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日常の取り組みと、これからについて ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.16

2021年01月14日

日常の取り組みと、これからについて ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.16

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは植村公亮コーチです。 

トレーニングでの取り組み

JFAアカデミー今治でコーチをしています、植村公亮です。今年で在籍5年目になります。
今回はU-14(中学2年)の取り組みについてご紹介します。

JFAアカデミー今治では週末帰省型で活動をしており、月曜日から金曜日まではアカデミーで活動し、週末や長期休暇は所属チームに戻り活動しています。今年度はコロナ禍での活動になり、様々な制限がある中での活動になりました。トレーニングでは、2学期からはA、Bの2チームにグルーピングし、学年の垣根を超えた競争を促して個人の課題に向き合いチャレンジしています。

U-14のトレーニングでは「積極的にボールを奪う」ことにチャレンジしています。
ボールを奪うことには様々な要素が必要になりますが、積極的なチャレンジやインテンシティはベースとなり選手にも良いプレーとして評価していますが、エリアやシチュエーションにおける優先順位の判断が曖昧になることが多く、テクニックの問題なのか判断のミスなのかを明確にしトレーニングで反復しています。
自陣ゴール前の守備、前線・中盤での守備とエリアを決めその中での優先順位を理解し判断していくことを追求し、攻守において優先順位を心がけることで自然と攻防が活性化し、テクニックでの課題も現れてきています。
奪う意識は高まっている中で自陣ゴール前の守備ではゴールを守ること考え、その上で相手との間合いが近くなりすぎない、相手のドリブルの左右への変化に対応しながらシュートコースから外れないことにも日々のトレーニングで取り組み、更にインテンシティが高い状況でスキルを発揮できるように質の向上にもより取り組んでいきたいと思います。
前線・中盤での守備ではボールの状況を適切に判断し、仲間、相手の位置を確認しながら連続してポジションを修正することが必要で、リスクとチャレンジをいかに判断するかも非常に重要な課題です。積極的なチャレンジを奨励しつつも、正しいポジションから予測を持ったスタートが出来ているのか注意深く観察を心掛け、個人の判断がグループ、チームでの判断、「積極的にボールを奪う」守備に発展していくよう、同時性、コミュニケーションなどにも働きかけ、今後も継続して取り組んでいきます。

中期目標作り

中学2年生になり今後の自分について考えることも必要になります。
自身の夢や目標をより明確にすることが大切ですが、日常の中でいかに自分自身と向き合い今後の自分を創造していくのかを考える入り口になります。自身の短期目標を設定し、その取り組みに対する姿勢やプロセスを経験していくことで、自分に足りないものなど様々なことを感じ成長していくきっかけになっていきます。入校時にもっていた夢を更に強く大きくしていくために、3年~5年後の自分を考えてみる。
卒校後の進路も含まれますが、どこへ行くのかが重要ではなく、どうなっていくべきなのか、そしてどうすれば夢に近づくことができるのかを中期目標作りとして取り組んでいます。
日々の生活でまだまだ失敗もあり習慣化させていくことも多いですが、ポジティブな取り組みと能動的な行動から更にチャレンジしてほしいと思うのと同時に、より選手の個性を引き出し輝けるような指導を私自身も目指していきます。

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