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準々決勝進出チームの指揮官は全員が天皇杯ファイナル経験者!日本人監督の熱い戦いにも注目 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

2023年08月29日

準々決勝進出チームの指揮官は全員が天皇杯ファイナル経験者!日本人監督の熱い戦いにも注目 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会

天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会は8月30日(水)に準々決勝を開催します。ここまで勝ち残った8チームは、すべて日本人監督に率いられています。そして彼ら8人の指揮官は、いずれも選手、あるいは監督として天皇杯で好成績を残しています。

なかでも素晴らしい実績を残しているのは、名古屋グランパスの長谷川健太監督です。現役時代は日産自動車(現、横浜F・マリノス)の一員として第68回大会(1988年度)、第69回大会(1989年度)と2連覇を達成。清水エスパルス時代には第78回大会でも決勝進出を果たしています。そして指導者に転身してからは、清水で第85回大会(2005年度)と第90回大会(2010年度)の決勝の舞台を経験。両大会ともに惜しくも準優勝に終わりましたが、その後、ガンバ大阪の指揮官に就任すると、同チームを第94回大会(2014年度)、第95回大会(2015年度)の連覇へと導いています。

長谷川監督と同様、選手・監督の両方で優勝を経験しているのが、川崎フロンターレの鬼木達監督です。選手としては鹿島アントラーズ時代に第77回大会(1997年度)の優勝メンバーとなり、指導者としては川崎Fを率いて第100回の記念大会(2020年度)を制しました。川崎Fにとってはこれが初の天皇杯制覇でした。

選手として複数回の優勝を経験しているのは、アルビレックス新潟の松橋力蔵監督と柏レイソルの井原正巳監督、湘南ベルマーレの山口智監督です。松橋監督と井原監督は日産自動車/日産FC横浜マリノスのメンバーとして第71回大会(1991年度)、第72回大会(1992年度)の連覇を経験。山口監督はG大阪時代、キャプテンとして第88回大会(2008年度)、第89回大会(2009年度)の連覇を味わっています。第88回大会はG大阪にとって初の天皇杯制覇であり、当時の山口選手はDFながら大会通算2ゴールを記録しています。

長い天皇杯の歴史の中で、大きな出来事の当事者になったのがヴィッセル神戸の吉田孝行監督です。横浜フリューゲルスの一員として第78回大会(1997年)に出場し、決勝では当時選手だった長谷川監督も先発した清水に2-1で勝利し優勝しました。横浜Fはこのシーズン限りでのクラブ消滅が決まっており、これが最後の試合。そして1-1で迎えた72分、当時の吉田選手が横浜Fにとって最後のゴールを決め、これが決勝点となりました。

アビスパ福岡の長谷部茂利監督は現役時代、ヴェルディ川崎(現、東京ヴェルディ)で第76回大会(1996年度)の優勝メンバーになり、背番号10を付けた神戸時代には第80回大会(2000年度)でクラブ初の準決勝進出に貢献しました。また、その2年後の第82回大会(2002年度)では、ジェフユナイテッド市原(現、ジェフユナイテッド市原・千葉)でも準決勝進出を果たしています。また、指導者としては昨年度の第103回大会で福岡を8強に導いており、今大会で2年連続の準々決勝進出となっています。

J2リーグから唯一、8強入りを果たしたロアッソ熊本の大木武監督は、指揮官として過去に13回、天皇杯を戦っています。これは今回、準々決勝を戦う8人の監督の中では、長谷川監督の16回に次いで多い数字。その中で、第91回大会(2011年度)では当時J2だった京都サンガF.C.を率いて決勝進出を果たしました。同じく当時J2だったFC東京に惜しくも敗れて準優勝に終わりましたが、史上初のJ2勢同士の天皇杯決勝は話題を呼びました。

天皇杯で選手として、監督としてさまざまな成績を残し、名シーンの当事者となってきた8人の日本人指揮官。今大会では、それぞれどのようなドラマが待ち受けているでしょうか。

【1回戦】5月20日(土)、21日(日)[予備日:5月22日(月)]
【2回戦】6月7日(水)、14日(水)、21日(水)
【3回戦】7月12日(水)[予備日:7月19日(水)、26日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月2日(水)[予備日:8月9日(水)]

【準々決勝】8月30日(水)[予備日:9月13日(水)]
【準決勝】10月8日(日)
【決勝】12月9日(土)

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