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2016年度U-22・20審判員夏期研修会を開催(第7回堺ユースフェスティバル)

2016年08月01日

2016年度U-22・20審判員夏期研修会を開催(第7回堺ユースフェスティバル)

U-22、またU-20の審判員を対象とした「2016年度U-22・20審判員夏期研修会」を、7月23(土)日から25日(月)まで、大阪府堺市のJ-GREEN堺で実施しました。

今回は、春に開催したU-22・20審判員研修会に参加した審判員の中から14名が参加しました。同時期に開催された「第7回堺ユースフェスティバル」での実践研修を中心とし、試合後はインストラクターから研修を受けました。厳しい暑さのなかで行われましたが、若い審判員にとって各自のレベルを向上させるために有意義な研修会となりました。

インストラクターコメント

黛俊行 JFAレフェリーインストラクター
今回の研修会テーマは「現在の自分の審判員としてのプロファイルの作成」でした。「トップレフェリーのプロファイル」と比較することで自分の課題を明確にすることが目的です。「トップレフェリーのプロファイル」も参加審判員が自ら考え、自分のプロファイルと指導者の評価とのすりあわせをすることで、現在の自分の位置を確認することを狙いとしました。そのために、指導者には担当する2名の審判員試合分析だけでなく、期間中は他の審判員の試合も一緒に観戦してもらい、時間をかけた指導をしてもらいました。

もうひとつのテーマは「動きとポジショニング」としました。これは育成カテゴリーからトップカテゴリーへと成長していく上での絶対条件であると考えています。研修会では「正しい判定に結びつけるための、意図のある動きとポジションの取り方」、また現状から一歩成長するための条件や取組みについてのセッションを行いました。参加審判員にとっては、自己分析をし、自分の課題を明確にする良い機会になったと思います。

受講者コメント

大柿拓馬 2級審判員(東京都)
「動きとポジショニング」「自身のプロファイルの明確化」という2つのテーマのもと、高校生の試合を実際に担当しながら多くのことを学ぶことができました。特に、自身のプロファイルを考えるという作業の中で、実際に活躍されているトップレフェリーと比べて、今の自分に足りないものは何か、ストロングポイントは何か、現状を知ることができました。そして、その足りない部分を補うために、具体的にどのような行動を起こすべきかを考えるきっかけになりました。今後、地域に戻ってからも、審判員に求められていることと現在の自分を日常的に自己分析する必要があると強く感じました。そのための自己分析の方法を今回学ぶことができました。

榎波俊太 2級審判員(福井県)
期間中にはトップレフェリーと私たちのプロファイルの比較、作成を行い、長所や課題を文字で表すことにより、明確に現在の私たちの状態を知ることができました。インストラクターの方々からのご指導はもちろん、同年代の審判員とも多くコミュニケーションを取ることができ、審判活動はもちろん、それ以外の部分においても学ぶことが多く、とても良い刺激となりました。今後、この研修会で明確になった課題をより多く改善し、学んだことをより一層深めたいと思います。

廣田奈美 2級審判員(岡山県)
今回の研修会で、判定をするまでのプロセスを見つめなおすことができました。正しく判定できなかったときには必ず何か理由があり、その理由を理解、改善していくことで試合ごとに成長できると思いました。「なんとなく」で動き、ポジションをとっていることもありましたが、正しく判定するために動きを意識していきたいです。また、自分のプロファイルを文字に起こし、発表することで普段意識していないことに気づき、課題が明確になりました。全国から集まった審判員のプロファイルや目標も聞くことができて、とても刺激になりました。共に切磋琢磨した審判員と大きな舞台で再会したいと強く思いました。今回の研修会で唯一の女性でしたが、快く受け入れてくれた仲間、インストラクターの方々に感謝しつつ、この経験をもとに成長していきたいです。

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