WEリーグ　チェア　髙田春奈
日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が設立されて3シーズン目を迎えました。昨年はFIFA女子ワールドカップが開催され、サッカー界から様々な国の女性たちに勇気や希望を与えるイベントとなりました。WEリーガー14名を含む、なでしこジャパン（日本女子代表）はレベルの高いサッカーを見せ、大会を盛り上げてくれました。今、女子サッカーが急激に進化しています。そのレベルアップの先に女性のエンパワーメントが待っています。
3月8日、国際女性デーを女子サッカーデーとし、サッカー界の内外の人々が改めて女子サッカーの魅力に触れ、元気をもらえる一日になれば、これ以上嬉しいことはありません。秋春制をとっているWEリーグは3月2日にリーグ戦再開、アマチュアの全国リーグなでしこリーグは1部、2部共に3月16日に開幕いたします。全国にあるクラブ、そしてそこに所属する選手が、少しでも多くの女の子たちの憧れとなり、女性も男性も生き生きと自分らしく生きられる社会につなげっていけるよう、リーグ、クラブ、選手のみならず、サッカーファミリーと手を取り合っていきたいと思います。

一般財団法人日本ビーチサッカー連盟　理事　河原塚毅
今年も、3月9日～10日の2日間、沖縄県西原町で「第6回Beach Soccer地域女子チャンピオンズカップ」が開催されます。
2019年3月に同会場でスタートしたこの大会、第2回・第3回大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開催できませんでした。
こうした状況にあっても全国のビーチサッカー女子は、情熱を失うことなく各地域で地道にプレーを続けてきました。
女子選手たちがプレーする姿でいつも感動を覚えるのはその「笑顔」です。笑顔がサッカーを輝かせ、そしてその輝きがピッチの外にも広がっていくのを感じています。
3月8日を笑顔で輝くためのキック・オフの日として、今年もお祝いしたいと思います。
そして皆さん、ハダシのなでしこ達へのご声援、よろしくお願いいたします。

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟　会長　北澤豪
日本障がい者サッカー連盟（JIFF）および7つの障がい者サッカーでは、ジェンダーや障がいの有無に関わらず誰もがサッカーを楽しめる環境づくりを進めており、グラスルーツでのプレー機会の充実のほか、誰もが世界へ挑戦できるよう新たなカテゴリーの創設や、指導者や審判の育成などにも取り組んでいます。
2023年5月には、障がい者サッカーとしては15カテゴリー目となる「CPサッカー女子日本代表」が新設されました。
また、障がい者サッカー日本代表によるJFAサッカー日本代表ユニフォームの順次着用が開始され、デフフットサル女子日本代表が世界選手権で優勝した姿は、選手のみならず子ども達にも大きな夢や可能性を広げています。
JIFFは今後もサッカー環境だけでなく、当事者を取り巻く日常においても、違いを超えて誰もが活躍できる共生社会の実現を目指し、今年も「女子サッカーデー」の取り組みに賛同いたします。

一般社団法人日本フットボールリーグ　理事長　加藤桂三
日本フットボールリーグ（JFL）にはヴィアティン三重レディースがなでしこリーグ2部に参加しているのをはじめ、それ以外にもヴェルスパ大分、高知ユナイテッドSCには女子チームがあり、将来はWEリーグ、なでしこリーグを目指しております。彼女たちはトップチームのホームゲームの試合運営でも重要なポジションで活躍して頂いており、また同じ地域で活動しているなでしこリーグのチームの方々にも試合会場では多大なる協力を頂き主催者としては大変感謝しております。
今年は各チームとも昨年以上にミニゲームやサッカー教室等の前座イベント、エスコートキッズ等の試合前セレモニーを予定しており、スタジアムに来てそのようなイベントに多くの少女達に参加していただければ幸いです。今年度もリーグとしてはこのような場を多く提供することで普及のお役に立てればと考えており、「女子サッカーデー」啓蒙活動に賛同させていただきます。

一般社団法人日本フットサルトップリーグ　理事長　藤口光紀
日本フットサルリーグ（Fリーグ）と日本女子フットサルリーグは、誰もがサッカー・フットサルを楽しむことができる環境を目指しております。
日本女子フットサルリーグでは、「女性が女性のフットサルを盛り上げる」をキーワードに、審判やスタッフをはじめとした多くの女性の皆様に支えて頂き、試合を開催しております。これからもサッカー・フットサルが女性の身近なスポーツになるよう普及・発展に努めてまいります。
Fリーグ・日本女子フットサルリーグは、日本サッカー協会（JFA）の「女子サッカーデー」に賛同しています。

一般財団法人全日本大学女子サッカー連盟　会長　小林美由紀
今年1月に開催された全日本大学女子サッカー選手権では、山梨学院大学が初優勝し、史上8校目の優勝校となりました。早稲田大学との決勝のフィールドには、3月からWEリーガーになる選手が6名プレーしていました。大学でプレーした選手たちは、なでしこジャパンやWEリーグ、なでしこリーグといったトップリーグでプレーしているプレーヤーだけでなく、審判や指導者、協会、連盟、リーグなどで活躍し、日本の女子サッカーの屋台骨を支えています。サッカーのあらゆる場所で、さまざまなロールモデルとなり、後進の目標となっています。3月8日の国際女性デー「女子サッカーデー」では、サッカーに関わる女性の貢献に改めて感謝し、より多くの少女や女性がサッカーに関わるきっかけを作っていきます。