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激闘の末にベスト8進出チームが決定 バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会

2017年08月20日

激闘の末にベスト8進出チームが決定 バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会

バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会は8月19日(土)、駒沢オリンピック公園屋内球技場、駒沢オリンピック公園体育館の2会場で大会2日目を迎えました。1次ラウンド最終戦、ラウンド16の激しい戦いの末にベスト8に進出するチームが決定しました。

三つ巴の争いのグループDは、最後まで目の離せない展開となりました。Jフィールド津山SC(岡山県)は、連勝で勢いに乗る西宮サッカースクール(兵庫県)を相手に序盤から猛攻を仕掛けると、日笠蓮康選手、大谷奏選手を中心にゴールを重ね、前半を5-0で折り返します。3チームが2勝1敗で並んだ場合、当該チーム同士の得失点差が重要になるため、Jフィールド津山は後半に入っても攻撃の手を緩めません。一方の西宮もここまで10得点を挙げてきた高山駿斗選手がハットトリックと意地を見せますが、Jフィールド津山が8-3で勝利を収めました。

隣のピッチで同時開催となったブリンカールFC(愛知県)も、プレジールFC(宮崎県)を相手にゴールを積み重ねていきます。序盤こそチャンスをモノにできない時間が続きましたが、前半の終盤と後半に立て続けに得点を奪い、試合は11-0で終了。この結果3チームが並びますが、得失点差でわずかに上回ったのはブリンカールでした。2大会前にも、1次ラウンドで1敗を喫してから優勝までたどり着いたブリンカールは、その当時を思い起こさせるようなチームとしての勝負強さを見せました。また、最終戦のゴールラッシュが奏功して2位となったJフィールド津山も、ワイルドカードでの突破を決めました。

もう一つ、3チームにラウンド16進出の可能性を残していたグループHは、カティオーラFC U-12(大分県)が、2勝を挙げているアグレU-12(北海道①)に8-4で競り勝ち、1勝の山形FC(山形県)がしおやFCヴィガウス(栃木県)と引き分けたため、カティオーラが第21回大会以来となる決勝ラウンド進出を決めました。

ベスト8が出そろい、屋内球技場のピッチで、元フットサル日本代表監督のアデマール・ペレイラ・マリーニョ氏、元サッカー日本代表の福西崇史氏と鈴木啓太氏、元フットサル日本代表の北原亘氏、鳩野大介氏、小山剛史氏、お笑いタレントの加藤ディエゴマラドーナ氏、フットボールのパフォーマンス集団・球舞の3名の計10名がゲストに登場し、2チームに分かれて参加チームと対戦するエキシビションマッチを開催。選手たちは、トップレベルのスキルを目の前で体感しながら、必死に勝利を目指してプレーしていました。

16チームによる決勝ラウンドも白熱した戦いが繰り広げられました。ここまで22得点を挙げてきた大阪セントラルFC(大阪府)と、わずか2失点の守備力を見せてワイルドカードをつかみ取った青森FC U-12(青森県)の戦いは、2-1で大阪がリードして迎えた後半、残り3分で本田陽大選手が決めて青森が同点に追い付きます。しかしその1分後、ゴールゲッター・楢本善次郎選手の大会19得点目が決勝弾となり、大阪に軍配が上がりました。

ワイルドカードながらも、ここまで25得点を挙げてきたASコーフ フットサル クラブ(山梨県)は、FCリベルダーデ山口(山口県)を相手に、終盤に逆転して2-1とリードしていましたが、終了間際に失点。試合は大会初のPK戦となり、最後はリベルダーデが3-1で勝利。フットサルクラブとして存在感を示したチームが大会を後にすることになりました。

日頃からフットサルのトレーニングを重視するブリンカールとピヴォ(静岡県)の試合もハイレベルな内容となりましたが、序盤でリードを手にしたピヴォが優勢に進めて5-1で逃げ切りました。隣県同士で何度も練習試合を重ねてきたチーム同士だけに、敗れたブリンカールの古居俊平監督は「負けて悔しい気持ちがあると同時に、あそこに負けるなら仕方がないという思いもあります。ぜひ勝ち上がってほしい」と、同地域のライバルにエールを送りました。

そのほか、ミップFC(東京都)、マルバ茨城fc(茨城県)、第13回大会と第23回大会の王者・江南南サッカー少年団(埼玉県)、1次ラウンド最多29得点の北海道コンサドーレ札幌U-12(北海道②)、ワイルドカードで上がったバディ・FC(福岡県)が勝利を収め、ベスト8進出チームが出そろいました。

大会最終日の20日(日)は、準々決勝、準決勝、決勝を行い、いよいよ小学生年代のフットサル日本一が決定します。

マッチスケジュール及び会場変更のお知らせ

監督・選手コメント

桐畑拓造 監督(大阪セントラルFC)
実は大会前、楢本(善次郎)は今のポジションではなく、キャプテンでもなかったのですが、ああやって頑張ってくれているのはうれしい誤算ですね。ただチームの本来のスタイルは、短いパスをつないでいくサッカーで、そもそもサッカーとフットサルを区別していないので、今は、選手の特性を生かすために、僕自身の信念を曲げている部分があります。だからこそ、選手にはきちんと考えながらプレーしてもらいたいなと。ここから先も、楽しみながらやっていきたいと思います。

石本悠 監督(コバルトーレ女川・石巻ジュニア)
クラブとしても高校生以下の育成年代では初めての全国大会で、常に挑戦者の気持ちでやってきましたが、全国の厳しさを味わいました。選手は最初から120パーセントの力を出し切っていたので、終盤に同点に追いつかれた2試合を含め、体力がなくなってしまったのかもしれません。それでも、戦える力があることを確信できました。被災して、最近まで仮設住宅で住んでいた選手もいますが、こうやって全国大会で「女川」、「石巻」の名前を残せたことは良かったです。

佐藤稜馬 選手(コバルトーレ女川・石巻ジュニア)
どうしても勝ちたかったです。でも、(1-5で敗れた)最終戦は)最後の最後まであきらめないでやれば1点を取れると信じていたので、佐藤(玲央)選手が取ったゴールは本当にうれしかったです。全国に出てくるチームは攻撃も強く、パスの精度も高かったので、自分も真似していきたいですし、練習から努力して、試合で負けないようにしたい。そして、このクラブで中学、高校と上がっていって、将来はJリーグを目指しているトップチームに入って、Jリーグでプレーしたいです。

古居俊平 監督(ブリンカールFC)
立ち上がりが大事だと話していたなかで、それでもやられてしまうという難しさがありました。ただ、相手も大会を通して成長していましたし、全国大会だからこそ見つかる課題があり、そこからまた新しいチャレンジができるので、そういう意味では良い大会でした。今大会に出ていたのは、初めて全国に進んだ2012年、3位になった2013年に、年長、小学1年生で、スタンドから見ていた選手たちでした。彼らの思いが強かった分、勝たせてあげたかったですね。

JFA-TV

8/19(土) 1次ラウンド第2日ゴール集

 
 

2017年8月18日(金)~20日(日)
東京都/駒沢オリンピック公園体育館・屋内球技場
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