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なでしこジャパン佐々木監督、「準備はできている」 ~FIFA女子ワールドカップ R16オランダ戦へ~

2015年06月23日

なでしこジャパン佐々木監督、「準備はできている」 ~FIFA女子ワールドカップ R16オランダ戦へ~

なでしこジャパンの佐々木則夫監督は6月22日、FIFA女子ワールドカップ カナダ2015のノックアウトステージ1回戦(ラウンド16)のオランダ戦を翌日(日本時間24日)に控えて、「次のステージへ進むための良い準備ができている」と語りました。

この日の午前にバンクーバー市内でチームの練習を終えた指揮官は、夕方、試合会場となる市内中心部にあるBC Place Stadiumで公式記者会見に臨みました。

グループCを首位で突破後、オランダ戦までの4日間の練習でチームの連係を強化したことを明かし、「非常にテンポよくここまでできている」と話しました。

初出場3ヶ国が対戦相手だったグループステージからノックアウトステージへ進出したことを訊かれると、佐々木監督は「どのチームも非常にチャレンジ精神旺盛な戦い方をしてきた。1点差という厳しい3試合を勝ち進んできたことで、我々には成長がある」と指摘。さらに、「一戦一戦、さまざまな反省を踏まえてやっている。明日の試合も簡単でないことは選手たちが一番よく分かっている。しっかり結果を出して次のステージへ進むために、精神面、技術面、チームワークの面でも非常に良い状態で準備ができている」と話しました。

チームはこの日の練習も冒頭15分以外を報道陣に非公開として、実戦形式などで攻守両面での動きの確認を行いました。

今大会のオランダはFIFA女子ワールドカップ初出場ながら、グループAでニュージーランドに1-0、中国に0-1、開催国カナダと1-1で引き分けて3位で通過。欧州予選では11勝2分け1敗という好成績で予選プレーオフへ進み、イタリアやスコットランドを退けて出場権を獲得しています。

スウェーデンのクラブ所属のLieke Martens (#11) とManon Melis (#7) とドイツのFCバイエルン・ミュンヘン所属のVivianne Miedema (#9) の前線の3選手が、スピードを活かした攻撃を仕掛けるのが特長です。

日本は、オランダとは過去に2度対戦して2勝。前回の対戦は2008年のキプロスカップ(○2-1)でした。

DF岩清水梓選手(日テレ・ベレーザ)は当時のことはあまり参考にならないとして、「対戦したことのない相手として対戦する。そこは経験を積んで来ている」と、グループステージでの経験を示唆。「結果を出したい」と語りました。

佐々木監督は、「ノックアウトステージは前回大会までは3戦だったが、今回から4戦ある。その4戦の中にドラマは絶対にあると思う。良いドラマにしていきたい」と話しています。

なお、他会場ではノックアウトステージ1回戦の2試合が行われました。前回大会準優勝でグループD首位突破のアメリカがグループF 3位通過のコロンビアを2-0で下しました。一方、グループFを2位で突破したイングランドは、グループB 2位のノルウェーに2-1の逆転勝ちを収めて8強進出を決めました。準々決勝ではアメリカは中国、イングランドはホスト国のカナダと対戦します。

監督・選手コメント

佐々木則夫 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
グループステージの戦いぶりを踏まえて練習に取り組み、ボールの動かし方や連係連動のテンポも良くなってきています。グループステージで1点差という厳しい試合を勝ち進んできたことで、我々には成長があります。明日の試合も簡単な試合でないことは選手たちが一番よく分かっています。オランダは初めてのFIFAワールドカップですが、彼らの戦いぶりは我々には十分脅威です。明日の試合でしっかり勝って次のステージへ進むために、我々も精神面、技術面、そしてチームワークの面でも非常に良い状態で準備ができています。

MF #8   宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
チームは大会に入って徐々に上がってきていると思います。グループステージでは大量得点の試合はなかったですが、必ず1点獲っているので、そこは継続していきたいです。自分としてはチームのためにできることを全てやりたいですし、仲間とどういうプレーをするのかというところを意識してやっています。ノックアウトステージでは最後まで何が起こるかわかりません。90分で試合を決めるつもりで、90分間集中力を切らさずに全員で戦いたいです。

MF #13   宇津木瑠美 選手(モンペリエHSC/フランス)
一発勝負で大事なのは気持ちだと思います。4年に一度ですし、うまい下手を見せ合う試合ではなく、点を獲る、獲られない、戦えるかどうかが一番大事だと思います。そういう気持ちで臨んで、最後はどちらのチームが笑っているかです。いろいろなやり方があると思いますが、最終的には戦えた方が勝つと思います。自分自身は個性を出すことを継続してやり続けながら、無失点に抑えることに集中してやっていきたいと考えています。

MF #6   阪口夢穂 選手(日テレ・ベレーザ)
バンクーバーに戻って来ることがグループステージの目標の一つでもあったので、明日の試合はまたバンクーバーでできるということで非常に楽しみです。オランダはスピードもあって縦に速いので、速攻やカウンターには注意したいです。人工芝でのプレーは普通の芝生とは感覚が違いますし、練習場と試合会場でも質感が違うので苦戦していますが、条件はどのチームも同じなので全く言い分けになりません。(どこでも)すぐに順応できるように心がけています。

Roger REIJNERS オランダ女子代表監督
前回大会王者の日本との対戦は難しいですが、こういう試合こそやりたいと望んでいました。我々にとってはこれまでで最も大きな試合で、非常にわくわくしています。日本は特別なクオリティを持った非常に良いチームで、見る者を楽しませるサッカーをします。我々も2013年のUEFA欧州選手権での経験を踏まえて、2年かけて攻撃力の充実を図ってきました。明日へ向けて攻撃陣の準備は出来ていますし、得点機会を得たら、必ずモノにするつもりでいます。もちろん、良い結果になることを望んでいます。

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

決勝トーナメント ラウンド16
なでしこジャパン(日本女子代表) vs オランダ
日本時間 6/24(水)11:00 キックオフ(予定)

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