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世田谷、ハリマなど4チームがWEリーグチームが待つ5回戦へ 皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会4回戦

2023年12月11日

世田谷、ハリマなど4チームがWEリーグチームが待つ5回戦へ 皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会4回戦

皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会は、12月10日(日)に4回戦の4試合を実施しました。18℃前後の気温で例年に比べると暖かい藤枝総合運動公園サッカー場では、なでしこリーグの4チームが集結して激突しました。

ピックアップマッチ1

スフィーダ世田谷FC 5-1(前半4-0、後半1-1) ニッパツ横浜FCシーガルズ

スフィーダ世田谷FC(なでしこリーグ1部/東京)とニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこリーグ1部/神奈川)のなでしこ1部対決は、序盤から得点を重ねた世田谷が試合を優位に進めました。

世田谷は7分に決めた大竹麻友選手の先制点に始まり、三本紗矢香選手、望月麻央選手がゴールネットを揺らし、前半終了前には今季加入の新堀華波選手がヘディングでゴールを決め、前半で4-0までリードを広げました。今季のなでしこ1部での対戦で2戦2勝していた横浜FCは左サイドの蔵田あかり選手がハイスピードのドリブルを見せましたが、前半でゴールは生まれません。

65分には再び世田谷の新堀選手がゴールを決めて5-0とすると、横浜FCの石田美穂子監督は權野貴子選手を投入。その權野選手が74分にPKで1点を返しました。横浜FCは河野朱里選手が果敢にシュートを放ち、DFラインの中居未来選手も積極的にゴールを狙って世田谷を上回る数のシュートを放ちましたがタイムアップ。世田谷が5-1で関東勢対決を制して5回戦に進みました。

ピックアップマッチ2

ヴィアマテラス宮崎 3-3(前半2-1、後半0-1、延長前半0-1、延長後半1-0、PK4-5) ASハリマアルビオン

1回戦から出場しているチームで唯一勝ち残っているヴィアマテラス宮崎(九州/宮崎)と、チーム初の5回戦進出を目指すASハリマアルビオン(なでしこリーグ1部/兵庫)の対戦は、PK戦にもつれ込む接戦となりました。

なでしこ2部優勝のV宮崎は、8分までに嘉数飛鳥選手、福丸智子選手のゴールで先手を奪い、エース齊藤夕眞選手も次々とシュートを放つなど押し気味に試合を進めます。しかし、37分、ハリマの山岸夢歩選手のロングシュートがV宮崎の選手に当たってコースが変わりながらゴールに収まり、ハリマが1点差に詰め寄ります。

ハリマは後半から中野里乃選手が中盤に入るとパスがつながり攻勢を強めます。すると72分、アーリークロスに内田美鈴選手が頭で合わせ、同点としました。

延長戦では19歳の亀井七奈選手が一瞬の隙を突き、ハリマが逆転。しかし亀井選手のゴールをアシストした吉田紫穂選手が退場となると、数的優位のV宮崎は延長後半に永冨裕梨選手がゴールを決めて3-3とし、試合はPK戦に突入しました。

先攻のV宮崎1人目は今大会5得点の齊藤選手でしたが、ハリマのGK竹下奏彩選手がセーブ。毎回のPKキック直前に会場が静まり返る緊張感の中、5人がPKを成功させたハリマが接戦を制しました。

世田谷とハリマが駒を進めた5回戦からはWEリーグチームが登場し、皇后杯は一層レベルの高い戦いが繰り広げられます。

監督・選手コメント

FW #9 新堀華波 選手(スフィーダ世田谷FC)
相手は今季2敗した唯一のチームで、ファーストプレーが大事だと話していた中、(大竹)麻友さんが先制点を取ってくれたので、前半に大量得点でき、勝利につながりました。自分の1点目は折り返しが来そうだったのでゴール前で待ち、いいところにボールが来てきれいに決められました。試合前にシュートを多く外していたので、コースを意識して2点目も決めることができました。WEリーグチームに勝つのは始動からの目標なので、次の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦が最後にならないように頑張りたいです。

MF #10 小須田璃菜 選手(ニッパツ横浜FCシーガルズ)
世田谷にはなでしこ1部で2勝していていいイメージで臨みましたが、立ち上がりに相手ペースになり、自分たちの時間もつくった中、決定力で上回られてしまいました。監督からも「気を引き締めて2勝したことは忘れてチャレンジャーの気持ちで」と言われていましたが、立ち上がりの失点が大きかったです。今季はタイトルを得られませんでしたが、成長は感じられたので次につながる1年でした。自分たちのいいときのサッカーを継続し、細部にこだわって相手を上回れるよう積み重ねていきたいです。

FW #8 嘉数飛鳥 選手(ヴィアマテラス宮崎)
2点先制しましたが3点目を早く決め切れないのは力不足だったと思います。1失点目はアンラッキーな形でしたがそんな事故も起こるので、もう1点を取るパワーが足りなかったです。自分の先制点は周りから「抑えて打て」というみんなの心の声が聞こえた気がして、それを意識して振り抜きました。今大会でなでしこ1部に勝つなど、周囲をびっくりさせることはできたと思うので、それを自信にしつつ、質を上げて頭を使う部分をレベルアップして来季のなでしこ1部を迎え、(ホームタウンの)新富町を盛り上げていきたいです。

小野鈴香 監督(ASハリマアルビオン)
V宮崎には勢いがあって、立ち上がりの失点が苦しいゲームになった要因となりました。今季はアクシデントがある中でも勝ち切る、走り切る部分が課題でしたが今大会で一丸となって、5回戦で待つINAC神戸レオネッサにリベンジしたい選手たちの気持ちが、ピッチで表現できた結果となりました。PKは1カ月くらい練習してきたので自信を持てば結果は出ると信じていました。私たちに失うものはないので、今の自分たちがI神戸にどれだけ通用するか、アグレッシブな戦いをできるよう準備していきたいです。

開催期間:2023年11月18日(土)~2024年1月27日(土)
【1回戦】11月18日(土)、19日(日)
【2回戦】11月25日(土)、26日(日)
【3回戦】12月2日(土)、3日(日)
【4回戦】12月10日(日)

【5回戦】12月16日(土)、17日(日)
【準々決勝】2024年1月14日(日)
【準決勝】2024年1月20日(土)
【決勝】2024年1月27日(土)

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