皇后杯 JFA 第41回全日本女子サッカー選手権大会はいよいよ準々決勝を迎えます。12月8日(日)にユアテックスタジアム仙台、パロマ瑞穂スタジアムで各2試合、計4試合を行い、準決勝進出チームを決します。

ユアテックスタジアム仙台ではちふれASエルフェン埼玉（なでしこ2部／埼玉）とオルカ鴨川FC（なでしこ2部／千葉）が最初の4強進出を懸けて対戦します。オルカはASハリマアルビオン（なでしこ2部／兵庫）、岡山県作陽高校（中国／岡山）を試合終了間際のゴールで撃破。ちふれは3回戦でアルビレックス新潟レディース（なでしこ1部／新潟）をPK戦で破って勝ち上がってきました。今大会に参加したなでしこ1部以外のチームで、サバイバルを勝ち抜いてきているのは、この2チームだけです。

仙台会場の第2試合は、浦和レッズレディース（なでしこ1部／埼玉）とマイナビベガルタ仙台レディース（なでしこ1部／宮城）の対戦。普段ホームとしているスタジアムに戻ってきたマイナビはサポーターの声援を期待したいところ。辛島啓珠監督は「試合に出ているメンバーが頑張ってくれている」と選手の働きを評価。敵地に乗り込んでいく浦和も森栄次監督が「ここまでは予定通り。ここからが本番」と気を引き締め、佐々木繭選手も「今年狙えるタイトルは、もう、皇后杯だけ。ギアを1段上げていく」と気合十分です。

パロマ瑞穂スタジアムの第1試合には、4日(水)のゲームでニッパツ横浜FCシーガルズ（なでしこ2部／神奈川）を5-1で破った日テレ・ベレーザ（なでしこ1部／東京）が登場。皇后杯3連覇を目指す日テレに挑戦するのは、AC長野パルセイロ・レディース（なでしこ1部／長野）に競り勝った日体大FIELDS横浜（なでしこ1部／神奈川）。瀬野有希選手は「まずは守備。何とかカウンターから1点取って勝ちたい」と、粘り強く戦う決意を固めています。

4つのゲームで最も遅い時間帯のゲームを戦うのが、3年ぶりの戴冠を目指すINAC神戸レオネッサ（なでしこ1部／兵庫）とノジマステラ神奈川相模原（なでしこ1部／神奈川）です。I神戸、ノジマともに今大会の2、3回戦では貫録を見せる完封勝ち。危なげなく8強へ駒を進めてきました。この準々決勝でも、1点を争う好ゲームが期待できそうです。

皇后杯 JFA 第41回全日本女子サッカー選手権大会も、残すところあと7試合。準決勝、決勝が行われる、NACK5スタジアム大宮に進む4チームは、どんな顔ぶれになるでしょうか。

開催期間：2019/11/2(土)～2019/12/29(日)
【1回戦】2019年11月2日(土)・3日(日)
【2回戦】11月23日(土)・24日(日)
【3回戦】11月30(土)・12月1日(日)
【準々決勝】12月8日(日)
【準決勝】12月22日(日)
【決勝】12月29日(日)

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