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#3 エリートキャンプ

2011年07月26日

チームキャンプが終了した翌日の20日より今度は、個人を対象としたエリートキャンプが始まりました。
これは、昨年村上ひかるが参加したキャンプです。U12からU17まで総勢約140名が参加しています。

初日は、全員で、ヘッドコーチのMark氏とポルトガル人Rui氏が、基本的なボールテクニックトレーニング
を行います。その後、日陰に移動して、関わるコーチの紹介や夜に行われる7vs7トーナメントのチーム
発表を行いました。7vs7トーナメントは、選手たちは、ゲームを楽しみますが、コーチ達は、明日以降の
チーム構成をつくるための評価を行います。それも、素早く5段階評価を作成します。



2日目は、昨日の評価を判断基準にして、練習を行うチームと試合を行うチームの2つを編成します。
私は、練習に関しては、グループ4を担当し、試合のチームは、もちろん『チーム・ジャパン』です。
練習は、2セッションあり、それぞれ1時間行います。
セッション1は、3つの練習を20分ずつ行います。3グループあれば、コーチが1つの練習を3グループに
行います。私は、2グループでしたので、Josh氏がターン、私が、パッシング&レシービング、2人でボール
ジャグリングを指導します。
セッション2は、Josh氏が、1vs1の守備、私が、1vs1の攻撃、2人でクロッシングとフィニッシングを行い
ました。



今回は、チームコーチがいませんので私一人で孤軍奮闘と言うところですが、ノースフロリダ大学の学生
が補助として関わっており、サポートしてくれました。
ランチを皆で食べに行きますが、内容は、サンドイッチと果物、ポテトチップです。いかにもUSですね。
ここでは、つたない英語を使いながら何とか皆とコミュニケーションを取りにチャレンジです。
どこから来たのか?何歳?などなど…全員がポテトチップを食べながら談笑です。

午後は、Rui氏のテクニカルレッスンです。キックにフォーカスしたトレーニングを行い、ショートパス、ボレー、
そして最後はフィニッシュです。Rui氏は、ポルトガル人ですが、USの大学で活躍し、その後、指導者として
活動しています。

フレッシュフードで、全員で夕食です。このフレッシュフードは、大学内にあるレストランです。
アカデミー生も毎年に食事に行っている場所ですね。サンドイッチ、ハンバーガー、パスタ、ピザ、ミート料理、
サラダ、フルーツ、デザート、飲料とバッフェスタイルの美味しいレストランです。
この日は、サッカーの他にアメリカンフットボールのアカデミーも食事を取っており、とても賑わっていました。
フレッシュフードから直接、試合ピッチに向かいます。

今日の『チームジャパン』は、Josh氏率いる『チームジャーマニー』全員のポジションの希望を聞きながら、ポジ
ションごとにキャプテンを決めて、キックオフを迎えます。開始3分で2失点。その後持ち直したものの、お互いに
得点の取りあいのゲームとなり、4-7で敗戦。『チームジャパン』のモチベーションは下がります。
さて、どうやって今日のゲームの説明をしようかと考えている時間もなく、すぐに全員集合。そこでは、各チームの
コーチが2分ほど今日のゲームについての説明をしなければなりません。ウ~ン…コミスキで習ったナンバリング
を使って説明しようと決意。今日のゲームは、3つ良いポイントがありました。1つ…2つ・・・最後に…。
コーチ陣からGood job!と声を掛けられてホット一息。
それもそのはず、英文は、壮一郎氏(FSU大学院生でアカデミーUS遠征でもスタッフとして関わっています)が
ヘルプしてくれました。



3日目は、午前中は、練習です。1セッションは、コンビネーションとポゼッション。私は、コンビネーションプレーを
担当しました。20分が持ち時間ですが、W-Upから入るとどうしても30分近く使ってしまいます。
コーチングに関しては、シンプルな言葉でキーになる言葉を言い続けました。

2セッション目は、スピード&ストレングスです。アカデミー生も良く知っているドゥワンさんのトレーニングです。
100人近い選手たちを一人で手際よくポイントをフォーカスしてコーチングしていきます。このトレーニングを見て
いるとポテンシャルの高い子は、すぐにわかります。



フレッシュフードで夕食を取った後、再び試合です。今日は、Eric氏率いる『チームフランス』とChip氏率いる
『チームフランス』と対戦です。今日は、奥の手を使って準備しました。アシスタントコーチに壮一郎氏に入って
もらい英訳して指示を出しました。昨日とは違って、多くの選手たちが質問をしてきました。
あー言葉って大切だ…選手の皆さんホントごめんなさい。

夜は、セミノルズナイト。試合のチームごとにスタンツを行います。USの子供たちは、ポジティブで積極的です。
 


最終日。チームジャパンとしてEric氏率いる『チームスウェーデン』、Josh氏率いる『チームジャーマニー』と対戦
しました。少しずつチーム内でコミュニケーションがとれるようになり、試合中もここが問題点だからこうすると
いいよ。などと伝えながら、なんとか最終戦に3-1で勝利。ホッとしました。

最後のセッションは、4vs4のワールドカップです。予選リーグを行った後、ファイナルは、メインフィールド。
盛り上がりました。
4日間ピッチ上だけでなく、各選手の評価表、そして、コメントを書かなければならなく、心身ともに鍛えられた
4日間でした。
 



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