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ベスト8が決定!暁星国際は逆転勝利で準々決勝へ 第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

2021年01月05日

ベスト8が決定!暁星国際は逆転勝利で準々決勝へ 第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は大会2日目の1月4日(月)、2回戦8試合が行われ、準々決勝に進む8チームが決まりました。

ピックアップマッチ1

宇都宮文星女子高校 1-3(前半1-0、後半0-3) 暁星国際高校

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みきぼうパークひょうご第2球技場での第1試合では、宇都宮文星女子高校(関東7/栃木)と暁星国際高校(関東2/千葉)が、互いに初の準々決勝進出を懸けて激突しました。最終ラインから組み立てる暁星国際がボールを保持して試合を進めますが、前半半ばまでに何度か相手ゴールに迫ったものの、大きなチャンスはつくれませんでした。徐々に宇都宮文星が落ち着き、最終ラインの裏を突く攻撃を繰り出していきます。その流れから奪ったコーナーキックで16分、ファーサイドからの和久井玲良選手の折り返しを角野來春選手が押し込み、宇都宮文星が先制しました。

後半に入り、宇都宮文星は突破役の右サイドの角野選手に加え、左サイドに萩原優凪選手を送り込み、攻撃の加速を狙いました。萩原選手は後半開始3分で右クロスに中央へ絞ってシュートを放つなど、期待に応えます。対する暁星国際も、「起点を中央に置いた方が圧力を強められる」(細谷拓郎コーチ)と、佐藤美緒選手を右サイドから中央へ移すなど、反撃の糸口を探りました。

宇都宮文星がリードしたまま残り15分を切ると、さらに交代カードを切っていた暁星国際が前がかりに仕掛けます。すると66分、ペナルティーエリア内での畳みかける攻撃でPKを獲得。これを安倍愛里選手がしっかり決めて、試合は振り出しに戻ります。

安倍選手のゴールから試合は動きます。同点ゴールから1分後、勢いに乗った暁星国際は左サイドを崩し、ゴール前に飛び込んだ佐藤選手の先、ファーサイドで交代出場の土屋琳音選手が押し込み、ついに試合をひっくり返しました。流れをつかんだ暁星国際は75分に安倍選手がフリーキックを直接決めて3-1。劇的な逆転勝利で、初出場の暁星国際がベスト8へと駆け上がりました。

ピックアップマッチ2

開志学園JSC高等部 6-0(前半4-0、2-0) 北海道文教大学明清高校

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みきぼうパークひょうご第2球技場での第2試合では、開志学園JSC高等部(北信越2/新潟)と北海道文教大学明清高校(北海道1)が、互いに初となる8強進出を争いました。試合は早々に動きました。開始8分、左サイドからのボールを受けた開志学園FW山本葉桜選手が中央へと流れながらペナルティアーク手前でシュート。このミドル弾がゴール左に突き刺さり、先制点となります。21分には稲村雪乃選手が蹴った右コーナーキックが直接ゴールに入り、点差が広がります。稲村選手は4分後にもショートコーナーキックを受けると狙いすましてゴール右隅を射抜き、3-0。38分には北沢明未選手が中央突破からループシュートでGKの頭上を抜き、開志学園が4点リードで前半を終えました。

開志学園の出足が早い守備に圧倒されていた文教大明清は、ハーフタイムに2人をベンチから送り込むなど、流れを変えようと試みます。57分にも失点しますが、選手たちは足を止めずに前を向き続けました。すると、選手の意欲が引力を持ったように、こぼれ球が文教大明清に集まり、攻めの勢いを増していきました。

清野訓靖監督が「卒業とともに校名が変わる3年生は、特に意識して戦ってくれていたようでした」と語るように、第1回大会から出場を続ける文教大明清は、校舎移転に伴い校名が変わるため、現在の名称での出場は今回が最後となります。後半は意地を見せ、シュートやフリーキック、コーナーキックを徐々に繰り出しますが、終了間際に6点目を追加され、試合終了。初の8強進出をつかんだのは創部8年目の開志学園でした。

監督・選手コメント

細谷拓郎 コーチ(暁星国際高校)
一発勝負の緊張感もあり、前半は選手の動きが硬かったと思います。相手のシステムとのかみ合わせもうまくはまりませんでした。前線で時間をつくれるようにアクションを起こそう、それに点を取るためには前がかりにならないといけないので、少しは後ろのリスクも伴うよ、ということを伝えて後半のピッチに送り出しました。初出場の私たちは経験値が少ないのですが、その差を上回るプレーを選手たちが見せてくれました。苦しい状況で勝ちに持っていった選手たちは非常に頼もしいし、彼女たちならもっとできるはずだと思っています。

安倍愛里 選手(暁星国際高校)
練習試合で勝ったことがある相手でしたが、油断や過信をしないように、初出場チームとしてチャレンジャー精神を持って挑みました。パスがずれたりしてボールが全然つながらず、どたばたする時間が長かったのですが、修正することができました。追う展開でも、皆ができると思っていたので、後半開始前の円陣ではすごく盛り上がっていました。PKを蹴る時は決める気満々でしたし、フリーキックは狙った通りに決められました。目標の日本一に向かい、全員で目の前の試合を一戦ずつ勝っていきます。

稲村雪乃 選手(開志学園JSC高等部)
早い段階で点を決められたのは良かったのですが、その後は守備が疎かになった部分があり、後半は結構攻め込まれて危ないシーンがあったので、そこを改善したいと思います。コーナーキックが直接決まったのはたまたまです。本当はファーサイドを狙ったのですが、良い感じでゴールに入ってくれました。大会前は、ベスト4を目標に掲げました。私たちなら行けるんじゃないかなと、自信もありました。現在のチームは今までで一番完成度が高いと、個人的に感じています。

清野訓靖 監督(北海道文教大学明清高校)
今大会、開始10分以内に失点したチームはほとんど負けていたので、我慢が必要だなと思っていましたが、早々の失点で流れを失ったと感じました。個々の差があったし、まだベスト8に届くレベルではなかったと思います。今日の相手の選手も北海道にはいないレベルでしたが、ああいう選手を育てないと8強にたどり着けないのだと、よく分かりました。今日は大敗しましたが、昨日はよく勝ってくれました。越えなければいけない壁を体感できたことは、本当に財産になると思います。校名は変わりますが、今日のような試合があったから壁を越えられたねと言える日が来るよう、しっかり種を蒔き、芽を出し花を咲かせられたらいいなと思います。

第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

大会期間:2021年1月3日(日)~2021年1月10日(日)
大会会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、五色台運動公園(兵庫県洲本市)、いぶきの森球技場(兵庫県神戸市)、ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市)

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