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JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 C大阪と浦和が決勝の舞台へ!

2017年01月07日

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 C大阪と浦和が決勝の舞台へ!

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会は1月6日(金)、J-GREEN堺(大阪)で準決勝2試合を開催しました。

準決勝第1試合

セレッソ大阪堺ガールズ(関西1/大阪) 2-1(前半1-0、後半1-1)ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉)

メインピッチに舞台を移して繰り広げられた準決勝、C大阪とジェフの一戦は、ジェフが序盤から攻撃を仕掛けてリズムをつくります。一方、硬さの見えるC大阪も徐々にペースを上げていきます。37分、C大阪のGK西中麻穂選手が左手首を痛め、負傷交代するアクシデントに見舞われますが、代わりに入ったGK山下莉奈選手は前線へ正確なボールを送るなど、存在感を示します。試合の経過とともに調子を上げたC大阪は45分、サイド攻撃から宝田沙織選手が先制ゴールを挙げ、前半を1-0で折り返しました。

1点を追いかけるジェフは、後半に向けて藤井奈々監督から「立ち上がりに失点しないこと。相手が狙っていることをこっちがやろう」という激励を受け、ピッチに立ちました。すると55分、ジェフが得意のセットプレーから同点に追いつきます。佐藤瑞夏選手が仕掛けてCKを得ると、曽根七海選手が送ったボールのこぼれ球を宇内彩来選手が押し込みました。

前回大会の覇者で、ホームグラウンドで戦うC大阪も負傷退場した選手の思いを背負って攻撃に出ます。「(GKの西中)麻穂のためにも絶対に勝たなければいけない。それがチームというもの」(竹花友也監督)と一致団結したチームは、同点とされた7分後に再び相手を突き放します。DFの筒井梨香選手が相手最終ラインの裏にフィードを送ると、これに反応した矢形選手が冷静に決め、2-1とします。C大阪はこの後、ジェフの反撃をしのぎ切り、1点差を守って2大会連続の決勝進出を決めました。

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準決勝第2試合

スフィーダ世田谷FCユース(関東2/東京) 0-5(前半0-2、後半0-3)浦和レッドダイヤモンズレディースユース(関東4/埼玉)

関東地域予選でも対戦した世田谷と浦和の一戦、予選では世田谷が2-0で浦和を下して2位通過を果たしましたが、全国の舞台でスコアを動かしたのは浦和でした。14分、長野風花選手からパスを受けたワタリ ユキ選手が、トラップでDFをかわしてからシュートを放ち、先制点を奪いました。先制したことで余裕が生まれた浦和は、さらに攻勢を強めます。37分には長野選手が追加点を挙げ、2-0で前半を折り返します。

2点差とし、試合を優位にしながらも、気を引き締め直して後半に臨んだ浦和は、攻守の切り替えを徹底し、相手に隙を見せません。一方、ハーフタイムに修正を加え、果敢にゴールを狙った世田谷は、浦和に攻撃の芽を摘まれ、逆に点差を広げられます。55分、浦和はCKから長嶋玲奈選手が押し込んで加点すると、その5分後には、一法師央佳選手が決めて4-0に。試合終盤には髙橋美紀選手がボールを押し込んで、浦和が5-0の完封で決勝へと駒を進めました。

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監督・選手コメント

竹花友也 監督(セレッソ大阪堺ガールズ)
「相手がどうであれ、いつも通りのプレーができれば負けることはない」と選手たちを送り出しました。前半の半ばから少しずつ攻撃が機能するようになって、リードを奪いました。ハーフタイムには、「勝ちたい気持ちが上回ったチームが勝つ。アグレッシブにいこう」と後半に入りましたが、注意していたセットプレーのこぼれ球を押し込まれました。あとは、ピンチらしいピンチはあまりなかったと思います。地元の大阪ですし、どんな形でも勝って2連覇したいと思います。

矢形海優 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
相手にフリーでボールを蹴らさないよう、高い位置から守備にいきました。後半、失点して苦しい戦いを強いられましたが、決勝点の場面は良いパスが来て、あとは決めるだけだったので、冷静に決められました。ジェフにはフィジカルの強い選手が多く、戦いにくい部分もありましたが、最後は勝ち切れて良かったです。連覇の重圧も大きいですが、チーム全員で戦って、絶対に優勝できるようにしたいです。

川邊健一 監督(スフィーダ世田谷FCユース)
しっかりと守ってからカウンターを狙って、少ないチャンスをものにして勝ち切れればと思っていました。立ち上がりは自分たちのペースで試合を進められましたが、ピンチで失点を続け、我慢し切れない試合展開になってしまいました。ハーフタイムには、相手の攻撃を恐れるあまり、最終ラインが下がって全体的に間延びしていたので、距離感を詰めて、自分たちのサッカーをするように指示しました。何とか1点を取ってくれればと思っていたのですが、相手の技術の高さを前に、今回は完敗でした。

ワタリユキ 選手(浦和レッドダイヤモンズレディースユース)
ドリブルの調子が悪かったので、せめてゴール前だけでも仕事をしないといけないと思い、シュートへの意識が強かった中で得点することができました。世田谷は、私たちが関東地域予選で敗れた相手だったので、二度と負けてはいけないとミーティングで話して、気が引き締まりました。日テレ・メニーナに勝ったことによる自信も、今回の勝利につながりました。決勝は高校3年生の先輩たちにとって最後の公式戦なので、責任感を持ってプレーして、ゴールという形で勝利に貢献したいと思います。

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準決勝 セレッソ大阪堺ガールズ VS ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18

準決勝 スフィーダ世田谷FCユース VS 浦和レッドダイヤモンズレディースユース

JOCジュニアオリンピックカップ 第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

2017/1/3(火)~2017/1/7(土)
J-GREEN 堺(大阪府堺市)
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