JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWEST 第5節試合結果

ニュース

高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWEST 第5節試合結果

2014年05月12日

高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWEST 第5節試合結果

ピックアップマッチ

京都サンガF.C. U-18 1-4(前半0-4、後半1-0) ガンバ大阪ユース

前節に初白星を挙げた京都サンガF.C. U-18(京都)と、2勝1分け1敗で4位につけるガンバ大阪ユース(大阪)による一戦は、29.6℃と厳しい暑さの中でキックオフとなりました。
ともに勝利して中断期間を迎えたい両者の対決、先手を取ったのはG大阪でした。開始直後にボールを奪い、素早く左サイドに展開すると、市丸瑞希選手がゴール前に持ち込み、最後は髙木彰人選手が相手GKとの1対1を制して先制に成功します。「あの得点で楽になった」と梅津博徳監督が語ったように、序盤の先制点で勢いに乗ったG大阪は7分、相手ゴール前で得たFKを平尾壮選手が直接沈め、リードを広げます。その後も攻撃の手を緩めず、32分には再び平尾選手がコースを狙ったシュートを決めて3点目を奪取。その6分後には、相手ボールをインターセプトした岩本和希選手が自らたたき込み、4-0としました。
対する京都は、ハーフタイムに「まだ45分残っている。最後までしっかり戦おう」と川勝博康監督のゲキを受け、後半に臨みました。粘り強い守備から攻撃に移り、チャンスを生み出すものの、なかなかG大阪の守備網を崩せません。それでも相手の攻撃を抑えて迎えた90分、「無得点のまま終わるわけにはいかなかった」という奥川雅也選手がボールを奪い、そのままドリブルで運んで1点を返します。
この後も追加点を狙った京都でしたが、反撃はここまで。前半に4点を奪ったG大阪が、関西勢対決を制し、勝点3を積み上げました。

監督・選手コメント

川勝博康 監督(京都サンガF.C. U-18)
立ち上がりの失点で、チームとして崩れてしまった試合でした。早い時間帯に失点した後、もう一度立て直すことができれば良かったのですが、相手の勢いに耐え切れず、続けざまに失点したことで、前半のうちに勝負が決まってしまいました。まだまだ足りない部分が山積みです。特に劣勢に陥ったとき、精神的に立ち直ることができず、我慢のプレーができないという弱さが出ています。今日のような悔しい思いを忘れずにこれからトレーニングを積んで、たくましくなってもらうしかない。一つ一つ、チームとして改善していきたいと思います。

奥川雅也 選手(京都サンガF.C. U-18)
自分たちのサッカーができれば拮抗した展開になったと思いますが、先制された後、すぐに気持ちを切り替えることができませんでした。早い時間帯に失点したことで一人一人が思い通りのプレーをすることができず、失点を重ねてしまいました。今後は、精神面を改善しないと勝てないと思います。(得点の場面は)良い形でボールを奪うことができましたし、無得点のまま終わるわけにはいかなかったので自分で持ち込みました。ニアサイドが空いていたのですが、長身の相手GKがそのコースを消してくると思って股の間を狙ったら、うまく決まりました。

梅津博徳 監督(ガンバ大阪ユース)
暑い中、先制して優位に立つことが重要だと思い、「アグレッシブに戦おう」と意思統一して試合に入りました。実際、序盤にゴールを奪うことができ、楽になったと思います。前半はしっかりした守備から入って、相手にペースを渡すことなく自分たちでボールを奪って速く攻めようとしていましたし、その形で得点できて良かったです。後半も守りに入らず、追加点を奪いにいこうとしましたが、逆に終盤に失点してしまった点は課題です。後半の立ち上がりにも得点のチャンスがありました。そこでしっかり決め切ることができるチームになりたいと思います。

岩本和希 選手(ガンバ大阪ユース)
前半のうちに点差をつけることができましたが、「0-0から始まるつもりでプレーしよう」と後半に入りました。後半に崩れることも考えられたので、試合が終わるまで気を引き締めていましたが、失点してしまいました。後半だけを見ると0-1で負けているので、隙を見せずに細かい部分を意識しないと上位のチームには勝てないと思います。前節は勝点3を奪うことができたはずの試合で引き分けに終わりましたし、今日も、追加点を奪うはずだった後半に1点を返されたので、チームとしても個人としてもまだまだだと思います。

その他の試合結果

名古屋グランパスU18 3-0(前半1-0、後半2-0) 東山高校
富山第一高校 0-2(前半0-2、後半0-0) サンフレッチェ広島F.Cユース
ヴィッセル神戸U-18 0-3(前半0-0、後半 0-3) 東福岡高校
セレッソ大阪U-18 2-1(前半0-1、後半2-0) 京都橘高校

名古屋グランパスU18(愛知)と東山高校(京都)の一戦は、名古屋が梶山幹太選手の2得点などで3-0と快勝し、開幕から負けなしで首位をキープ。アウェーで富山第一高校(富山)と戦ったサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)は、前半に2点のリードを奪って今シーズン初の無失点勝利を挙げました。ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と東福岡高校(福岡)の一戦では、赤木翼選手の今シーズン5点目などで得点を重ねた東福岡が神戸を下しました。セレッソ大阪U-18(大阪)は京都橘高校(京都)との接戦の末、前川大河選手と沖野将基選手のゴールで逆転勝利し、2位につけています。

 

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー