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名古屋オーシャンズが4大会連続9度目の優勝を収める!【Fリーグオーシャンカップ2022】

2022年06月07日

名古屋オーシャンズが4大会連続9度目の優勝を収める!【Fリーグオーシャンカップ2022】

6月5日(日)、東京都・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でFリーグオーシャンカップ2022決勝戦「名古屋オーシャンズ対立川アスレティックFC」が行われました。

コロナ禍の影響により3年ぶりの開催となった今大会。4大会連続での優勝を狙う名古屋と、2015年大会で名古屋を下し王者に輝いた立川(当時の府中アスレティックFC)との対戦は、決勝戦にふさわしい熱戦となりました。前日のしながわシティとの準決勝がPK戦までもつれ込んだ名古屋は、前日の疲労の影響を感じさせないプレーを見せ立川ゴールに迫りますが、立川も集中した守備でゴールを守り拮抗した展開に。11分には、自陣でのキックインから攻撃を組み立て、ロングパスを効果的に使うなどFP全員で前進した名古屋が、オリベイラ・アルトゥール選手のゴールで先制点を奪いました。しかし、少ないチャンスのなかでも粘り強くゴールを狙う立川は、16分に南雲颯太選手のシュートが名古屋GK篠田龍馬選手に弾かれところを上村充哉選手が押し込み試合を振り出しに戻します。さらに18分には皆本晃選手のキックインを中村充選手がニアで受け、リターンパスを皆本選手がシュート。これがゴールネットを揺らし、一気にリードを奪いました。1-2と立川リードで迎えた第2ピリオドでしたが、勝負強さを見せる名古屋は22分、右CKに合わせたダルラン選手のダイレクトシュートが決まり同点に追いつくと、そのわずか43秒後には八木聖人選手のアシストからアルトゥール選手が追加点を挙げ、再度リードを奪います。さらに33分にはセットプレーの流れから水谷颯真選手がゴールし立川を突き放しました。2点を追う立川は6分を残し皆本選手をGKに置いたパワープレーを開始。36分には金澤空選手のパスを受けた新井裕生選手が絶妙なタイミングで放ったシュートが決まり1点差に迫ります。しかし、その後はゴールをこじ開けるとこができずにタイムアップ。4-3で勝利を収めた名古屋が全22チームの頂点に立ちました。

名古屋は4大会連続9度目の優勝。得点王には今大会でFリーグデビューを果たし6得点の活躍を見せた名古屋のダルラン選手が、MVPには決勝戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた名古屋のオリベイラ・アルトゥール選手が輝きました。

また、決勝戦の前に行われた3位決定戦では、しながわシティとペスカドーラ町田が対戦。2点を先取されながらも第2ピリオド終盤に同点に追いつき、延長戦の末に3-2で勝利を収めた町田が3大会連続で3位に入賞しました。

監督・選手コメント

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
両チームの目的がはっきりしていて決勝にふさわしい試合だったと思います。できる限りミスをしないように、試合開始から自分たちのプレーができました。立川との対戦にあたり、先制点を取れたことがすごく大事なことでした。試合をコントロールしながら、自分たちにプレッシャーを感じることなくプレーができたと思います。集中力がとても大事な中、ディフェンスでのエラーから失点してしまいましたが、落ち着いてスコアを考えながらしっかりプレーができました。選手たちは、試合は失点したからといって終わるわけではなく、その続きがあるということをしっかりと理解していました。スコアを動かすために何をしてなくてはならないのかをハーフタイムのミーティングでしっかり話し、選手たちがそれをしっかり理解して第2ピリオドで出すことができ、逆転につながりました。プレーの中で成長することができたと思います。

比嘉リカルド 監督(立川アスレティックFC)
まず悔しい気持ちがありますが、いい試合、いい戦いをしたので先があるという気持ちもあります。全日本フットサル選手権で優勝した後に「もう一度同じ気持ちを感じたいのなら、もっとやらないといけない。簡単ではない」と話しました。今回、決勝まで進み、負けはしましたが、悔しい気持ちが力になると勉強になりました。名古屋とは全日本とオーシャンカップの2回、決勝で当たりましたが2回とも勝つのは難しいです。ですが、王者の名古屋と戦うことができたというプライドもあり、とても嬉しいです。リーグの開幕に向けて、いいゲームができるように切り替えていきたいと思います。

篠田龍馬 選手(名古屋オーシャンズ)
先制点が取れたことがとても大きかったと思います。昨シーズンの全日本フットサル選手権では立川に1-0と無得点で負けました。今回は、逆転はされたもののしっかりと点を取れるイメージができている中でのビハインドだったので、慌てている選手もおらず、自分たちを信じてプレーができました。逆転できてからも緩むことなく、一体感を持ってチームのために走ったり体を張ったりすることをしっかり表現できたゲームでした。準決勝も決勝も、そういったところが要因となって勝ち切ることができたと思います。

上村充哉 選手(立川アスレティックFC)
僕たちの力不足で負けてしまいました。名古屋は立川の倍近くの練習量だと思いますが、それを僕たちが環境のせいにするのか、その環境の中でも名古屋に追いつくためにやっていくのかによって大きく違います。それは今だけではなく、これからの立川の選手のためにもなると僕は信じているので、いいチームを作っていきたいと思います。

Fリーグオーシャンカップ2022

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