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ニュース

U-21日本代表 国際親善試合 バングラデシュ代表に勝利

2014年12月19日

U-21日本代表 国際親善試合 バングラデシュ代表に勝利

国際親善試合 (バングラデシュ代表 対 U-21日本代表)
2014年12月18日(木)   キックオフ17:00    試合時間 90分(45分ハーフ)
Bangabandhu National Stadium(バングラデシュ/ダッカ)

バングラデシュ代表 0-3 (前半0-0、後半0-3) U-21日本代表

得点
59分 浅野拓磨(U-21日本代表)
72分 南野拓実(U-21日本代表)
75分 浅野拓磨(U-21日本代表)

スターティングメンバー
GK:櫛引政敏
DF:山中亮輔、奈良竜樹、岩波拓也、松原健
MF:原川力、遠藤航、矢島慎也
FW:南野拓実、荒野拓馬、久保裕也

サブメンバー
GK:牲川歩見、吉丸絢梓
DF:亀川諒史、三浦弦太、植田直通、室屋成
MF:大島僚太、中島翔哉、井手口陽介
FW:浅野拓磨、鈴木武蔵

交代
HT 山中亮輔 → 亀川諒史
HT 久保裕也 → 豊川雄太
58分 荒野拓馬 → 浅野拓磨
61分 矢島慎也 → 鈴木武蔵
68分 原川力 → 井手口陽介
73分 松原健 → 室屋成
78分 岩波拓也 → 三浦弦太

 

マッチレポート

U-21日本代表タイ・バングラデシュ遠征9日目、バングラデシュ代表戦当日です。

試合は17:00にキックオフ。15,000人の熱狂的なバングラデシュサポーターが埋め尽くすスタジアムは異様な雰囲気に包まれていました。ピッチコンディションの影響もあり、U-21日本代表は序盤からボールが思うようにおさまりません。8分、MF原川力選手のコーナーキックから中央でFW久保裕也選手がシュート、ゴールネットを揺らしましたがオフサイドの判定。徐々にペースを掴んだ日本は、38分にFW南野拓実選手からパスを受けたMF遠藤航選手がシュートを打つも相手の好守に阻まれ得点には至らず、そのまま前半を0-0で折り返しました。

手倉森誠監督から「ゲームはコントロールできているので焦らず落ち着いてプレーしよう。2014年最後の試合を勝って締めくくろう」という言葉で送り出されたU-21日本代表は後半から怒涛の攻撃を見せます。59分には、その直前に選手交代でピッチに入ったFW浅野拓磨選手が、MF豊川雄太選手のパスをゴールに流し込み先制。チームのテーマであるコンビネーション、3人目の動きから見事に相手の牙城を崩しました。
GK櫛引政敏選手、DF奈良竜樹選手を中心に安定した守備を見せるU-21日本代表は、バングラデシュにチャンスを与えません。その後も試合を優位に進めます。72分、鈴木武蔵選手からのパスを浅野選手が落とし、最後は南野選手がシュート。1点目同様、コンビネーションから奪った得点でした。さらに、75分には、南野選手からのマイナスのボールを浅野選手が豪快に決めて3点目。試合を決定づけました。

そのままホイッスルが鳴り、U-21日本代表はタイ・バングラデシュ遠征の第二戦を3-0の勝利で飾ることができました。来年3月に行われる五輪予選に向けて非常に良い経験となった試合でした。チームは19日、バングラデシュを後にして日本に帰国します。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
完全アウェイでピッチコンディションが悪い中、選手たちは慌てず辛抱強くプレーしてくれました。結果、3-0で勝利したのは、上手くゲームコントロールができたということだと思います。2014年のU-21日本代表の活動を勝って終える事ができたことは良かったです。
今回の遠征で、環境に不満を述べる選手は一切おらず、選手たちは「将来の日本代表を背負って立つ」という覚悟を示してくれました。また、新しく融合した選手の台頭もあり、今後ますますチーム内の競争が激しくなります。来年3月の予選に向けて、とても良い遠征になったと思います。

FW 13 南野拓実 選手(セレッソ大阪)
予選を想定した厳しい環境で勝てたのは良かったです。前線にはチャンスに繋げられる選手たちがいるので、彼らがボールを持ったら動き出すことを意識していました。そして、何回か良いコンビネーションを見せることができました。前半は下がってボールを受ける場面がありましたが、ピッチに慣れてきた後半は高い位置で前を向いてプレーできました。予選に向けて今年最後の試合に勝てて良かったです。
この年代で初めての招集であったため、戦術理解と自身の特徴を表現することを目標として、この遠征に臨んでいました。厳しいアジアの環境下、二部練習で体を追い込み、そして二試合をこなし、課題と成果を見つけられたのは良かったです。

MF 7 矢島慎也 選手(浦和レッズ)
チームとして勝てたことは良かったです。ただ、自分自身のプレーはU-21タイ代表戦の方が内容が良かったです。ピッチコンディションに気を取られたことが原因だと思います。しかし、そういう時こそ自分のプレーを出せなければいけないと思っていますので、その点は今後改善しなければなりません。
年代別日本代表では、ずっと悔しい思いをしてきましたので、何か一つ勝ち取りたいです。そのためにも、今後もU-21代表に選ばれるよう、高い意識を継続し成長していきたいです。

DF 15 亀川諒史 選手(湘南ベルマーレ)
所属チームとシステムが異なるため、最初少し戸惑うこともありましたが、2つの試合と日々の練習を重ねるうちに調整できました。海外のチームと対戦する経験があまり無かったですが、あまり気にならなかったです。
自分自身、全国高校サッカー選手権にも出場したことがありませんし、年代別日本代表に選ばれたのもプロになってからです。そういう選手が上を目指せるということを見せていきたいですし、そのためにこれからも招集されるよう頑張ります。

スケジュール

12月11日(木) PM トレーニング
12月12日(金) AM/PM トレーニング
12月13日(土) AM/PM トレーニング
12月14日(日) 2-0 国際親善試合 vs U-21タイ代表 (Rajamangala National Stadium)
12月15日(月)  AM トレーニング
12月16日(火)  PM トレーニング
12月17日(水)  PM トレーニング
12月18日(木) 3-0 国際親善試合 vs バングラデシュ代表(Bangladesh National Stadium)
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