JFA.jp

JFA.jp

EN

SAMURAIBLUE

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > SAMURAI BLUE 2021年 > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】SAMURAI BLUE、伊東選手のゴールでベトナム代表に勝利で3位浮上

ニュース

【Match Report】SAMURAI BLUE、伊東選手のゴールでベトナム代表に勝利で3位浮上

2021年11月12日

【Match Report】SAMURAI BLUE、伊東選手のゴールでベトナム代表に勝利で3位浮上

SAMURAI BLUE(日本代表)は11月11日(木)、FIFAワールドカップのアジア最終予選(Road to Qatar)第5戦でベトナム代表とハノイのミー・ディン・スタジアムにて対戦。伊東純也選手(KRCヘンク)のゴールで1-0の勝利を収めて3勝目を挙げ、グループBの3位に浮上しました。日本は16日(火)にマスカットでオマーン代表と対戦します。

日本は2勝2敗でグループ4位に付け、無条件での出場権獲得となる上位2位以内に入るためには勝点を落とせない重要な一戦。そこに、欧州組11人が移動トラブルで到着が遅れて全体練習は試合前日の1回のみという異例の準備状況が重なりましたが、SAMURAI BLUEは10月からの良い流れを生かして結果を手にしました。

日本は10月第2戦で勝利を収めたオーストラリア戦で採用した4-3-3をこの試合でも採用し、先発メンバーも右サイドバックに山根視来選手(川崎フロンターレ)を起用する変更にとどめて臨みました。

日本は5-3-2で守備を固めるベトナムに対して、中盤の守田英正選手(CDサンタ・クララ)が左サイド張り気味に幅を取って攻め、オーストラリア戦に続く先発の田中碧選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)や、前線の南野拓実選手(リバプールFC)や大迫勇也選手(ヴィッセル神戸)、伊東選手らと絡んで相手ゴールに迫る場面を作ります。

試合が動いたのは前半17分でした。

ピッチ中央でボールを受けた大迫選手が南野選手へ落とすと、南野選手が左サイドをドリブルで攻め上がり、逆サイドをトップスピードで駆け上がってきた伊東選手へ丁寧にパスを送ります。伊東選手は、相手DF2枚の裏からゴール前に抜け出して左足で合わせ、ゴールネットを揺らしました。

ペースをつかんだ日本はその後40分にも大きな決定機を作ります。

相手CKでのクリアから自陣でパスを受けた伊東選手はそこからスピードを生かしたドリブルで持ち上がると、ペナルティエリア左で相手DF一人をかわして内側に切り返し、鋭く右足を振って再びゴールネットを揺らします。しかし、このゴールはVARチェックで味方にオフサイドがあったとして取り消され、日本の2点目とはなりませんでした。

ベトナムは、ここまで4戦全敗でグループ最下位ながらもホームスタジアムに集まった11,000人を超えるファンの声援を力に積極的な姿勢を崩さず、ボールを持つと素早いドリブルでカウンターを仕掛けて、ミドルレンジからもゴールを狙う姿勢を見せます。しかし、日本はハードワークと冷静な対応で大きな決定機を作らせません。

前半を1-0で折り返した日本は、追加点を求めて後半も攻勢を緩めず、60分過ぎには中山雄太選手(PECズヴォレ)と浅野拓磨選手(VfLボーフム)を投入。さらに75分にはMF柴崎岳選手(CDレガネス)と古橋亨梧選手(セルティック)を送り出します。

64分には左サイド前のスペースへ走り込んだ浅野選手がパスを受けてシュートを狙い、82分にはペナルティエリア左に入った古橋選手のヒールパスを受けた柴崎選手が右足を振って連続シュートを放ちますが、これは相手DFとGKに阻まれました。さらに、85分には柴崎選手のシュートのリバウンドに守田選手がゴール前で詰めましたが、相手GKに押さえられました。なお、守田選手はイエローカードを受けて累積2枚目で次節は出場停止となりました。

日本は守備の意識も高く、終盤には原口元気選手(1.FCウニオン・ベルリン)を投入して試合を締め、追加点は奪えなかったものの1-0で勝利を手にし、勝点を9に伸ばしました。ベトナムは5連敗です。

この日の他会場で、グループB2位のオーストラリアがホームで首位のサウジアラビアと0-0で引き分け、オマーンは中国と1-1と引き分けました。

この結果、3勝2敗とした日本はオマーンに勝点2差のリードを奪って3位に浮上し、2位オーストラリアとの勝点差を1に縮めました。日本が16日(火)にアウェイで対戦するオマーンは、2勝1分2敗の勝点7で4位に後退です。

なお、グループAでは首位のイランがアウェイでレバノンに2-1で勝って勝点を13に伸ばし、韓国はホームでUAEに1-0で勝利して3勝2分の勝点11で2位をキープ。イラクはドーハで開催したホーム試合でシリアと1-1で引き分け、勝点1を得たイラクが4位に浮上し、UAEが5位に後退。シリアは6位で変わりません。

監督・選手コメント

森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
ワールドカップへ向けて勝たなければいけない試合を、アウェイでの厳しい環境のなか、勝点を落としてもおかしくないような素晴らしい相手と戦って、選手たちが無失点で勝利を掴み取ってくれたことが、我々にとってワールドカップへ向けて前進することになり、結果として良かったと思っています。得点は1得点でしたが、伊東選手が奪ってくれて、2点目は残念ながらVARで得点を取り消されましたが、素晴らしいゴールで、2点目と認められていてもおかしくないゴールでした。そういう意味では、1得点以外にもチャンスを作ることができて決めることができたと前向きに考えたい。ベトナムは非常に素晴らしいチームだったので、まず選手たちのファイトを称えたいと思います。
欧州から合流する11人の選手たちが給油地で足止めになって大幅に準備のプランは狂いましたが、選手たちが機内に閉じ込められている時間に焦ったりせず、落ち着いてコミュニケーションを取って、個々のメンタルとフィジカルの回復に努めてくれたのが良かったと思います。到着した11人の顔を見た時に、みんなすごくいい顔をして疲れている様子が見受けられなかったので、1日の練習で「やれるな」と思いました。こちらでトレーニングした選手たちも、合流した時に短い時間で合わせていこうと努力をしてくれました。限られた時間のなか、コミュニケーションをうまくとってくれて、試合へ向けてイメージの共有をしてくれました。アクシデントや想定外を、それも含めて想定内だと落ち着いて準備してくれたことが結果につながったと思っています。
次のオマーン戦はアウェイで厳しい戦いになると思いますが、我々が勝ってワールドカップへ向けて前進できるように最善の準備をしたいと思います。

DF #22 吉田麻也 選手(サンプドリア/イタリア)
短い時間ですり合わせるのは難しかったのでミスやうまくいかない部分もありましたが、その中で勝点3を獲ることは最低限の課題でした。そこをクリアして、ほっとしています。コンディションが悪かったり、移動が大変だったりという中でみんなが精いっぱい力を出し切ったと思います。セットプレーでもチャンスがあったので点が取れればもっと良かった。このシリーズの2試合では確実に勝って勝点6を積み上げたいと思っていたので、まだ前半が終わったところです。後半戦のオマーン戦に向けて、移動も含めて戦いだと思っています。ここからいい準備をして、少しでもいいコンディションで試合に臨まなければいけないですし、今日うまく行かなかった部分も移動中に話し合って、チームのプレーの内容をもっと良いものにしていきたいと思っています。オマーンを過少評価してはいけないですし、自分たちのことも過小評価すべきではありません。自信を持って次の2戦目に臨みたいと思っています。

MF/FW #6 遠藤航 選手(VfBシュツットガルト/ドイツ)
内容には全然満足していませんが、とりあえず勝点3とれたことはよかったと思います。2点目を取れれば最高の展開でした。相手をゼロで押さえたのでそこは評価したいと思いますが、課題もまだまだあるという感覚です。次へ向けて気持ちと体の準備をしっかりしたいと思っています。1日しか練習できなかった選手たちは、少し厳しかったかもしれないですが、できる限りの準備はしっかりしました。前回のオーストラリア戦と同じで僕がアンカー気味でプレーして、攻撃については田中選手と守田選手のところで数的優位を作ることが多かったので、僕は動き過ぎずに真ん中にいる方がいいと考えてプレーしていました。オマーンはホームで対戦した時はブロックで守ってきました。どう点を獲るかが課題になります。最後の思い切りや意外なひらめき、アイデアをどう出せるかというのもありますが、大事なのは思い切りを持ってやっていくことや、人数をしっかりかけるというところだと思っています。

MF/FW #13 守田英正 選手(CDサンタ・クララ/ポルトガル)
そこまで納得いく試合ではなかったですが、絶対に勝つことが求められていた試合で、コンディションも万全ではなかったですが、その中でも勝つことができたのはプラス材料です。海外でやっていて移動が多いのは分かっていますし、アクシデントも起こる世界です。プロである以上、そういうことは理由にならないので、結果を得たことは前向きに捉えていいと思っています。ただ、セットプレーがたくさんあったにもかかわらず、得点できていないですし、惜しいというシーンもあまりなかった。もっと突き詰められると思います。4-3-3の良い部分はまだ生かしきれていないですし、まだまだチャンスは作れると思っています。相手がブロックをしいて5-4-1のようになると聞いていたので、幅を取ることが必要と考えて前半は開き気味でプレーしましたが、少し遠すぎました。バランスを見てやることが必要だと感じました。今日の試合でイエローカードもらったので累積2枚目で、チームに迷惑かけてしまいます。悔しいですが、次はチームをサポートしたいと思います。

MF/FW #14 伊東純也 選手(KRCヘンク/ベルギー)
ゴールの場面は、カウンター気味に南野選手がうまく裏へ抜けたので、相手の前に入って速いボールが欲しいと思っていたら、ちょうど南野選手からいいボールが来た。あとは押し込むだけでした。もっと点を入れて勝ちたかったが、しっかり勝てたので良かったと思います。今日の試合はコンディションの面では難しいところがありましたが、短い時間でもみんなで話してうまく合わせられたかと思います。初めてのメンバーではないので、時間の短さは言い訳にできません。(足止めになった)飛行機のなかでしっかりリカバリーできるようにして、できるだけリラックスして回復させることを考えていました。次のオマーンとは前回ホームで負けているので、しっかり借りを返したい。勝って次へつなげたいと思っています。前回はサイドから結構チャンスをつくれていたがゴールにならなかったので、今度はしっかりゴールに結び付けたいと思います。今日も何回か自分の特長を出せたと思うので、そこをもっと合わせられるようにしたいです。

MF/FW #17 田中碧 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
勝点3を獲れたのが一番の収穫です。1-0だと内容が悪く見られがちですが、1-0で進めるのも簡単ではなかったですし、しっかり勝点3を獲ることが目標だったので良かったと思います。自分がボールを触る回数は少なかったですが、相手が5バックだったので、なるべくポジションを我慢しながら間でプレーすることを心がけていました。ただ、そこでもっともっと違いを作らなければいけないと感じました。そこのクオリティが上がればゴールにつながるチャンスが上がるので、クオリティをもっと上げていきたいと思っています。次のオマーンは難しい相手だと初戦を見ていて感じました。すごく統率の取れたチームだと思いますが、相手を見てサッカーができればもっと良くなると思います。ゲーム内容はどうあれ、必ず勝点3を取らなければいけないので、しっかり準備してやりたいです。

アジア最終予選(Road to Qatar)

2021年11月11日(木) 19:00 キックオフ(日本時間 21:00)vs ベトナム代表
会場:ハノイ(ベトナム)/My Dinh National Stadium
大会情報はこちら

OFFICIAL PARTNER
KIRIN
OFFICIAL SUPPLIER
adidas
SUPPORTING COMPANIES
  • 朝日新聞
  • SAISON CARD
  • 大東建託
  • Family Mart
  • JAPAN AIRLINES
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • Toyo Tire Corporation
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー