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小学生年代日本一を決する全国大会が開幕! バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会

2017年08月19日

小学生年代日本一を決する全国大会が開幕! バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会

バーモントカップ 第27回全日本少年フットサル大会が8月18日(金)に開幕しました。各都道府県の予選を勝ち抜いた48チームが、今年7月に改装したばかりの駒沢オリンピック公園屋内球技場に集結。開会式では、大阪セントラルFC(大阪府)の主将・楢本善次郎選手が選手宣誓を行いました。

その後、屋内球技場と駒沢オリンピック公園体育館の2会場で、4チームずつ12グループによる1次ラウンドのリーグ戦がスタート。大会初日のこの日は、各チームが2試合ずつを戦いました。

今大会は、攻撃的なチームが際立ちます。2試合で21得点を記録したASコーフ フットサル クラブ(山梨県)を始め、14チームが2試合で10得点以上を挙げるなど、まさにフットサルの醍醐味が詰まった試合が繰り広げられました。

圧巻は選手宣誓をした大阪セントラルFCの楢本選手の得点力でした。高椋サッカースポーツ少年団(福井県)との初戦で5得点を挙げて7-5の勝利に貢献すると、続くキックスFC U-12(長崎県)との試合では、8-2のうち、全8得点をマーク。前線で多彩なフィニッシュパターンを見せて、2試合で13得点とゴールを量産しました。

同様に、西宮サッカースクール(兵庫県)の高山駿斗選手のパフォーマンスも印象的でした。兵庫県予選で、前回大会王者のセンアーノ神戸Jrを延長戦の末に打ち破ったチームのキーマンとして、すり抜けるようなドリブル突破や、鮮やかなラストパスで決定機を演出するとともに、自らも10得点を挙げて、連勝に貢献。特に、第25回大会を制したブリンカールFC(愛知県)との2試合目は、終盤に追い上げられる展開になりながらも、高山選手が落ち着いて試合をコントロールして、5-4で逃げ切りの勝ちを収めました。

初日に1次ラウンド突破を決めたのは、柏レイソルA.A.トーア’82 (千葉県)と、FCパーシモン(神奈川県)の2チーム。柏レイソルは、大山少年サッカークラブ(沖縄県)、グルージャ盛岡ジュニア(岩手県)を相手に連勝を収め、両チームがともに1勝を挙げたために、残り1戦の試合結果で勝ち点で並ばれても当該成績で上回るため、サンフレッチェ広島F.Cジュニア(広島県)との最終戦を待たずに、決勝ラウンド進出一番乗りとなりました。

前回大会でベスト4に入ったパーシモンも、統率の取れた組織力と個人技が融合した強さを見せ、2試合ともに7-1のスコアで勝利。グループIの残り2試合がともに引き分けだったため、1位突破が確定しました。

大会2日目の19日(土)は、1次ラウンドの残り1試合を行い、各グループ1位チームと、2位のうち各会場の成績上位2チームずつ、計16チームが同日に行われる決勝ラウンドに進出。グループ最終戦は、互いの思いと意地がぶつかり合う激闘が予想されます。

そのなかでもグループDとグループHは、三つ巴の戦いとなります。グループDは西宮が連勝で首位ですが、Jフィールド津山SC(岡山県)とブリンカールが1勝で後を追っています。Jフィールド津山が西宮との最終戦で勝利し、ブリンカールも勝った場合は、3チームの得失点差争いとなります。

グループHも同様に、アグレU-12(北海道①)が連勝していますが、山形FC(山形県)とカティオーラFC U-12(大分県)も1勝を挙げているため、最終戦でカティオーラがアグレに勝利し、山形FCも勝った場合は、得失点差での争いとなります。いずれもゴールを強く意識した攻撃的な試合となるでしょう。

さらに、残り8グループは、連勝、もしくは1勝1分チーム同士の直接対決となるため、こちらも激戦は必至。小学生年代の頂点の座を懸けた争いは、大会初日以上にヒートアップしていくでしょう。

監督コメント

島﨑久 監督(西宮サッカースクール)
厳しい戦いのなかでも、選手たちは普段通りの力を出し切ってくれました。兵庫県予選でも昨年の優勝チーム、センアーノ神戸Jrに延長戦の末に勝って成長を見せましたが、今日の2試合でもさらなる成長を感じます。私たちは、サッカーでもショートパスやドリブルで相手を崩すスタイルを貫いているので、フットサルでも同じように、マイボールを大切にできているのかなと。優勝を意識するのではなく、1戦1戦、しっかりと積み上げていきたいと思います。

渡辺勇太 監督(ソルニーニョ)
連敗してしまいましたが、個人の能力の部分でやられるところが多かったと思います。結果こそ出ていないですが、試合のなかでは、自分たちがやろうとしている良い部分もありました。フットサルをすることで、状況判断や足元の技術が鍛えられますし、それがサッカーにつながっていくという意識を持ってクラブでは取り組んできました。明日は最後の試合です。勝てれば良いですが、それ以上に、選手たちがやり切ってくれたら良いなと思っています。

前田吉弘 監督(ルーツフットサルクラブ)
12年前にフットサルクラブを立ち上げてから、この大会に出ることを目標にしてきましたが、やはり滋賀県で勝ち上がるのと、全国で1勝を目指すのとでは、全然違うものだと感じました。フットサルチームがサッカーチームに負けるわけにはいかないという思いを持っていますが、勝てていない現状に、まだまだだなと痛感しています。それでも選手には、フットサルを通して、狭いエリアでの判断力や正確なプレーを追求していってもらいたいと思っています。

川内満 監督(キックスFC U-12)
連敗に終わって、やはりフットサルの“やり込み度”に差があるなと。うちは6年ぶりに全国大会に出てきたのですが、以前と比べても、格段にフットサルのレベルが上がっていることに驚きました。たとえ勝てなくても、手も足も出なくても、選手にはこういう舞台で味わう経験を、次のステージへとつなげてほしいと思っています。まだ1試合あるので、1つでも2つでも何かを肌で感じてもらうことに意味があります。もちろん、勝利というお土産も持ち帰りたいと思います。

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8/18(金) 開会式

 

8/18(金) 1次ラウンド第1日ゴール集

 

2017年8月18日(金)~20日(日)
東京都/駒沢オリンピック公園体育館・屋内球技場
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