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立川、残り5秒で勝ち越し勝利。浦安、プレーオフ出場を決めるも北九州に完敗。【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第21節】

2023年02月01日

立川、残り5秒で勝ち越し勝利。浦安、プレーオフ出場を決めるも北九州に完敗。【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第21節】

1月27日(金)から29日(日)の3日間にわたり、Fリーグ ディビジョン1の6試合が行われました。

3位の立川アスレティックFCは、最下位のボアルース長野をホームに迎えました。3シーズンぶりに行われるプレーオフへの出場権を狙う立川と、F1残留を狙う長野の一戦は、引き締まった試合展開となりました。両者ともに少ないシュート数のなか、先制を挙げたのはホームの立川でした。10分、酒井遼太郎選手のアシストから皆本晃選手がゴールを決め、1点をリードします。その後はスコアが動かないまま時間が経過すると、1点ビハインドの長野はパワープレーを仕掛けます。しかし、ゴールを挙げることができずに1-0で第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドでもパワープレーを使いながら立川ゴールに迫る長野でしたが、立川も集中した守備を見せ試合は終盤に差し掛かります。38分には長野がパワープレーの流れから田口友也選手のゴールで同点に追いつきます。プレーオフ出場に向け勝点3がほしい立川は、2分強を残し皆本選手をGKにパワープレーを開始します。残留に向け意地を見せる長野も体を張った守備を見せますが、試合時間残り5秒、チームのトップスコアラーの新井裕生選手がゴールを挙げ、立川が勝ち越しに成功。2-1で勝利を挙げ、プレーオフ出場に一歩近づきました。

プレーオフ出場への可能性をわずかに残すペスカドーラ町田は、名古屋オーシャンズと対戦。第1ピリオドで4点を失う苦しい展開となり、第2ピリオド序盤に荒川勇気選手のゴールで一点を返しますが1-4で敗戦となりました。この結果を受け、立川とバルドラール浦安のプレーオフ出場が決定しました。

2013/2014シーズン以来のプレーオフ出場権を獲得した浦安は、ボルクバレット北九州とアウェイで対戦。7分に安嶋健至選手に先制点を許しますが、その後は拮抗した展開がつづき1-0と北九州リードで第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドで巻き返したい浦安に対し、ホームの後押しを受ける北九州もしっかりと対応し、スコアが動かないまま試合は終盤へ。まずは同点に追いつきたい浦安でしたが、36分、37分と立て続けに失点を喫します。最後までゴールを狙った浦安でしたが、ゴールを割ることができず0-3で試合終了。苦い敗戦となりました。

プレーオフ準決勝に進むことに決まった立川と浦安は、1勝のビハインドが与えられるリーグ戦2位を懸け、それぞれ次節に臨みます。11位のバサジィ大分と12位のボアルース長野の自力でのF1残留を懸けた戦いも、次節に委ねられることになりました。2022-2023シーズン最終戦は、2月3日(金)~5日(日)の3日間、全国各地で行われます。

監督コメント

比嘉リカルド 監督(立川アスレティックFC)
プレーオフ出場を懸けたゲームだったので、ホーム最終戦ということもありプレッシャーがありました。早く決めたいという気持ちもありましたが、守備は良かったものの攻撃が良くなかったですね。ボールを奪ってからのトランジションでミスをしたり、つながらなかったり、相手にこぼれてシュートを打たれたり、そういった中でリードを取り、相手のパワープレーを受けました。ディフェンスのズレがなければ失点はしないと安心していましたが、最後の2分では守備がズレていないからこそ、相手の41番の米村尚也選手が外から打ってきました。それを自分たちは勉強しなくてはなりません。最後はこちらもパワープレーを仕掛け、やり切った、気持ちで勝ったといういい終わり方でした。

柄沢健 監督(ボアルース長野)
結果は負けましたが、前回のシュライカー大阪戦での不甲斐ない自分自身から選手一人ひとりが成長した姿を見られたことが非常にうれしかったです。入替戦に回るかどうかはまだ分かりませんが、一人の人間として、一人の選手として、このプレッシャーのなかで新しい戦い方で戦い切ったことは、現場にいる私にしか分からないものだと思っています。その成長に関しては大事にしたいと思っています。この成長があって、私たちはさらに伸びていくということが分かったので、そのなかで改めて「なぜ負けてしまったのか」をもう一度考えたいと思います。次節はホーム最終戦です。ことぶきアリーナに来てくれるお客さんやいろいろな方に対し、またチーム内の自分たちの背景や来季に向けたそれぞれの道に対して、決して下を向かず長野の泥臭さで群れになり、ハードワークをして戦っていきたいと思います。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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