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柏、延長戦でチョンブリを破りACL本大会出場へ

2015年02月18日

柏、延長戦でチョンブリを破りACL本大会出場へ

柏レイソルは2月17日、ホームの日立台柏サッカー場でAFCチャンピオンズリーグ2015 (ACL) 予選3回戦プレーオフを戦い、チョンブリFC(タイ)を延長の末に3-2で退けて本大会出場権を獲得しました。

この結果、来週から始まるグループステージで柏はEグループに入り、全北現代(韓国)、山東魯能(中国)、ビン・ズオン(ベトナム)とホーム・アンド・アウェーで戦います。柏の初戦は24日にアウェーの全北現代戦になります。

柏は、前半8分にMF武富孝介選手がゴール前でMF大谷秀和選手のリバウンドを押し込んで先制しましたが、その直後にロングボールに反応したチョンブリFWアスンプソン選手の同点弾で追い付かれました。

DF輪湖直樹選手、FWクリスティアーノ選手、FWレアンドロ選手、大谷選手らを中心に多くの得点機を作り、前半20本、後半15本のシュートで相手を圧倒しゴールを脅かしますが、2012年大会以来の本大会出場を目指すチョンブリは、粘り強く体を張った守備でゴールを守ります。

それでも柏は後半13分にレアンドロ選手のPKで再びリードを奪いますが、その6分後に攻め上がったアスンプソン選手からパスを受けたFWクルクリット選手が至近距離からの一撃で再び同点にしました。

柏は後半半ばに交代出場したMF太田徹郎選手が積極的にゴールに迫りますが、ゴールを決められないまま、試合は延長に突入。延長前半でDF山中亮輔選手、そして延長後半でFW大津祐樹選手を投入して攻撃を畳み掛けます。

すると延長後半10分、太田選手の右CKにレアンドロ選手が頭で合わせて、この日2点目となるゴールで均衡を破り、これが決勝点になりました。今季からチームを率いる吉田達磨監督には公式戦初采配での初勝利です。

一方、チョンブリはACL予選2回戦で傑志(香港)に4-1で勝って臨んだ一戦でしたが、2年連続でプレーオフでの敗退となりました。

ACLは今年から各国の最大出場チーム数が4から3.5に変更され、日本からはJ1と天皇杯優勝のガンバ大阪、J1リーグ2位の浦和レッズ、同3位の鹿島アントラーズが出場してアジアの頂点を目指します。柏はJ1リーグを4位で終了し、ガンバ大阪がJ1リーグのほか、天皇杯も優勝したことでプレーオフ出場権を得ていました。

コメント

吉田達磨 監督(柏レイソル )
うれしいというより、ほっとしています。予想通りのとてもハードな展開でしたが、失点までは想定していませんでした。でも、これで次へ行けますし、勝って反省できることに意義があります。失点は集中力の問題というよりは、準備不足が出たと思います。4週間の準備でしたが、90分の練習試合もそれほどこなしていませんし、あと2週間は欲しいところでした。延長を有利に使うために交代を2枚残して(最初の90分を)戦いました。本大会へは、「負けたら終わり」のプレーオフとは試合方式が変わるので、気持ちの切り替えが必要ですが、試合後、選手たちに「これで韓国へ行くぞ」と声をかけたところです。整理はついたと思います。

FW  レアンドロ 選手(柏レイソル)
今季初めての試合ということもあり、難しい試合でしたが、昨年以降、このプレーオフのために練習してきた成果が出たと思います。2得点したことよりも、チャンスは多くあったのになかなか決めきれなかったので、決められるように次へ向けて練習したいです。

FW  工藤壮人 選手(柏レイソル)
レイソルとして本大会出場は当たり前で、これでやっとスタートラインに立てました。チャンスを数多く作れたことはポジティブに考えています。あとは決めきるというゴール前の落ち着きです。反省点は多いですが、公式戦1試合目なのでこれからです。ACLが加わっても日程はタイトだとは感じません。どんどん試合が来てくれと思っていて、楽しみです。

FW  大津祐樹 選手(柏レイソル)
練習試合を重ねて良いチームになってきていると感じていたので、今日勝ち切れたことは大きいと思います。サイドにスペースがあったので、自分が出たらしっかり使おうと考えていました。(3年ぶりに柏に復帰して)久しぶりにこのピッチでプレーできてうれしかったですし、勝ててよかったです。相手がどこでも毎試合勝つことを考えて、修正点を直して、次も勝ち切れるようにしたいと思います。

ジャデ・ミーラー 監督(チョンブリFC)
今日の試合では柏というレベルの高いチームとの対戦以外に、とても寒くてプレーしづらい条件でしたが、選手たちは闘争精神を見せて、粘って延長戦まで持ち込みました。よく頑張ってくれたと思います。ですが、この時期タイの気温は33℃で、この寒さで、選手たちは最後には走れなくなっていたと感じました。失点のうち2つはセットプレーからで、特にCKの時にスラウィチ選手(36番)がいなかったのが影響したと思います。また、集中力も十分ではなかったので、今度ACLに挑戦できるのなら、最後まで集中力を保てるように改善したいと思います。

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