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JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会
[ 開会式 ] 2019/12/25(水) 
[ 競技期間 ] 2019/12/26(木)~2019/12/29(日)

群馬県

前橋ジュニアが接戦を制し、12年ぶり2回目の全国大会出場を決める

前橋ジュニア 1-0(前半0-0、後半1-0) PALAISTRA U-12

JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 群馬県大会の決勝が11月23日、前橋総合運動公園で行われました。対戦カードは、12年ぶりの全国大会出場を目指す前橋ジュニア対2年ぶりの全国大会を目指すPALAISTRA U-12の戦いとなりました。

雨の降りしきる中、群馬県の頂点を決める決勝戦がスタート。両チーム共にキックオフから強い気持ちの立ち上がりで、主導権を互いに譲らない攻防を展開しました。両チーム共に中央突破やサイドを使った多彩な攻撃を仕掛け、身体をはって守備陣がそれに対応。お互いの持ち味の良さを出しながらも、決定機をつくれず、見応えある攻防の中、あっという間に前半戦が終了しました。

ハーフタイム中も選手達は監督やコーチの話をしっかりと聞き、控えの選手達もいつ出番が来ても良い準備をしており、全国大会出場にかける両チームの強い思いが伝わってきます。

そして両チームとも選手交代はせずに後半が開始。まず後半の主導権を握ったのはパレイストラでした。高い位置からプレスを仕掛けボールを奪いゴールを目指すものの、前橋ジュニアの粘り強いディフェンスに阻まれなかなかゴールが奪えません。前橋ジュニアも徐々にペースを取り戻し、パレイストラのゴールを脅かしますが、パレイストラの固いディフェンスにブロックされてしまいます。しかし33分、ついに試合が動きました。コーナーキックから前橋ジュニアの桑原唯斗選手が難しい体勢になりながら放った打点の高いヘデイングシュートが、パレイストラゴールに吸い込まれるように決まります。パレイストラはさらに攻撃力のギアをあげ、セットプレーでは高さのある選手を前線に送り込むなどさらに多彩な攻撃を仕掛け、前橋ジュニアのゴールに迫ります。それに対し前橋ジュニアは体を張ったディフェンスで凌ぎながら、カウンターのチャンスをうかがい追加点を狙います。一進一退の攻防の末、試合終了のホイッスルが鳴り、前橋ジュニアが12年ぶり2回目の全国大会の出場を決めました。

歓喜の渦に沸く前橋ジュニアと、泣き崩れるパレイストラの選手達。全国大会にかける両チームの強い思いと持てる力を全て発揮された素晴らしい試合で、会場中から健闘を称える大きな拍手が送られていました。

監督・選手コメント

関野亮 監督(前橋ジュニア)
選手全員が全国大会に出るんだという気持ちを強く出してくれたと思います。
全員が体を張った守備で良く凌いでくれました。全国大会では、まず楽しんで、いつものプレーができるよう一戦一戦、全力で戦いたいと思います。

木村晟大 選手(前橋ジュニア)
決勝戦では、最後までチーム全員が気持ちをひとつに戦え、勝利できたことが本当に嬉しかったです。
全国大会では、群馬県の全てのチームの思いを背負って、前橋ジュニアらしいサッカーをして全力で戦ってきたいです。

桑原唯斗 選手(前橋ジュニア)
このチームで優勝することが出来て嬉しかったです。全国大会では1点でも多くゴールを決めて優勝したいです。

大関駿 選手(前橋ジュニア)
県予選では、決勝戦まで12得点をあげ、決定力とドリブルを武器に戦ってきました。でも、決勝戦では満足出来るプレーが少なかったので、全国大会では自分の持ち味を十分発揮して、チームの勝利に貢献したいです。また、群馬県代表として最高の成績を残したいです。

優勝 前橋ジュニア
準優勝 PALAISTRA U-12
3位 / 4位 ジェダリスタ / 沼田サッカークラブ
努力賞 PALAISTRA U-12
グッドマナー賞 ジェダリスタ

  • 準優勝:PALAISTRA U-12

  • 3位:ジェダリスタ

  • 4位:沼田サッカークラブ

開催期間

中央大会

10/26(土)〜11/23(土・祝)

決勝会場

前橋総合運動公園

出場チーム

出場チーム一覧(PDF)はこちら

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