法を見直し、自分自身がチャレンジしてレベルアップすることで、選手たちをより成長させていきたいと思います。(参加指導者)

・学習の楽しさはさまざまな意見交換だと思います。ディスカッションや指導実践を通じてそれぞれのコーチのアイデアが具体的かつ効果的な形になっていきます。トレーニングの主役は選手。なので分析がとても重要です。この研修会を受講したことにより、世界の基準とトレンドを知るだけでなく、自分自身のコーチングを深く掘り下げることができました。このような勉強の機会を与えてくれた台湾体育大学の呂先生と学生たちに感謝します。サッカーには無限の可能性が満ちていて、創造力と知識と智慧が必要とされるスポーツです。指導者もその能力を備えていなければなりません。それがあれば創造力のある選手を育成できると信じて、これからも頑張っていきます。(参加指導者)

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