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ホーム > SAMURAI BLUE 2018年 > 最新ニュース一覧 > 西野監督、ゼーフェルトでの初の本格練習に「いい形で入れた」

ニュース

西野監督、ゼーフェルトでの初の本格練習に「いい形で入れた」

2018年06月04日

西野監督、ゼーフェルトでの初の本格練習に「いい形で入れた」

SAMURAI BLUE(日本代表)は6月3日(日)、2018 FIFAワールドカップロシアへ向けた合宿をオーストリアのゼーフェルトでスタートさせ、西野朗監督は「いい形で入れた」と話していました。

前夜、現地のホテル到着後にランニングをした時の雨模様から一転、この日は朝から快晴に恵まれ、さわやかな夏山の気候の中、夕方から練習を開始しましたが、ヨーロッパでは夏の日は長く、夕方でも十分に日差しの強さを感じました。

ゼーフェルトは山に囲まれたドイツとの国境に近く、冬にはスキージャンプやノルディック複合の大会も行われる土地として有名です。練習場の脇にはノーマルヒルとラージヒルのジャンプ台がそびえ、近くにはクロスカントリーのゴールもあります。

練習には大会登録メンバーの23人と、バックアップメンバーの井手口陽介選手(クルトゥラル・レオネサ)と浅野琢磨選手(VfBシュツットガルト)の全員が揃い、ストレッチで体をほぐした後、GK3人は別メニューに分かれ、フィールドプレーヤーはランニングを行って心拍数をチェックしました。

その後は、2人一組でパスやドリブル、リフティングなどの基礎、3グループに分かれてのボール回しなどを行い、さらに、乾貴士選手(レアル・ベティス)と岡崎慎司選手(レスター・シティ)をフリーマンにした10対10のゲーム形式を実施。すると、見学に訪れていたミュンヘンとウィーンの日本人学校の子供たちから「ニッポン!」コールが起っていました。

最後は体幹トレーニングやストレッチを入念に行って、初日の練習を終えました。

ミュンヘン日本人学校の約190人とウィーン日本人学校の約10人は練習前にはフィールドで選手たちと記念撮影。練習後には選手たちにサインをもらうと、チームバスへ引き上げる選手たちに「さようなら」と元気よく声をかけ、選手たちはこれに手を振り、笑顔で応えていました。

当地で初の本格練習を終えた西野監督は「みんな明るい。全体で良い形で入れた」と話し、8日(金)にスイスのルガーノで行うスイス代表との国際親善試合までにフィジカルコンディションを「1度整えながら上げたい」と話しました。

また、午前にはミーティングを実施してガーナ戦の振り返りなどを行ったことを明らかにし、「選手たちも自分の意見と全体的なディシプリンの中で、みんなでいい選択をしていこうという意見交換ができている。合わせていける状況を感じられて、非常にいい」として、チームの雰囲気に好感触を得ています。

6大会連続6度目の出場となるワールドカップへ向けて、チームはロシア入りまで当地で調整を重ね、8日(金)にはスイスのルガーノでスイス代表と、12日(火)にはインスブルックでパラグアイ代表と国際親善試合を行います。

6月14日(木)に開幕するロシア大会では、日本はグループステージでコロンビア(19日(火)、サランスク)、セネガル(24日(日)、エカテリンブルク)、ポーランド(28日(木)、ヴォルコグラード)と対戦します。

監督・選手コメント

SAMURAI BLUE(日本代表) 西野朗 監督
今日は素晴らしい天候で、すべてがいい感じです。全体的な練習は今日からで、標高が1000Mを超えていて、選手によっては少し負担を感じる選手もおり、有酸素系のフィジカルトレーニングから少しずつ入りました。乾や岡崎もゲーム形式練習では「フリーマンから普通に戻してくれ」と直訴があったぐらい調子がいいようなので、全体でいい形で入れたと思います。スイス戦までに一度コンディショニングを整えながら上げたいと考えていますし、コロンビア戦へ向けての戦術的な戦い方の整理も合わせていきたいと思っています。スイス戦とパラグアイ戦で全員を起用することは選手にも伝えたので、全員が3バックと4バックで対戦相手によって対応していく、そういう感覚を持てればと考えています。

#8原口元気 選手(フォルトゥナ・デュッセフドルフ)
標高が高いので普通よりはきつかったですが、徐々になれました。体はすぐに慣れていくと思います。練習もそうですが、ミーティングも含めて、監督だけでなくチームとして自分たちでこういう風にやっていこう、作り上げていこうというものを感じるので、やっていて充実感があります。多分、みんなもそう感じていると思います。ミーティングでも戦術的にいろいろとアイデアを出し合っています。西野さんを含めて、森保さんや手倉森さんという優れた指導者がいるので、総力戦で知恵を出して意見ぶつけることで本当にいいものを作れると感じています。やらなくてはいけないことがたくさんあるので、本大会でグループステージを勝ち抜くためにこのキャンプは本当に重要になると思います。

#14乾貴士 選手(レアル・ベティス)
何の違和感もなくできているので、問題ありません。早くボールを蹴りたかったです。日本でもやろうと思えばできましたが、いろいろな人と相談しながらやっていました。ポジション争いは始まっていますし、自分は出遅れているので、早くアピールしたいです。シャドーの位置でのプレーもまだ1度もやっていませんが、やれることは多いと思っていますし、そこで自分の良さを出していければと思っています。昨日飛行機の中で誕生日を迎えました。初めてでしたが、7時間長く誕生日をできてよかったです。夜、ホテルでケーキが出てみんなに祝ってもらいました。

#13武藤嘉紀 選手(1. FSVマインツ05)
得点チャンスはマインツなら1試合に1、2回あるかないか。その中でモノにしなければいけないのですが、この前のガーナ戦はものにできませんでした。ただ、強い相手に対してモノにする準備と体にはなっていると思います。口で話すだけでなく、結果で証明しなくてはと思っています。

  • 槙野智章 選手(浦和レッズ)インタビュー

  • 昌子源 選手(鹿島アントラーズ)インタビュー

  • 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)インタビュー

スケジュール

6月3日(日) PM トレーニング
6月4日(月) PM トレーニング
6月5日(火) PM トレーニング
6月6日(水) PM トレーニング
6月7日(木) PM 公式練習
6月8日(金) 19:00 国際親善試合 vs スイス代表(Stadium Cornaredo)
6月9日(土) PM トレーニング
6月10日(日) PM トレーニング
6月11日(月) PM 公式練習
6月12日(火) 15:05 国際親善試合 vs パラグアイ代表(Tivoli Stadion)
6月13日(水) AM トレーニング
6月14日(木) PM トレーニング
6月15日(金) PM トレーニング
6月16日(土) PM トレーニング
6月17日(日) AM トレーニング
6月18日(月) PM 公式会見・公式練習
2018 FIFA World Cup Russia
6月19日(火) 15:00 第1戦 vs コロンビア代表(Mordovia Arena)
6月20日(水) PM トレーニング
6月21日(木) PM トレーニング
6月22日(金) AM トレーニング
6月23日(土) PM 公式会見・公式練習
6月24日(日) 20:00 第2戦 vs セネガル代表(Ekaterinburg Arena)
6月25日(月) PM トレーニング
6月26日(火) AM トレーニング
6月27日(水) PM 公式会見・公式練習
6月28日(木) 17:00 第3戦 vs ポーランド代表(Volgograd Arena)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFAワールドカップロシア

大会期間:2018年6月14日(木)~2018年7月15日(日)
グループステージ
第1戦 6月19日(火) 21:00[日本時間] vs コロンビア代表
第2戦 6月25日(月) 0:00[日本時間] vs セネガル代表
第3戦 6月28日(木) 23:00[日本時間] vs ポーランド代表

大会情報はこちら

 

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