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#41 Failure is not an option

2012年03月28日

先日、ケネディー・スペースセンターに行って来ました。このケネディー・スペースセンターは、
フロリダ半島の東海岸側、すなわち、大西洋岸中央にあり、ケープ・カナベラル(Cape Canaveral)に
位置しています。大学のあるタラハシーからは、車で約5時間の道のりでしたが、到着してからすぐに
目に入ってきたのがこの“Failure is not an option”でした。


 
この言葉は、アポロ13号が、月に向かう途中に事故に遭遇しながら、劇的に帰還しました。
その際に、ミッションコントロールセンターが重要な役割を果たしました。その主席管制官の
ジーン・クランツ(Gene・Kranz)氏が、力強く発した言葉とされています。

1961年5月15日に故ジョン・F・ケネディー大統領が演説を行い、それを受けて「1960年代中に月への
有人飛行を実現する」とした月飛行計画が発表され、1960年代から1970年代にかけてアポロ計画を
実施しました。
アポロ計画は、1969年アポロ11号が初めて月面着陸に成功し、これを含めて全6回の有人月面着陸に
成功しました。このアポロ計画では、人間を月に送り、安全に帰還させるという当初の目的を達成する
という大きなミッションがありました。しかし、アポロ計画を遂行する上で、最初のアポロ1号を打ち上げる
ための訓練中に、発射台上での火災事故で、3名の飛行士が死亡しています。
これを受けて、より安全にこのミッションを遂行するために計画を立て直しました。そして、アポロ11号の
月面着陸に成功したのです。

しかし、1970年アポロ13号において、月に向かう軌道上でタンクが爆発した事故により、再び人命
に関わる大きな事故に遭遇しました。これにより月面着陸は断念せざるを得なくなりましたが、乗組員
たちは地上の管制官や技術者たちの援助と、そして何よりも彼ら自身の優れた危機管理能力により、
「人間を月に送り、安全に帰還させる」という当初の目的を達成。無事に地球に帰還することができました。
ケネディー・スペースセンターでは、これらの貴重な資料や映像、そして、スペースシャトルの発射台などを
見学することができました。




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