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広島が北海道との接戦を制する 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2014年12月01日

広島が北海道との接戦を制する 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は11月30日(日)、各地で1回戦の残り6試合を開催しました。

ピックアップマッチ1

アンジュヴィオレ広島(中国1/広島) 2-1(前半1-1、後半1-0) ノルディ―ア北海道(北海道)

三重県鈴鹿市での第1試合、アンジュヴィオレ広島(中国1/広島)とノルディーア北海道(北海道)の対戦で、先制したのは広島でした。敵陣で回していたボールを一旦下げると、ハーフウエーライン付近から武田裕季選手が右足を一振り。好パスを配するDFのロングシュートが相手GKの頭上を抜き、見事な先制点となります。対する北海道は粘り強く守り、スピードある山崎優菜選手や技術の高い鳴海若菜選手へとつないで打開を狙います。21分には山崎選手がドリブルで突破を仕掛け、ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、これを湊明穂選手が決めて北海道が前半のうちに追いつきました。

後半に入っても積極的に相手のゴールに迫る広島に対し、北海道は布陣や選手の配置を変えて状況の好転を狙います。そうした展開の中、次のゴールは広島に生まれました。北海道のGK渡邉杏紗選手の好守もあってゴールを割れずにいた73分、齋原みず稀選手が放ったロングシュートがクロスバーを直撃。ほぼ真下に落ちたボールを市川苑佳選手が押し込み、2-1とします。その後も攻め手を緩めない広島が、そのまま勝利を手にしました。

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ピックアップマッチ2

JFAアカデミー福島(東北2/福島) 3-0(前半1-0、後半2-0) 福岡J・アンクラス(九州1/福岡)

鈴鹿市での第2試合では、7年連続本大会出場のJFAアカデミー福島(東北2/福島)が、福岡J・アンクラス(九州1/福岡)と対戦。序盤から球足の速いパスをつなぎ、福岡を崩しにかかります。惜しい場面もありながら無得点のまま迎えた前半終了間際、アカデミー福島が先制します。CKをゴール前へ送った北川ひかる選手が、跳ね返されたボールを拾うと思い切って左足でシュート。無回転のボールが、ゴールネットを揺らしました。

アカデミー福島は、後半早々に追加点を奪います。最終ラインからのロングボールが中盤の遠藤純選手へ、さらに大熊良奈選手につながると、大熊選手は見事なターンで前を向き、強烈なシュートを突き刺しました。福島はこの後、73分の水谷有希選手のシュートが決まり、リードを3点に広げます。福岡も交代出場した福井しほり選手が何度か惜しいシュートを放ちますが、ゴールは生まれず。アカデミー福島が3-0で2回戦進出を決めました。

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その他の試合結果

ASハリマアルビオン(関西3/兵庫) 3-0(前半2-0、後半1-0) 清水第八プレアデス(東海2/静岡)
藤枝順心高校(東海1/静岡) 5-0(前半2-0、後半3-0) 姫路独協大学(関西2/兵庫)
アルビレックス新潟レディースU-18(北信越3/新潟) 0-6(前半0-1、後半0-5) 常盤木学園高校(東北1/宮城)
JAPANサッカーカレッジレディース(北信越1/新潟) 0-2(前半0-0、後半0-2) 日本体育大学(関東2/神奈川)

選手コメント

有田一衣 選手(ノルディーア北海道/北海道)
今大会は、これまで私たちが北海道リーグで積み上げてきたものがどれくらい通用するのかを知るための大事な場でした。個のスピードや粘り強い守備は通用したと思いますが、意図的にボールを奪って自分たちのペースでプレーする時間帯が少なかったことは改善点です。私たちの現時点での実力をチャレンジリーグのチーム相手に知ることができ、良い経験になりましたが、結果を出せずに非常に悔しいです。勝ってなでしこリーグのチームと戦いたかったです。

武田裕季 選手(アンジュヴィオレ広島/広島)
先制点の場面はGKが前に出ているのを見ていました。監督から「どんどん打っていけ」と言われていたので、シュートを打とうと狙っていましたし、普段からボールを持ったときに遠い位置を見ていますので、自分の得意なプレーを出そうと思っていました。チームの動きもだいぶスムーズになり、それぞれがやりたいことを伝え合って、成長していると思います。初戦に勝てば2回戦はホームで戦えるので、サポーターの前でもう一度試合をしたいという気持ちで戦いました。

北川ひかる 選手(JFAアカデミー福島/福島)
先制の場面は相手GKが前に出ていたので、強くて低いシュートならいけるかなと思って打ちました。監督からサイドの選手はどんどん仕掛けていっていいと言われていて、CBの私も攻め上がってシュートに持ち込むプレーを1度出すことができました。この1カ月間、男子チームと試合をするなど、体力の強化に努めた成果が出たと思います。皇后杯は自分たちにとって大事な大会です。高校3年生にとって最後の大会なので、目標のベスト4に向かって頑張ります。

花田亜衣子 選手(福岡J・アンクラス/福岡)
奪ったボールをすぐに失ってしまい、守備の時間が長くなった結果、攻撃時に練習で取り組んできたことを出せませんでした。チャレンジリーグで勝利を積み重ねることができなかった分、皇后杯では結果を出さないといけないと思っていました。準々決勝進出を目標としていたのに、初戦で敗退して本当に悔しいですし、応援してくれた方々に申し訳なく思います。それぞれ足りないものが多いので、これからもっと努力して来年の戦いにつなげたいです。

第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2014年11月29日(土)~2015年1月1日(木・祝)
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