JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 高円宮記念JFA夢フィールド > 最新ニュース一覧 > フットサルB級コーチ養成講習会 第1コース 後期を実施し、前後期合わせた14日間の全日程を無事終了

ニュース

フットサルB級コーチ養成講習会 第1コース 後期を実施し、前後期合わせた14日間の全日程を無事終了

2022年12月16日

フットサルB級コーチ養成講習会 第1コース 後期を実施し、前後期合わせた14日間の全日程を無事終了

11月の第2コース 後期に続き、千葉県千葉市にある高円宮記念JFA夢フィールドにて12月6日(火)から12月12日(月)の7日間の日程で、第1コースの後期を開催しました。

9月の前期から約3ヶ月の「間の学習」を経て、再度集合した受講者。前期に続き、前川義信JFAフットサル指導者養成ダイレクター、横江塁フットサルB級チューター(FC東京)、そして第2コースの前期を担当した村上哲哉フットサルB級インストラクター(ティードリーム)の3名がメイン講師を務め、講習会を実施しました。

後期のカリキュラムでは、2日目に前期で行った指導実践を改めて行い、この約3ヶ月間での間の学習の成果を実践し、3日目以降も主に守備をメインとした講義、実技を行い、再度6日目には最終試験となる指導実践を行いました。

最終日の7日目には、チームマネジメント、プランニングなどの筆記試験を終え、前期、後期の14日間の集合による講習会を終了しました。フットサルB級では、この集合による講習会とeラーニングによる医学、栄養学、スポーツ心理学などの共通科目の修了を持って、ライセンス取得となります。

2023年度のフットサルB級コーチ養成講習会について、現在施設等の最終調整を行っており、追ってJFA公式WebサイトおよびKICKOFFでの募集を開始いたします。

チューターコメント

横江塁 フットサルB級チューター
12月6日からスタートした後期の講習会でしたが、奇しくも日本代表がワールドカップカタール大会のベスト16での敗退となった日でした。受講生一人一人が悔しさを感じながらJFA夢フィールドに約3ヶ月ぶりに21名の再集合となりました。(前期は20名で、後期は2019年度の方が1名参加)
この3ヶ月間は、各個人個人が映像プレー分析やプランニング、そして指導の実践を自チームや他チームで何度も重ねてレベルアップをしてきました。
初日には、夢フィールドならではのサプライズがありました。
それはフットサル日本代表監督の木暮さんから受講者に30分ほどお話をいただける貴重な時間がありました。今年のAFCフットサルアジアカップの話、現在の育成の話など、指導者にとってとても有意義な話となりました。
そして2日目には、間の学習で自分と向き合った3ヶ月間の指導をお披露目する日でした。上手くいった方や上手くいかなかった方など、様々な15分間模様がありました。
ただそれは自分たちの裏にいる選手のためにという想いは変わらず、志の高い受講生同士でお互いにフィードバックをしたり、普段の指導の悩みを共有したり、フットサル談議に花を咲かせて、毎晩夜遅くまで話し合い、より自分たちを一段でも二段でもレベルを上げようとする努力のためのものでした。
前期では、なかなか見られなかった一体感も日に日に増して、最後の指導実践の日では、『全員で合格しよう!』という合言葉に、一人一人が全力でチャレンジをしてくれました。また時には上手くいかなかったときでも、仲間を励まし、合間の時間を使いながら受講生同士でリハーサルを繰り返し、本番に再チャレンジする姿もありました。本当にONE TEAMとして後期の講習会は進みました。
最後のクロージングでは、前期後期合わせて14日間をともにした仲間同士で一人一人から言葉をいただき、感動の涙を流す者もいました。こちらもグッとくるものがありました。それくらい本当に長くて緊張感の張りつめた中での14日間であり、誰もがプレーヤーズファースト、オープンマインド、チームワーク、そして自分の指導力向上に向き合った日々でした。
チューターの私自身も、受講生からたくさんの気付きを与えていただき、とても充実した講習会になりました。改めて感謝をお伝えします。
最後に本コースを開催するにあたり、受講生はもとより、素晴らしい環境を整えていただいたJFAのスタッフの皆様、指導実践時にサポートをしていただいた、ペスカドーラ町田様、立川アスレティックFC様、リガーレヴィラ葛飾様、順天堂大学フットサル部の皆様、深く感謝を申し上げます。

受講者コメント

前原誠治 さん
チューターや受講生のレベルが高く、学びの多いコースでした。環境もよく整備されていたので講習会として最高でした。チューターの皆様は、何事にも真摯に向き合っていただき、教え過ぎず見放さない距離感は、受講生に対して非常に気を遣っていただいたと感じております。また、受講生同士が講師となるディスカッションやワークもチューターのファシリテートで受講生同士の学びが作られ、サポートしていただいていたことが非常に良かったです。

林浩平 さん
自分自身のプラスでしかなかったです。指導者人生の中で新たにやってみたいと思えることができ、感謝しかないです。私の指導において新しく獲得できたものが多かったですし、自信になったものもたくさんありました。
それは、チューターの方々の伝え方、指導力、フィードバックによるものなので、本当にありがとうございます。

村上淳 さん
全てを完璧に理解できたわけではなく、むしろ何度も何度も復習して自分のモノにしたい!と思いました。そしてなにより、最終日に涙が出るほど本当に苦しかったですが、それだけ向き合えるチャンスを与えてもらい感謝でいっぱいです。
フットサルに命をかけて向き合っている皆さんと出会えたことは一生の宝物になると思います。

関連情報
アーカイブ
高円宮記念JFA夢フィールド
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー