兵庫県
ヴィッセル神戸U-12 盤石の戦いで6年ぶりの全国大会出場を決める！
ヴィッセル神戸U-12 4-1（前半2-1、後半2-0） センアーノ神戸ジュニア
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 兵庫県大会の決勝が11月23日、三木市三木総合防災公園みきぼうパークひょうご第1球技場で行われました。決勝の舞台に進出したのは県U-12トップリーグ1位のヴィッセル神戸U-12と同3位のセンアーノ神戸ジュニアで、昨年の決勝と同じ組み合わせとなりました。ヴィッセルは過去4年間で準優勝が3回とあと一歩のところで全国大会を逃がしており、悲願の全国大会を目指し、センアーノは2年連続の出場を目指しました。
試合は互いに3-3-1のフォーメーションで、ヴィッセルは山下翔音選手、橋本拓実選手、山田修大選手を中心にパワーとスピードを生かし、センアーノは木村風河選手を起点とし、左サイドの片山祥汰選手が崩すという展開になりました。
前半開始直後の3分、センアーノに狙い通りの先制点が生まれます。左サイドの片山選手が木村選手のドリブルからのパスを中央で受けると、ゴールのファーサイドに流し込み先制点を奪いました。ヴィッセルは先制点を奪われたものの焦ることなく自分達のプレーを続け、5分に中央でボールを奪った山田選手が左サイドの合戸奏生選手へのパス、合戸選手はゴールのニアサイドへミドルシュートをねじ込み、すぐに同点に追いつきました。お互いの特徴を生かしたプレーが続きますが、ヴィッセルのパワーとスピードがセンアーノを上回り、ヴィッセルが徐々に有利に試合を進めていきます。
13分にヴィッセルの山田選手が中央からミドルシュートを放ち、コーナキックを得ます。キッカーの天野滉大選手はゴール前ファーサイドを狙い、ゴール前に飛び込んだ山田選手が競り勝ちヘディングでゴールに叩き込み、ヴィッセルが逆転しました。球際の強さで勝るヴィッセルは、センアーノの攻撃を早いプレスでボール奪い、決定的な場面を作らせずに前半が終了しました。
後半に入ってもヴィッセルの勢いは止まりません。23分に右サイドで西岡鷹佑選手が起点となり、山田選手、橋本選手とコンビネーションから西岡選手がゴール前まで駆け上がりシュートを決め、3点目が入りました。センアーノも諦めることなく攻勢を強めますが、27分に相手ゴール前でのフリーキックがバーに阻まれ、33分には、丸尾康太選手のシュートが相手キーパーのファインセーブに合うなど得点を奪うことができません。そして、終了時間間際にまたしてもヴィッセル西岡選手がロングシュートを決めタイムアップ。ヴィッセル神戸U-12が盤石の試合運びで6年ぶり5回目の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
中西功 監督（ヴィッセル神戸U-12）
全ての人に「ありがとう」。全国も頑張ります。
山下翔音 選手（ヴィッセル神戸U-12）
必ず全国制覇します！神戸の力を見せつけます。この仲間と共に、一致団結！！
山田修大 選手（ヴィッセル神戸U-12）
兵庫県代表として必ず全国制覇し、笑顔で帰ってきます。
西岡鷹佑 選手（ヴィッセル神戸U-12）
必ず全国制覇し、兵庫県にトロフィーを持って帰ります。兵庫県はこんなに強いんだと思わせます。
| 優勝 | ヴィッセル神戸U-12 |
|---|---|
| 準優勝 | センアーノ神戸ジュニア |
| 3位 / 4位 | 西宮サッカースクール / ウッデイサッカークラブ |
| 努力賞 | ウッデイサッカークラブ |
準優勝：センアーノ神戸ジュニア
3位：西宮サッカースクール
4位：ウッデイサッカークラブ
