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栄養レクチャー

2014年08月25日

「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる選手を
育成することはとても大事なことです。

アカデミー堺では夏休み期間中の一時帰寮日を利用して「食育」のJFAプログラムを
実施しました。

講師はアカデミー堺の管理栄養士として献立作成をしてくださる橋本恵さん。
オリンピック選手の帯同や、陸上選手とともに海外を飛び回る
スポーツの経験豊富な栄養士さんです。

レクチャーは「栄養バランスの基本」「補食とおやつの違い」をテーマに
座学と実践を交えて行われました。



「橋本商店」が開店して、実際に食品を成分表示を見て手に取り
それらを分類するという作業を行います。



最後は「補食に適している」と思う商品を、みんなにコマーシャルするという
プレゼンタイム。

コマーシャルが上手でその商品を選びたくなります。



アカデミー生からは自分の1日の食事を振り返り、何が足りないのかを考えることが
大事だし、それを補うものが補食なのでその内容もこれから考えないといけないといった
声がありました。

橋本さんとお会いするときは、スポーツ選手の食事に関して
いつも必ず同じ話になります。
栄養管理ももちろん大事なのですが、食事のマナー、食事への向かい方に
「人として」「選手として」の強い差が出てくるという話です。

「自分の身体は自分が意志を持って口に運ぶものでできるという自分に対する責任感」
「苦手でないものでもポジティブに向きあう向上心」
「作ってくださる人、食材への感謝」
「食事は楽しく。食べてる本人も、そしてそれを見ている人も楽しくなるようなマナー、雰囲気」

一流選手はこれらを備えている人がほとんどです。

「肘をつかない!」「お箸の持ち方!」「お茶碗持つ!」
「残さない!」「きれいに食べる!」

毎日アカデミーの食事の際に飛び交うスタッフからの注意です。
注意を受ける選手も大変と思いますが、
自分の身体を作る、エネルギーの源になるというパフォーマンスのためにという目的加えて
美しい日本文化の発信ができ、人間性の高い選手となるよう
日々の食事の時間も意識して実践して欲しいと思います。


【アカデミー生コメント】

2期生 真木悠花 (FCヴィトーリア)

私は栄養レクチャーを受けて自分の食生活をもう一度見直していかないといけないと
思いました。
お腹がすいた時に栄養のことを考えずお菓子を食べていましたし、苦手な食材は食べないと
いう好き嫌いをしてしまっていました。
一つ一つの食材に役割があることを学んだので、これから色々な食材にチャレンジしようと
思います。
強い健康な体をつくるための橋本さんに教えていただいた「一汁三菜+ニコニコ」を
意識して食事をしていこうと思いました。



3期生 山本菜々美 (アイナック神戸レオネッサU-15)

私は橋本さんから栄養レクチャーを受けて「一汁三菜+ニコニコ」という栄養の取り方を
学びました。なのでこれからはこれを意識して食事していきたいと思います。
また、補食とおやつの違いも知ることができました。
食事で取れなかった栄養は補食で補います。
おやつは栄養を考えず自由に食べるものです。 
これからはなるべくおやつでなく補食で栄養を補いお腹を満たしていきたいと思います。
そして食事のマナー、あいさつについても学びました。
「いただきます」は命をいただきます、「ごちそうさま」は作ってくれた人へのごちそうさまです。
これからはこの気持ちを込めてあいさつしたいです。

 ※ 「一汁三菜+ニコニコ」:主食、汁物、主菜、副菜、副々菜 +
   ニコのお皿(乳製品、フルーツ)、楽しくニコニコ食事する」

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