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王者・東京Vが堂々の4連覇を達成! JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会

2022年09月12日

王者・東京Vが堂々の4連覇を達成! JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会

JFA 第17回全日本ビーチサッカー大会は9月11日(日)、大会最終日を行い、東京ヴェルディビーチサッカー(関東1/東京)が大会4連覇を達成しました。

最終日の最初の試合は、3位決定戦でした。惜しくも決勝進出を逃したドルソーレ行橋(九州2/福岡) とレーヴェ横浜(関東2/神奈川) ですが、共に懸命な戦いを披露しました。攻める姿勢を打ち出し合い、第1ピリオドにはレーヴェが4-1とリードし、第2ピリオド早々には4点差が開きました。

しかし、ここからドルソーレがキックオフ直後の強烈な一撃やFKなどで連続得点し、1点差に詰め寄ります。その後も点の取り合いが続き、最後は7-6という僅差で、レーヴェが勝利しました。

昼を挟んで行われた決勝は、東京Vとソーマプライア沖縄(九州1/沖縄)という、前回開催の第14回大会と同じファイナリストの激突になりました。緊張感あふれる一戦を動かしたのは、前回王者の東京Vでした。開始3分、田中颯選手がFKを直接決めて先制に成功します。

リードを奪われたソーマプライアですが、スピードやパワーのある東京V相手に、駆け引きや戦術の使い分けを用いて、焦らずに試合を進めていきます。拮抗した展開となりますが、そこで流れを生み出したのは東京VのGK河合雄介選手でした。24分、ソーマプライアが厳しくFPをマークしていると、ボールを持っていた河合選手が思い切ってシュートを放ち、ゴール隅に追加点を突き刺しました。さらに第3ピリオド早々、自信を付けたかのように、河合選手がまたもゴールを決めました。プレーに余裕が生まれた東京Vに対し、ソーマプライアがリスクを冒して攻めに出て、果敢にオーバーヘッドキックを放つ場面も増えていきます。その結果、点の取り合いになりますが、最後は東京Vが5-1で勝利を収めました。

監督・選手コメント

茂怜羅オズ 選手(東京ヴェルディビーチサッカー)
この大会が2年間中止になって残念でした。この大会の3日間のためだけにやっているわけではありませんが、一番大事な大会です。私たちは夏だけではなく、週6回練習して1年間活動しています。1月の寒い頃から冷たい砂の上で練習しているから、結果につながると思います。優勝できて、今までやってきたことが正しい道のりだと思えます。この大会のレベルがどんどんレベルが高くなっていることもうれしく思います。

河合雄介 選手(東京ヴェルディビーチサッカー)
ノックアウト方式なので負けられないという試合が続きましたが、全国大会で負けていないという今までの積み重ねがあるから、いつもと同じような気持ちで取り組めたと思います。大会を通じて、ビハインドを背負った試合でもみんなが信じ合ってやり方を変えず、逆転勝利や優勝につなげられたと思います。僕らは選手が入れ替わりながらも、世界一を目指して国内では負けないようにチームをつくっていきます。

河原塚毅 監督(ソーマプライア沖縄)
相手の良いところを出させないような戦い方を考えていました。この1試合だけだったらもう少しやりようもあったのですが、暑さの中で体力を消費しながらの今大会4試合目で、選手が10人しかいないこともあり、総合力の差が結果に出たと思います。一番の目標であるこの大会で決勝を戦えて、本当に幸せです。負けてしまいましたが、走り続けることに変わりはないので、次に勝った時に「この負けがあったから」と言えるよう、力に変えて未来をつくっていきます。

宜野座寛也 選手(ソーマプライア沖縄)
東京Vは強かったし、うまかったですね。常に対戦を想定してトレーニングしてきて、うまくいった部分もありましたが、地力の差が出ました。1、2点取られるだけなら我慢できると思っていましたが、持ちこたえられませんでした。力負けしたと感じますが、その差の分だけ成長できるんだ、と気持ちを切り替えていきます。僕自身にとっても久々の決勝で、この歴史あるチームに新しいトロフィーをもたらしたいと思っていました。またの機会に日本一になれるよう、頑張ります。

決勝 東京ヴェルディビーチサッカーvs.ソーマプライア沖縄 ハイライト

大会日程:2022年9月9日(金)~2022年9月11日(日)
大会会場:兵庫県/明石市大蔵海岸

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