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ベスト8が出そろう バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会

2015年01月06日

ベスト8が出そろう バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会

バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会は1月5日(月)に2日目を迎え、グループステージ最終戦を戦い、決勝ラウンド進出16チームが決定。さらに同日ノックアウト方式のラウンド16も行い、ベスト8が出そろいました。

1次ラウンドの残り1試合は、各グループ1位と2位の中で各会場の上位2チームずつ4チームが勝ち上がる決勝ラウンド進出を懸けて、最後まで白熱しました。グループDでは、ASコーフフットサルクラブ(山梨)と恵み野サッカースポーツ少年団(北海道1)が対戦。ASコーフは後半途中まで0-3とリードを許しますが、終盤にたたみ掛けて4点を奪取して1位通過を果たしました。
グループFでは、2試合で17得点という高い攻撃力を示した大分トリニータジュニア(大分)に真っ向勝負を挑んだ田宮ビクトリーサッカー少年団(徳島)が、それ以上の攻撃力を発揮。11-6で乱打戦を制して決勝ラウンドへの切符を手にしました。

 

各グループの1位通過12チームとワイルドカードの4チームによるラウンド16の戦いは、さらに熱気を帯びていきました。
AピッチとBピッチの2面同時キックオフとなった田宮ビクトリーとバディ.FC(福岡)、ピヴォ(静岡)とASコーフの2試合は、壮絶な展開となりました。互いに点の取り合いを演じ、2試合とも後半途中で3-3の同点。息つく暇もない拮抗した内容に、大田区総合体育館に集まった観客も選手たちの一挙手一投足を見守り、大きな声援を送っていました。先にスコアが動いたのはAピッチ。ワイルドカードで上がったバディが勝ち越すと、直後に田宮ビクトリーも追い付きます。その1分後には、右サイドの一宮優斗選手からのパスをファーサイドの上田優人選手が合わせ、田宮ビクトリーに勝利をもたらしました。

一方のBピッチは、ピヴォが押し込む展開が続く中でASコーフも粘り、決着はPK戦へと突入しました。そして両チームのキッカーそれぞれが8人連続で成功して迎えた9人目、先行のピヴォが決めると、ASコーフのキッカー、GK池谷祐真選手のシュートは無情にも枠から逸れてしまいます。登録の9選手全員がキッカーを務めたASコーフでしたが、最後はピヴォに軍配が上がりました。

そのほか、マルバ千葉fc U-12(千葉)、ブリンカールFC(愛知)、前回覇者・江南南サッカー少年団(埼玉)、鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城)、ファンアカデミー(東京)、多摩区FC U-12(神奈川)が勝利を収め、ベスト8進出チームがそろいました。大会最終日の6日(火)は、準々決勝、準決勝、決勝を開催します。小学生年代のフットサル日本一が決する戦いにご注目ください。

試合結果詳細はこちら

監督コメント

鶴丸聡一郎 監督(バディ.FC)
前回王者の江南南と一緒のグループということで、選手も大きなモチベーションを持って練習をしてきました。ただ、チームをけん引してきた千代島瞬選手がインフルエンザのために出場を断念せざるを得なかったことが残念でした。田宮ビクトリーとのラウンド16では、ゴールが決まったと思った場面で何度も守り切られてしまいました。そこは我慢比べでしたし、こちらも最後の最後にビッグチャンスを迎えましたが、GKのファインセーブを引き出した相手が素晴らしかったです。

渡辺彰太 監督(ASコーフフットサルクラブ)
緊張からか、取り組んできたことがうまく出せない中でもリーグを突破して、ラウンド16で少しは持ち味を出せたと思います。日頃からフットサルにこだわりを持ってやっていますし、サッカーと掛け持ちをする選手たちには、サッカーでは勝てなくても、フットサルの細かい部分を意識することで渡り合ってもらいたいと思っています。今大会で得たものを生かして成長し、この先のステージでも今のチームでやってきたことが無駄ではなかったと証明していってほしいです。

工藤幹太郎 監督(ミルマエFC・U-12)
強豪がそろう全国の舞台で1次ラウンドを勝ち抜くことは厳しいと感じていましたが、選手は最後までしぶとく走り、泥臭く守備をして、想像以上に頑張って突破してくれました。ピッチ上だけではなく、普段のトレーニングや日常生活においてもしっかりとやってきた積み重ねが、この舞台における頑張りにつながったと思います。全員がジュニアユースに上がりますので、上には上がいることを痛感した今大会に学び、また日々のトレーニングを続けていってもらいたいです。

倉沢飛輝 監督(エストレージャ.FC)
初出場でしたが、福島の代表として最低限の目標に掲げていた1次ラウンド突破を、ワイルドカードながらも達成できました。ただ、ラウンド16ではスコア以上の差を感じました。序盤のプレーはメンタル面に大きく左右され、いつもは犯さないようなミスが出ていましたし、そういうことに選手も気づくことができたと思います。相手との距離感が近くプレッシャーが厳しいことや、サッカーにはない緊張感を味わい、今大会で得たものをこの先の戦いで生かしてほしいです。

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バーモントカップ 第24回全日本少年フットサル大会

2015年1月4日(日)〜1月6日(火)
東京/駒沢オリンピック公園体育館、大田区総合体育館

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