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スポーツ救命ライセンス講習会を香川県サッカー協会で開催

2022年09月21日

スポーツ救命ライセンス講習会を香川県サッカー協会で開催

9月11日(日)に香川高松市の穴吹リハビリテーションカレッジにて「スポーツ救命ライセンス講習会」を開催し、更新講習会に8人、新規講習会に6人が参加しました。

講義では、熱中症や脳振盪(のうしんとう)などスポーツ現場で起こり得ることが多い事象についての対処法を学びました。実技では心肺蘇生の中でも最も重要となる胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方、バックボードによる全身固定・搬送についても学習し、実践練習を繰り返し行いました。受講者はAEDの重要性を再認識した様子が伺えました。

日本サッカー協会は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と簡易救命講習会である「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しています。「スポーツ救命ライセンス講習会」は、(公財)日本スポーツ協会(JSPO)公認アスレティックトレーナーが資格更新のために保有しなければならないBLS(Basic Life Support:一次救命処置)資格取得のための講習会として認定されています。

※AEDのご購入・リースは、「メディカル」の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。

講師コメント

廣瀬友彦 医学委員会委員長(香川県サッカー協会)
前回2019年に第1回のスポーツ救命ライセンス講習会を四国で初めて開催してから、3年ぶりの開催となりました。コロナ禍のため講習会の実施を見送ってきましたが、前回参加者から更新コースの要望があり、背中を押されました。新規感染者数が右肩上りの8月には開催すべきかどうか悩みましたが、9月になってピークアウトを迎え、無事開催出来てホッとしています。コースディレクターの古家先生をはじめ多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。規模を縮小したため、少人数でベテランインストラクターの素晴らしい指導を受けられて贅沢な講習会だったと思います。受講者の満足度も高かったようで、今後はより参加者を増やしていくことが課題となりそうです。

受講者コメント

福岡達郎 医師(JCHOりつりん病院)
講習会を香川県で企画開催いただき本当にありがとうございました。サッカーの場面を想定した理論講義を行なっていただいた後に、実技講習を行っていただいたことで理解を深めることができたと感じています。実際にAEDやボードを用いて実践練習を繰り返したことで、普段頭の中でシミュレーションを行っていたことをアウトプットすることができて自信につながりました。今回の経験を生かして今後もサッカーやスポーツの現場で活動していきたいです。また講習会をより沢山の方に知っていただけるように広めていきたいと思います。

山﨑可愛さん(柔道整復師/やまさき接骨院)
"心停止を放置すれば、1分ごとに生存率が7~10%下がる"この言葉から、いかにBLSが重要か今回の講習で再確認することができました。AEDを用いての対応や搬送方法など実践形式で丁寧に指導して下さり、トレーナー活動をする上で必要な知識や技術を習得できました。
また、周囲の人との協力が必要不可欠だと感じました。一人の力では困難な事でも協力することで救える命があると思うので、多くの人に受講してもらいたいと思いました。
今回学んだ事を実践で生かせるよう常に勉強を続け、自信を持って迅速に行動していきたいです。

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