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JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座セッション2を開催
2014年10月15日
10月10日から13日にかけて、9月に始まった2014年度SMC本講座のセッション2を行いました。
今回はスポーツから少し離れ、さまざまなな側面から「他者を巻き込む」ことをテーマに、「コミュニティデザイン」や「アート(芸術)」の講義とワークに取り組みました。地域を活性化するためにそこに住む人々とどのように協力するか、また自分たちが楽しむ場を作るために行政や周囲の環境をどのように活用するか。「他者」と関わっていくために何が必要かということを学び、経験しました。
地域やそこに住む人々、環境を巻き込んでいくためには、その歴史や風土までを大きく捉え、本質的なところに目を向ける必要があります。これはスポーツにおける、地域に根づいた「クラブ」を創り上げていくために必要なことのヒントになるかもしれません。
いよいよ次回からは本講座も中盤に差し掛かります。情報の整理やたくさんの課題に追われ、受講者のみなさんも仕事との両立が難しくなっていきますが、理想のクラブの実現に向け、まだまだ講座は続きます。
受講者コメント
今泉幸広 さん
(「コミュニティデザイン」を受講して)地域が求めるものが把握できていなければ理想のクラブはできないと思います。今後の人口減少と少子高齢化を考えたコミュニティデザインに共感しました。
藤田克己 さん
(「ソーシャルイノベーションを起こせ!」を受講して)「最初のフォロワーが大事」という言葉に「なるほど」と感じました。県協会のホームページでもユニバーサルデザインを意識してデザインを考える必要があり、本などで学んでいましたが、話を聞いて非常にスムーズに理解でき、改めてその必要性を感じました。
久川直裕 さん
(「アートと地域づくり」を受講して)発見・学習・協働・交流の大切さを知りました。理念は大事ですが、それと同じくらい地元の人たちの「誇り」を尊重することが重要であると理解出来ました。