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青森山田、湘南などが準々決勝に進出 高円宮杯JFA第30回全日本U-15サッカー選手権大会

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2018年12月24日

青森山田、湘南などが準々決勝に進出 高円宮杯JFA第30回全日本U-15サッカー選手権大会

高円宮杯JFA第30回全日本U-15サッカー選手権大会は12月23日(日)に、群馬県と大阪府の2会場で2回戦8試合を実施しました。

ピックアップマッチ1

青森山田中学校 2-1(前半0-1、後半1-0、延長前半0-0、延長後半1-0)セレッソ大阪U-15

J-GREEN堺での第1試合では、初のベスト8進出を狙う青森山田中学校(東北1/青森)と地元の応援を背に受けたセレッソ大阪U-15(関西5/大阪)が対戦しました。序盤から拮抗した展開が続く中、先手を奪ったのはC大阪。25分に、小河詩朋選手のシュートから、左CKを獲得すると、ゴール前に上がったキックをDFの角田倫伝選手が頭で合わせました。

警戒していたセットプレーから失点した青森山田は、すぐさま動き、「攻撃的に行くぞというメッセージを込めて」(上田大貴監督)本田真斗選手を投入。サイドからの突破で攻撃を活性化させると、後半開始直後の45分には相手のクリアミスを拾った本田選手がゴール右下に同点弾をたたき込みます。ここからはC大阪の向井颯選手のスピードに手を焼く場面もありましたが、集中力を保った守備で、失点を回避し、延長戦に持ちこみました。

延長戦では両チームともに疲れの色を見せながらも、決定機を演出しましたが、ゴール前での精彩を欠き、ゴールネットを揺らすまでは至りません。PK戦も視野に入る中、スコアが動いたのは95分でした。青森山田はカウンターから、小野暉選手が左を突破すると、ゴール前に入れたパスを松木玖生選手が落ち着いて押し込み、2-1で試合を終えました。

ピックアップマッチ2

アルビレックス新潟U-15 0-6(前半0-3、後半0-3)湘南ベルマーレU-15

アルビレックス新潟U-15(北信越2/新潟)と湘南ベルマーレU-15(関東5/神奈川)が激突した第2試合は、「油断せず強い気持ちを持って楽しみながらサッカーができれば勝てると信じていた」(竹田舜選手)という湘南が試合開始と同時にチャンスをつくります。効果的にサイドチェンジを交えた攻撃で新潟を押し込むと、16分には山崎悟選手のFKを石田怜也選手がボレーで押し込み、先制に成功。続く18分には、右サイドから園田翔也選手が上げたクロスが直接ゴールネットを揺らし、リードを広げました。

立て続けの得点で勢いに乗った湘南は、21分に園田選手がこの日2点目をマーク。前半のうちに試合の大勢を決めたものの、後半も攻撃の手を緩めません。43分には、MF石川玄大選手のパスから、ゴール前を抜け出した石田選手がゴールネットを揺らすと、48分にも園田選手のクロスをFW石井大生選手が頭でたたき込みました。その後も園田選手がハットトリックを達成し湘南が6-0で勝利。準々決勝の川崎フロンターレU-15(関東6/神奈川)戦に向け、竹田選手は「同じ関東のチームで負けられない戦いが続きますが、今まで通り自分たちらしく試合を楽しみたい」と意気込みました。準々決勝は25日(火)に、群馬県と大阪府の2会場で行います。

監督・選手コメント

内田将弘 選手(青森山田中学校)
相手は小学校時代にプレーした古巣だったので、気合が入っていました。コーチ陣からも「緊張しているんじゃない?」と言われたりもしました。正直、昨日からそわそわしていたのですが、相手がどうであれやるべきことは変わりません。先制点を奪われ、気持ちが落ちたりもしたのですが、後ろの選手やキャプテンの松木が鼓舞して、盛り上げることができました。思い切りやった結果、古巣に勝てたのは良かったです。チーム史上初の準々決勝進出を決めて、山田の歴史を塗り替えることができましたが、満足せずに優勝を目指して、全員で戦っていきたいです。

西村昴 選手(セレッソ大阪U-15)
試合前から球際やセカンドボールが勝負の鍵になると言われていました。1点リードで前半を終えた所までは良かったのですが、後半は早い時間帯に自分たちのミスで追いつかれ、苦しい試合にしてしまいました。最高の仲間たちと日本一を目指していたので悔しい結果で終わりましたが、チーム全員で同じ方向を向き、最後まで諦めることなく戦い続けたのは良かったと思います。高校では中学で成し遂げられなかった日本一を目指し、新たなメンバーと頑張っていきたいです。

内田潤 監督(アルビレックス新潟U-15)
技術や判断だけでなく、フィジカルで見ても湘南の方が明らかに上でした。まったく何もできなかったと言うとそうではなく、良いシーンはつくり出せましたが、回数が少なかったです。この一年、サッカーだけでなく、人間的な部分でも成長を感じる選手がたくさんいました。最後は悔しい結果で終わりましたが、彼らの取り組みには感謝したい。だからこそ、湘南相手でも五分で渡り合えるものを身に付けさせてあげたかったです。

浮嶋敏 監督(湘南ベルマーレU-15)
立ち上がりに良い形で2点が取れたことで、相手がバランスを崩し、点が取りやすい状況になりました。あの2点が無ければ、6点も取れていたかは分かりません。大差になりましたが、スコア通りのゲームではなかったと思います。ただ、普段の力が出せないゲームがいっぱいある中で、自分たちがずっとやってきた相手のボールを奪いにいく攻撃な守備ができたのは収穫でした。これだけ良い大会に参加させてもらっているので、次戦以降も楽しみながら自分たちの力を出していきたいです。

高円宮杯 JFA 第30回全日本U-15 サッカー選手権大会

大会期間:2018年12月22日(土)~2018年12月28日(金)
会場:
1回戦~準々決勝 前橋フットボールセンター・前橋総合運動公園(群馬県)、J-GREEN 堺(大阪府)
準決勝~決勝 味の素フィールド西が丘(東京都)

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