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5-1で快勝の大阪、今季ホームで初勝利。浦安は3点差からの逆転劇を演じ開幕3連勝【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

2022年07月05日

5-1で快勝の大阪、今季ホームで初勝利。浦安は3点差からの逆転劇を演じ開幕3連勝【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】

7月1日(金)、2日(土)の2日間、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第3節の6試合が行われました。

前節のホーム開幕戦では残り26秒で失点し、痛い引き分けとなったシュライカー大阪は、開幕から2連敗のバサジィ大分をホームに迎えました。ホームでの今季初勝利を狙う大阪は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、大分の攻撃に対してもGK高見政顕選手を中心に集中した守備を見せます。5分にキックインにファーサイドで合わせた加藤翼選手が先制点を挙げると、7分には清水寛治選手が相手DFを抜き去り左足でゴール。さらに9分には計盛良太選手のCKに合わせた相井忍選手のダイレクトボレーがゴールネットを揺らし、一気に大分を突き放しました。大阪の攻勢に押され、なかなかチャンスを作れない大分は、10分に新加入の三浦憂選手が1点を返しますが、ペースを握ることはできずに第1ピリオドを3-1で終了。第2ピリオドでは30分に大阪の加藤選手がこの日2点目となるゴールを挙げると、4点ビハインドの大分は高溝黎磨選手をGKに置きパワープレーを開始します。しかし、計盛選手にパワープレー返しを浴びるなど、攻撃がかみ合わず得点を奪うことができずに5-1で試合終了。大阪が今季2勝目を挙げました。かつて優勝争いを演じたこともある昨季4位の大分は、これで開幕から3連敗。ここからの復調が期待されています。

2連勝でホーム開幕戦を迎えたバルドラール浦安は、前節で今季初勝利を挙げたボアルース長野と対戦。共同開催で行われた日本女子フットサルリーグの第3節では、バルドラール浦安ラス・ボニータスがミネルバ宇部に15-0で圧勝しており、男女そろっての快勝が期待されていました。序盤からリズムを作る浦安でしたが、3分に渡辺大輔選手と松永翔選手の連係からキャプテンの米村尚也選手がゴールし長野に先制を許すと、そのわずか11秒後には自陣からのロングパスに合わせた渡辺選手にゴールを奪われ2点を追う展開に。勢いに乗る長野の攻撃からオウンゴールも献上し、わずか1分の間に3点を失う波乱の展開となりました。ここでタイムアウトを取り、立て直しを図る浦安は宇野伊織選手や外林綾吾選手、柴山圭吾選手といった10代の選手も起用しながらまずは1点を狙いますが、得点を奪うことができずに3点ビハインドで第1ピリオドを折り返します。しかし、第2ピリオド立ち上がりにガリンシャ選手が1点を返すと、23分にもガリンシャ選手が追加点。さらに29分には右からのキックインにダイレクトで合わせた長坂拓海選手のゴールで同点に追いつきました。3点差から追いつかれた長野も負けじと新加入の岡本生成選手が勝ち越し点を挙げますが、およそ40秒で再度追いつく粘りを見せた浦安は38分、GKピレス・イゴール選手が起点となり大島旺洋選手がシュートを放つと、長野GK山口友輔選手がはじいたボールをガリンシャ選手が押し込んで逆転に成功。このゴールが決勝点となり、激しい攻防を繰り広げた一戦は、浦安に軍配が上がりました。

湘南ベルマーレはホーム開幕戦で立川アスレティックFCに快勝し、2勝1分で3戦無敗をキープ。名古屋オーシャンズはエスポラーダ北海道の粘り強さに苦しみながらも、パワープレーで勝利を引き寄せ、開幕から3連勝を挙げています。

監督・選手コメント

永井義文 監督(シュライカー大阪)
大分にはタレントのある選手が多く質の優位性がありましたが、大阪は数や位置、関係性で攻守ともに崩すことができたことがスコアにつながったと思います。前節ではホームでラスト1分を切っての失点で引き分けたので、今日はホームのみなさんと勝利を分かち合えてよかったです。次節はアウェイで金曜日の試合なので、1週間のリズム、試合当日のリズムがここまでの3試合とは少し異なります。そのリズムを自分たちでしっかりとコントロールして、Y.S.C.C.横浜戦で100%の力を出せるよう、しっかりと準備をしていきたいと思います。横浜は開幕から好調が続いているので、両チームのサポーターやフットサルファンのみなさんに好ゲームを届けられると思います。ぜひ会場やABEMAで試合を見てください。

館山マリオ 監督(バサジィ大分)
ポストプレーとピヴォの戦いとなり、大阪のGKの入り方がひとつのポイントとなりました。守備のミスが多発し、うまく回すことができず、パワープレーの質もよくありませんでした。守備のミスを減らすことで良いチャンスができるので、次節はミスを減らして勝ちたいと思います。

小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
第1ピリオドの立ち上がりでは思った以上にガリンシャにボールが入り、フィニッシュまでいけて、最初の1分で選手たちの中に「これはいけるぞ」という気持ちがあったのではないかと思います。その1分後から3点を取られるという考えもしなかったことが起きて、慢心や集中力の欠如ではなく、「自分たちは試合に乗れている」という感覚が攻撃にだけ向いてしまったのかな、と。もっと守備に対してもいい感覚を持てればよかったのですが、歯車が狂いだしたときには「時すでに遅し」といった感じでした。ただ、3失点目のあとに取ったタイムアウトでは選手たちがしっかり自分に矢印を向けて反省できていたので、「0-3というスコアは忘れていいからまずは1点を取ろう」と話しました。ハーフタイムでも「選手たちを信じている。絶対に逆転できる」と話し、チーム全員でつかむことができた非常に大きな勝利だったと思います。

柄沢健 監督(ボアルース長野)
強い浦安に対して第1ピリオドは3-0というスコアでしたが、ハーフタイムにはコーチ陣から「1点取られたら状況はまったく変わってくる」という話をしました。予想通りの展開となり、最終的に5-4というスコアになってしまって、改めてまだまだ守備面でハードワークするという当たり前のことを当たり前にしていかなければいけないと身に染みて分かったところが、唯一の成果だったと思います。また、3点を取られても顔色を変えず、ハーフタイムで冷静になって第2ピリオドに入ってくる浦安は、長い年月をFリーグで戦っている強さだと改めて感じさせられた試合でした。ここから選手たちがどのように行動に移せるかが次のホーム2連戦にかかってくると思うので、気を引き締めてしっかりと整理してトレーニングに向かいたいと思います。

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1

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