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なでしこジャパン、FIFA女子ワールドカップに向けて香川で始動

2015年05月19日

なでしこジャパン、FIFA女子ワールドカップに向けて香川で始動

6月6日に開幕するFIFA女子ワールドカップ カナダ2015に出場するなでしこジャパン(日本女子代表)が18日、香川県内でトレーニングキャンプを開始しました。

大会メンバー23名とバックアップメンバーを含む27選手が勢揃いし、まずはシャトルランを繰り返すヨーヨーテストからスタート。前日のリーグ戦に出場した選手が多かったことから、その後はパスや全体でのボール回しなど軽めのメニューでコンディションを整えました。

初日のトレーニングを、宮間あや選手は「初日は和やか。ワールドカップで優勝するという目的をもった選手・スタッフが一つになれていたと思う」とコメント。海外組が国内で揃うのも久しぶりとあって、ピッチ上は笑顔が溢れていました。約二週間となる国内キャンプのテーマを、佐々木則夫監督は、フィジカル面でのスタミナ・ベース向上と戦術的なチーム作りとしています。24日には、MS&ADなでしこカップ2015でニュージーランド女子代表と、28日にはキリンチャレンジカップ2015でイタリア女子代表と対戦し、チームを仕上げていきます。

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015の初戦まで日本時間で残り三週間。いよいよ、最後の準備が始まりました。

監督・選手コメント

佐々木則夫 監督
非常にいい雰囲気でスタートしてくれました。ピッチも良く、いい環境を香川のみなさんに整えていただきました。日本でのキャンプの狙いは、攻守にアクションするベースを作ることと、海外組を含めたチームのコンビネーションをしっかりと高めていくことです。今日は軽めのトレーニングでしたが、明日からしっかりとベースを上げていきます。

MF #10  澤穂希 選手(INAC神戸レオネッサ) 
久しぶりにヨーロッパ組にも会って嬉しかったです。またみんなと青いジャージに袖を通して、いよいよ始まるな、と思いました。代表の活動はいつでも、どんなときでも、緊張しますし楽しみな部分が多いです。国を、日の丸を背負って戦うことに、今まで以上に覚悟と責任を感じています。代表の「10番」はいろんな意味で重いです。10番を任されている以上、しっかりと結果に応えられるよう頑張りたいです。大会にピークを合わせて、いいコンディションで迎えるために、今できることをやっていきます。

MF #7  安藤梢 選手(1.FFCフランクフルト/ドイツ) 
なでしこジャパンにとって、ひとつになることはとても大切なので、今日のトレーニングでも、盛り上げようと一人一人が意識してやっていたと思います。大会初戦までは、まだ時間があります。連覇を目標に、この合宿で、細かいところをみんなで話し合って詰め、ひとつになれればと思います。自分自身が海外で経験していることをピッチで出して、練習でもパススピードや球際の部分を積極的に出していきたいです。

DF #23  北原佳奈 選手(アルビレックス新潟レディース) 
ワールドカップメンバーは初めての経験ですが、自分の強みは高さを活かしたヘディングとロングフィードだと思っています。国内合宿でアピールして、試合に活かして、チームの勝利に貢献したいです。明日からまた切り替えて、ワールドカップに向けて頑張ります。

JFA-TV

  • 佐々木 監督 インタビュー

  • 宮間あや 選手 インタビュー

  • 安藤梢 選手 インタビュー

  • 北原佳奈 選手 インタビュー

MS&AD なでしこカップ 2015

なでしこジャパン(日本女子代表) vs ニュージーランド女子代表
5月24日(日) 19:10 キックオフ(予定)
香川/香川県立丸亀競技場
チケット情報はこちら

公共交通機関に加え、近隣の駅や駐車場とスタジアムを結ぶ臨時バスの運行を予定
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キリンチャレンジカップ2015

なでしこジャパン(日本女子代表) vs イタリア女子代表
5月28日(木) 19:20 キックオフ(予定)
長野/南長野運動公園総合球技場
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シャトルバスを運行予定
会場アクセスはこちら

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

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