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U-22日本代表、豪雨の中でハードなトレー二ングを実施

2015年12月28日

U-22日本代表、豪雨の中でハードなトレー二ングを実施

石垣島でのトレーニングキャンプ6日目の27日。

朝食時から秋葉忠宏コーチを中心に前日の練習映像を見ながらのミーティングが始まり、選手たちは真剣に耳を傾けます。最終予選に向けて、体も心も頭もコンディションを高めていきます。

この日は朝から強く激しい雨が降り続きますが、合流したばかりのDF岩波拓也、MF中島翔哉の二選手はリカバリートレーニングを行い、残る選手たちは序盤に、プレパレーションエクササイズを行ったあと、変換パワートレーニングというジャンプ系のトレーニングにより、今キャンプのテーマである身体能力の向上に向けて体を追い込みます。その後、ドリブルのテクニカルトレーニング、前日に続いてゴール前におけるクロスの攻防を練習し、最後はシュート練習で午前の練習を終えます。

午後は、2人組フィジカル&テクニックや、四隅にサーバーを置いたスクエアでの3対3のポゼッションをトップスピードで行ったりと、フィットネスとサッカーのトレーニングを融合した負荷の高いメニューをこなします。続くサッカーのトレーニングでは、7対7のゲーム形式の練習から攻守に分かれてのファンクショントレーニングを実施。ディフェンス陣は、クロスボールに対するヘディングでのクリアリング、オフェンス陣は、ワンツーパスから、スルーパスから、クロスボールからと3つのシチュエーションでのシュート練習を実施。連日、フィニッシュの部分に重きを置いた練習を重ねます。

石垣島キャンプにおいて負荷の一番のピークである本日の二部練習を乗り越え、選手たちの表情からは疲れと共に清々しさも見られました。28日は一部練習を予定しています。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
チーム全員が心を一つにしてキャンプを進められている手応えを感じています。その要因としては、一つの目標を全員で共有できている、既に選ばれた21名がこの年代の代表であるという自覚を示せている、残る2枠を目指す選手が可能性を信じて集中してやれている、といったところが挙げられます。全ては最終予選のため、という意識が一つになっています。残り2枠にどういう選手を選出するかイメージができてきています。そこに注目が集まることが一つの狙いでしたし、2枠を目指す選手たちがモチベーション高く計算することなく自分を磨いてくれています。フィジカルと戦術を織り交ぜたキャンプを進めてきましたが、最後は29日の午後に行う紅白戦で判断をしたいと考えています。キャンプが半分過ぎて、イメージ通りポジティブな方向に進んでいますし、競争と向上が良いバランスで共存しています。チームの雰囲気も良く、選手たちから自発的に声が出てきています。平常心でやれていることがチームの雰囲気の明るさにつながっていると思います。最終予選に対して今からピリピリしても仕方がないですから。選手たちはまだ22歳以下で、攻撃・守備を問わず全てを伸ばさなければいけない年代ですので、ありとあらゆるトレーニングを組み込んでいます。年明けからは対戦相手を意識した準備に入りますが、今はまずコンディションとスキルの向上、戦術理解の整理が重要で、それが整いつつあると感じています。

GK 牲川歩見 選手(ジュビロ磐田)
最終予選のメンバーには入っていませんが、いつ何が起きるか分かりませんので、バックアップメンバーとしてしっかり準備しています。ここまでチーム全体が良い雰囲気でやれていると思います。最終予選に向けて団結力やチームワークが重要ですし、それらが勢いを生み出すと思いますので、このキャンプでしっかりコミュニケーションを取って高めていきたいです。

MF 中島翔哉 選手(FC東京)
みんながサッカーを楽しんでいるのでチームがすごく良い雰囲気にあると感じています。自分自身、全ての面でさらに成長したいですが、特にゴール前の部分では技術をもっと向上させたいです。最終予選に向けてチームとして協力して進んでいく必要がありますので、普段からコミュニケーションを取って、意見をぶつけ合いながらやっていきたいです。

MF 三竿健斗 選手(東京ヴェルディ)
残り2枠しか無い中で自分の持ち味を出せるだけ出したいと考えてキャンプに臨みました。ボールを奪うところが自分の持ち味ですので、寄せの速さ、球際の勝負に勝つところを出していきたいです。日本代表は非常に責任のある立場ですので、選出されたら責任のあるプレーをし、かつ、自分の持ち味を出したいです。

FW 鈴木武蔵 選手(水戸ホーリーホック)
チームを盛り上げて少しでも良い雰囲気で最終予選に臨めればと考えています。カタール・UAE遠征で無得点に終わったことに対しFWとして責任を感じますが、ただその中でもコンビネーションで良いプレーも出ていましたし、マイナスなことだけではありません。最終予選では結果を残したいです。スピート・高さ・フィジカルの3つを持って戦える自分の強みを活かしていきたいです。

スケジュール

12月23日(水) AM/PM トレーニング
12月24日(木) AM/PM トレーニング
12月25日(金) AM トレーニング
12月26日(土) AM/PM トレーニング
12月27日(日) AM/PM トレーニング
12月28日(月) AM トレーニング
12月29日(火) AM/PM トレーニング
12月30日(水) AM トレーニング
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