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U-17日本代表

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ニュース

U-17日本代表スペイン遠征 強豪ベルギー相手に接戦も引き分ける

2017年03月02日

U-17日本代表スペイン遠征 強豪ベルギー相手に接戦も引き分ける

国際親善試合 第4戦 vs U-17ベルギー代表
2017年3月1日(水) キックオフ時間 15:30 (現地時間) 試合時間80分(40分ハーフ)
Estadio La Línea de la Concepción(スペイン・アンダルシア)
U-17日本代表 2-2(前半2-2、後半0-0)U-17ベルギー代表

得点
2分 失点(U-17ベルギー代表)
5分 菊地健太(U-17日本代表)
16分 失点(U-17ベルギー代表)
18分 山田寛人(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:青木心
DF:監物拓歩、平川怜、瀬古歩夢
MF:菊地健太、福岡慎平、喜田陽、菅原由勢
FW:宮代大聖、山田寛人、棚橋尭士

サブメンバー
GK:谷晃生
DF:デュークカルロス、池髙暢希、小林友希
MF:井川空、椿直起
FW:森海渡、中村敬斗

交代
HT 棚橋尭士 → 中村敬斗
HT 監物拓歩 → 小林友希

マッチレポート

「00ジャパン」は1日(月)、スペイン遠征4戦目でU-17ベルギー代表と対戦し、2-2で引き分けました。U-17ベルギー代表は、FIFA U-17ワールドカップチリ2015で3位になるなど、育成年代の大会で優秀な結果を出している強豪チームです。

試合は序盤から激しい展開を見せていきます。立ち上がり2分、ベルギーが前線へボールを送ると、日本は混戦からずるずると攻め込まれ、鋭いシュートがポストに弾かれた所を押し込まれ、簡単に失点を許してしまいます。出鼻を挫かれた日本ですが、すぐに試合を振り出しに戻します。5分、右サイドでボールを受けたMF菅原由勢選手がゴール前に見事なクロスを上げると、MF菊地健太選手がダイビングヘッドで合わせて同点とします。ところが16分、1人に右サイドを豪快に突破されクロスを上げられると、一度はクリアするものの、押し込まれ2点目を許します。それでも日本は、下を向かず次々に攻め込みます。18分には、ゴール前の混戦から上手く抜け出したFW山田寛人選手が冷静にループシュートを決めて、すぐさま追いつきます。その後は3バックが機能し、中盤に良いボールが入ると、日本は何度も得点チャンスを作ります。しかしゴールは奪えず、前半は2-2で終了します。

後半序盤、ベルギーがスピードの乗ったパス交換と個人技からリズムを作ります。攻め込まれ苦しい時間が続く日本ですが、前半の課題をしっかり修正し、決定的なシュートは打たせません。そして、前半同様中盤でボールが回りだし、前線にボールが入り出すと、日本は相手からリズムを奪います。56分、DF背後に抜け出した山田選手が右サイドでボールをキープして、中央にパスを送りますが、FW中村敬斗選手のシュートは僅かにゴールを外れます。64分にも、パス交換で相手を翻弄し、山田選手が放ったシュートが相手DFにクリアされ、こぼれた所をフリーでボールを受けた中村選手が決め切れず、逆転ゴールは奪えません。その後も日本は、後半は相手にシュートを1本も打たせないほど攻め込みますが、1点が遠く、試合は2-2のまま終了しました。

次戦は2日(火)、再びU-17ベルギー代表との最終戦に臨みます。

選手コメント

GK #12 青木心 選手(JFAアカデミー福島U18)
相手のスピード感にチーム全体が戸惑い、立ち上がり悪い形で2失点してしまいました。落ち着きを取り戻してからは、自分たちのペースで進めましたが、この遠征で課題となっている最後の質はまだまだだと感じました。また、本日は普段と異なるフォーメーションでプレーしましたが、もっとコミュニケーションを増やして連携面を詰めていきたいです。個人的にも、濡れたピッチでのテクニック、ビルドアップ時の素早さや安定感が足りないと感じました。今回このスペイン遠征で欧州の強豪国と真剣勝負ができて、非常に充実していますし、所属チームでも日々トレーニングして、課題を克服していきたいです。

DF #5 瀬古歩夢 選手(セレッソ大阪U-18)
本日の試合では、初戦と同様に試合の入り方が悪くて、簡単に失点してしまいました。しかし、ハーフタイムに課題を皆で修正し、後半粘り強い戦い方ができました。前線の選手の連続した守備があったからこそ、後方の選手がインターセプトなど狙いやすかったですし、攻撃のバリエーションも増え得点に繋がったと思います。個人的には、ビルドアップの時のポジショニングや、リスク管理、セットプレーのマークを中途半端にしてしまった所はまだまだ課題だと感じます。明日は最終戦なので、しっかり勝って終わりたいと思います。

DF #7 菅原由勢 選手(名古屋グランパスU18)
立ち上がりの悪さが出てしまい、2失点したことは本当に課題だと思います。しかし、そこから気持ちを皆で立て直して2得点出来たことは良かったと思います。攻撃面は強豪ベルギー相手に、崩しなど自分たちのやりたいサッカーができたと思いますが、最後のゴール前で決めきる所は、まだまだ課題だと感じます。守備面は、後半など集中して連携して守ることができ収穫もありました。この遠征では、チーム全体で勝ち切れていないので、勝ち癖をしっかり付けられるようにしたいです。遠征を通じて、課題はゴール前で味方に繋げるパスがずれていたこと、ゴールを優先したボール運びができなかったことなので、改善したいです。良かったことは、練習してきたクロスでゴールに繋げられたこと、ポジショニングは考えならが取ることができたことです。明日の試合は良い形で終えたいと思います。

スケジュール

2月22日(水) PM トレーニング
2月23日(木) AM/PM トレーニング
2月24日(金) 0-0 親善試合 vs U-17スコットランド代表
(Estadio La Línea de la Concepción)
2月25日(土) AM トレーニング
2月26日(日) 0-0 親善試合 vs U-17スコットランド代表
(Arroyo Enmedio)
2月27日(月) 2-1 親善試合 vs U-17ロシア代表
(San Pedro de Alcántara)
2月28日(火) AM トレーニング
3月1日(水) 2-2 親善試合 vs U-17ベルギー代表
(Estadio La Línea de la Concepción)
3月2日(木) 10:30 親善試合 vs U-17ベルギー代表
(San Pedro de Alcántara)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間は全て現地時間です。

 

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