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第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 3回戦進出チームが決定

2017年11月06日

第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会 3回戦進出チームが決定

第39回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の2回戦、残り6試合が11月5日(日)に開催され、11月11日(土)、12日(日)に行われる3回戦へ進む16チームが出そろいました。

ピックアップマッチ1

ASハリマアルビオン(なでしこ2部/兵庫)3-5(前半0-4、後半3-1)常盤木学園高校(東北/宮城)

三重県の上野運動公園競技場での第1試合では、なでしこ2部のASハリマアルビオンとなでしこチャレンジリーグの常盤木学園高校が対戦しました。

試合は、立ち上がりからお互いに一歩も譲らぬ展開に。攻守がめまぐるしく変わる中、先制したのは常盤木でした。5分、直接FKを澁澤光選手が頭で合わせてネットを揺らします。さらにその5分後には、左サイドの加藤栞選手からのアーリークロスを沖野くれあ選手がシュート。相手GKが弾いたところを自ら押し込み、ハリマを突き放します。

ハリマは、相手DFの裏のスペースへの飛び出しやミドルシュートでチャンスメイク。セットプレーを立て続けに獲得してゴールに迫りますが、枠を捉えることができません。

ハリマの猛攻に耐えていた34分、常盤木はカウンターから滝川結女選手がエリア内で仕掛けてPKを獲得。これを沖野くれあ選手が決めて、傾きかけた流れを引き戻します。さらに前半終了間際に川北美空選手が追加点を挙げ、常盤木が4点のリードを奪ってハーフタイムを迎えます。

後半に入り、ハリマはキャプテンの藤本まどか選手を投入して状況の打開を図ります。60分には葛馬史奈選手のゴールで1点を返しますが、その2分後に失点。波に乗り切れません。その後も得点がほしいハリマは、76分、89分に得点を重ねますが反撃もここまで。カテゴリー上位のハリマを振り切った常盤木が、3回戦進出を決めました。

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ピックアップマッチ2

スフィーダ世田谷FC(なでしこ2部/東京)0-1(前半0-1、後半0-0) ジェフユナイテッド千葉レディースU-18(関東/千葉)

上野運動公園競技場での第2試合では、なでしこ2部に所属するスフィーダ世田谷FCと、第20回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会3位のジェフユナイテッド千葉レディースU-18が対戦しました。

スフィーダは永田真耶選手がサイドを駆け上がってゴール前にクロスを供給するなど、序盤から左サイドを起点に攻撃を展開します。一方のジェフU-18は最終ラインを高く押し上げる強気のラインコントロールで、オフサイドを連発させて対応します。

一進一退の中で迎えた29分、ジェフU-18の曽根七海選手が右サイドへ大きく展開すると、井上千里選手がドリブルで持ち込みCKを獲得します。CKのこぼれ球を椎野彩香選手が決めて均衡を破ります。

後半に入り、スフィーダはほぼ相手陣内でプレーを続け、前への圧力を強めます。長﨑茜選手のシュートがバーをたたくなど何度も決定機を迎えますが、相手の体を張った守りを前に同点弾を生み出せないままタイムアップ。1点を守りきったジェフU-18が、なでしこリーグ優勝チームである日テレ・ベレーザ(なでしこ1部/東京)が待つ3回戦への切符を手にしました。

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監督・選手コメント

藤本まどか 選手(ASハリマアルビオン)
悔しい気持ちでいっぱいで、1年間が終わったなという感じです。前半に1点でも返せていれば、流れがこちらにきていたかもしれません。後半、メンバーが変わって勢いづいたところで、失点をしてしまいました。あそこで踏ん張れなかったことと、自分たちの流れがきた時に決め切れなかったところが大きな敗因だと思います。常盤木はフィジカルもしっかりしていて、スピードも技術面もあるチーム。勢いづいていけば(次戦も)チャンスはあるかなと思うので、頑張ってほしいです

滝川結女 選手(常盤木学園高校)
特に前半は、自分たちのストロングポイントであるサイドハーフを上手く使って得点できました。どん欲にゴールを目指した結果、ファウル(PK)をもらえたのは良かったと思いますし、ピンチを自分たちで抑えた後に得点につなげられたことが、今日の試合の大きなポイントだったと思います。(4点目のアシストは)練習の中でイメージの共有ができていたので、あの得点は嬉しいです。三重は地元で、(出身チームの)監督や後輩、家族が見に来ていました。しっかり勝ち切るところを見せられて良かったです。(来季加入が内定しているAC長野パルセイロ・レディースとの)次戦は、楽しみですね。今日よりチャンスは少ないと思いますが、決めるところで決めて、勝ってアピールしたいと思います。

永田真耶 選手(スフィーダ世田谷FC)
1試合目のハリマさんの試合を見て、高校生が勢い良く来るのは分かっていました。相手がどうというより、自分たちのサッカーが出し切れませんでした。トレーニングから、パスコースのズレや、球際やゴールに向かうどん欲な姿勢に物足りなさを感じていましたが、そこを突き詰めていくことができず、そのまま試合の結果につながってしまいました。今日はゴールを決めようと心に決めてピッチに入りました。いつもは打たない遠目の距離からも狙って、ゴールに向かう姿勢は出せたと思いますが、結果を出さないと意味がありません。

藤井奈々 監督(ジェフユナイテッド千葉レディースU-18)
イメージしていたプラン通りに試合を進めることができました。選手が自分たちで判断するところまで持っていけたかなと思います。なでしこ2部のチームとやるためには、皇后杯に出てこないといけません。関東リーグ、関東予選で苦労している分、全国の舞台で一週間ずつ成長して、次の試合につなげることができました。なでしこリーグチャンピオン(日テレ・ベレーザ)に挑む準備として、戦う姿勢をリスペクトしてもらえるように戦おうと話して臨みました。チャンスをいただいたので、次はチャンピオン相手に少しでも自分たちの得意なプレーを出して、自分たちを見つめる機会になればと思います。

開催期間:2017/10/28(土)~2017/12/24(日)
1回戦 10月28日(土)、29日(日)
2回戦 11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)
3回戦 11月11日(土)、12日(日)
準々決勝 11月18日(土)、19日(日)
準決勝 12月21日(木)
決勝 12月24日(日)

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