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FIFA女子ワールドカップカナダ2015 大会トロフィーツアーを日本で開催

2015年02月21日

FIFA女子ワールドカップカナダ2015 大会トロフィーツアーを日本で開催

6月に開幕するFIFA女子ワールドカップカナダ2015の大会トロフィーツアー「FIFA Women’s World Cup Canada 2015 Live Your Goals Tour」が、2月20日(金)、21日(土)の2日間、日本サッカーミュージアムのヴァーチャルスタジアムで行われました。昨年11月にスペインで開始したツアーは、日本で11カ国目。3月にカナダ入りするまで、大会に参加する全地域を回ります。

記者会見には、国際サッカー連盟(FIFA)のモヤ・ドッド女子副委員長、日本サッカー協会の大仁邦彌会長、野田朱美女子委員長、なでしこジャパン(日本女子代表)の佐々木則夫監督のほか、FIFA女子ワールドカップ2011の優勝メンバーである山郷のぞみさん、矢野喬子さんが出席しました。ドッド副委員長は「2011年大会の日本とアメリカの決勝戦は、男女を問わず、いままで見たサッカーの試合のなかで個人的にベストの試合。今大会は参加チームも増え、規模も大きくなる。観戦チケットもすでに50万枚が販売され、前回大会を上回ることが予想されている」とコメント。佐々木監督も「今大会は、日本全国の皆さんが優勝という目標を共有している。あらためてトロフィーを見て、思いを強くしました」と抱負を述べました。

夕方からはU-17日本女子代表 高倉麻子監督、サッカー解説者で元日本代表の福西崇史さんが加わり、サッカージャーナリストの大住良之さんをモデレーターとしてシンポジウムを開催。100名を超えるお客様の前で、女子ワールドカップに挑んだ日本の過去や未来、現在の女子サッカーの普及について語り、男女を問わず人々を魅了するワールドカップについて語り合いました。

21日(土)にはグラスルーツフェスティバルが行われ、小学生以下の女の子が約30名参加し、笑顔でボールを蹴りました。

なお、20日(土)のみの予定だった日本サッカーミュージアムでのトロフィー特別展示は、FIFAの協力のもと、22日(日)17:00まで展示が延長されることになりました。ぜひご覧ください。

登壇者コメント

FIFA モヤ・ドッド 特任理事/女子委員会副委員長
今回の女子ワールドカップからチーム数が24に増え、より大規模に、また今までより長く大会を楽しんでいただけるようになりました。サッカーは多くの人に愛され、親しまれているスポーツで、女子サッカーもそれは同じです。カナダは多様な文化がある国で、多くの国籍やサポーターの方々がいます。各参加チームにとってホームのような雰囲気を味わってもらえるのではと思います。日本にとっては、連覇のかかった一層特別なものになると思っています。

公益財団法人 日本サッカー協会 野田朱美 女子委員長
全ての選手の目標はワールドカップに出て、優勝することです。ただそれだけがゴールではありません。育成を含めた普及につなげていくことに結びつけたいですし、なでしこジャパンOGを含めていろんな人々の協力のもと、今後も進めていきたいと思います。

なでしこジャパン 佐々木則夫 監督
なでしこジャパンのワールドカップへの挑戦を、日本全国のみなさんが応援してくださっていると感じています。いろいろな思いを背負いながら挑むのは初めてですし、連覇は簡単なものではありませんが、ぜひ優勝して二つのトロフィーを日本に揃えたいと思います。

FIFA女子ワールドカップ2011メンバー(神奈川大学体育会女子サッカー部コーチ) 矢野喬子さん
前回のワールドカップで優勝し、表彰セレモニーで初めてトロフィーを間近で見たとき、それまでの思いがこみあげて、これが現実なのだと感じたときはとても感動的でした。澤さんがトロフィーを掲げた瞬間、みんなが無我夢中でトロフィーに手を伸ばしていました。優勝したことで女子サッカーが認知されて、サッカーをする女の子たちも増えました。「なでしこジャパンに入りたい」と言ってくれるようになったことも優勝の影響のひとつです。

FIFA女子ワールドカップ2011メンバー(成立学園サッカー部GKコーチ) 山郷のぞみさん
2011年大会は、優勝は目指しているところではありましたが、簡単なものではないと思っていましたし、まずはグループステージ突破を、と思っていました。なでしこジャパンは、一試合目と決勝戦はまるで違うチームのようで、試合ごとに成長し、メンタル面でも一体感が出ていきました。今回のカナダ大会に向けて、チームは4年かけて準備をしてきたと思います。前回大会より試合数も増えていますので、より粘り強いチームで、臨んでほしいと思います。

日本サッカーミュージアム

「FIFA女子ワールドカップ カナダ2015 トロフィー展示」情報はこちら

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