JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > SAMURAI BLUE、井手口選手のゴールで白星発進 ~EAFF E-1サッカー選手権 DPR KOREA戦~

ニュース

SAMURAI BLUE、井手口選手のゴールで白星発進 ~EAFF E-1サッカー選手権 DPR KOREA戦~

2017年12月10日

SAMURAI BLUE、井手口選手のゴールで白星発進 ~EAFF E-1サッカー選手権 DPR KOREA戦~

SAMURAI BLUE(日本代表)は東京・味の素スタジアムで行われたEAFF E-1サッカー選手権決勝大会初戦で朝鮮民主主義人民共和国代表と対戦し、終了間際のMF井手口陽介選手(G大阪)のゴールで1-0の勝利を収めて、2大会ぶりの優勝へ白星スタートを切りました。
第1試合では前回優勝の韓国代表が中国代表と2-2で引分け、日本は男子競技初日を終えて首位に立ちました。

海外組不在で臨んでいる今大会で、日本の先発で11月の欧州遠征でプレーしたのは井手口選手のみ。GK中村航輔選手(柏)とDF室屋成選手(FC東京)の代表戦初出場の2人を含め、DF谷口彰悟選手(川崎)やトップ下を務めたMF髙萩洋次郎選手(FC東京)、FW金崎夢生選手(鹿島)ら久しぶりの出場となった選手が多い構成となりました。

Jリーグでプレーする国内組には2018 FIFAワールドカップロシア大会のメンバー入りへ向けてアピールの好機でしたが、慣れない組み合わせになかなかコンビネーションが合わず、攻めあぐねる場面が続きます。
それでも、前半15分には左サイドでの作りで金崎選手のパス受けたMF倉田秋選手(G大阪)がゴールネットを揺らしますが、オフサイドと判定されます。
DPR KOREAは組織的なプレーを展開。積極的にプレスをかけてボールを奪うと素早くカウンターに転じて、日本ゴールに迫ります。前半25分にはスイスでプレーするFWチョン・イルグァン選手が右クロスに合わせ、その2分後にもFWキム・ユソン選手のリバウンドに反応してミドルレンジから狙いますが、日本はGK中村選手が好セーブでゴールを割らせません。
日本は30分に金崎選手、39分に髙萩選手がゴール前で左サイドからのクロスに合わせますが枠を捉えられず、前半を0-0で折り返します。

後半早々、日本はDPR KOREAのカウンターを許し、51分にはミドルレンジから、53分には左サイドの角度のないところからゴールを狙われます。しかし、昨年のリオデジャネイロ・オリンピック代表でもプレーした中村選手が再び好反応を見せて相手シュートを阻止しました。
日本は56分に髙萩選手に代えてMF伊東純也選手(柏)を投入すると、代表初試合の24歳は右サイドで積極的に仕掛けて攻撃のリズムを生み出します。出場直後には逆サイドへのクロスの起点になり、相手にブロックされたもののFW小林悠選手(川崎)のシュートに繋がりました。
さらに日本は71分にFW川又堅碁選手(磐田)、81分にはFW阿部浩之選手(川崎)を投入して得点機を探ります。

しかし、DPR KOREAのよく組織されたカウンターに脅かされる場面が続き、チョン選手とパク選手に決定的な場面を作られます。それに対して、ここでも中村選手が鋭い反応でゴールを守り、存在感を見せます。
0-0で終了かと思われたアディショナルタイム3分、粘り強く得点機を探っていた日本の攻撃が良い形で繋がりました。
ドリブルで上がった阿部から左サイドに開いた川又選手へパス。川又選手からのクロスを逆サイドで受けたMF今野泰幸(G大阪)選手が頭で落とすと、中央に駆け上がってきた井手口選手が右足で捉えてミドルレンジから豪快にシュート。ゴールネットに突き刺さった瞬間、スタンドは20,806人の観客の大歓声に包まれました。
「チャンスがあれば打とうと思っていた」という井手口選手の得点は、ワールドカップ出場を決めた今年8月のオーストラリア戦以来2点目です。「最後に決められてよかった」と笑顔を見せました。
 直後に試合は終了。日本は苦しみながらも勝ち点3を手にしました。
12日(火)の第2戦では中国代表と対戦します。

監督・選手コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
少し運も味方した良い勝利でした。あまりにも未熟な形で戦ったところもありましたが、最終的に勝利できたのは良かったと思います。相手がかなり低い位置でしっかりブロックを作っていたのでプレーしづらく、求めていた背後を狙う動きは少なかったです。低いブロックを作る相手の罠にはまったところもあって、我々はプレースピードが遅くて横パスが多く、前線の選手たちが中盤に下がって来てボールをもらうことも多くありました。相手の背後を狙うには連動性が必要ですが、それは簡単ではありません。
相手はボールを奪った後のパスの精度も高く、ベストメンバーで来ていたことを考えると、ポジティブなことは少なくありません。いいプレーをした選手たちもいて、特に若いGK中村選手がいろいろな場面で解決策を見つけてくれて、良い発見でした。代表初招集の伊東選手も、ボールを持つと仕掛けて相手を抜き去る能力を見せてくれました。多くの選手が不在で、代表戦初試合の選手も少なくない中、このチームは今作っている途中です。選手たちは最後まで意欲的に焦らずに戦いました。内容には満足していませんが、初戦の勝利は素直に喜びたいと思います。
そして、我々は政治の話をするためにここに来ているわけではありません。サッカーの世界で友情や信頼、喜びを伝えたいと思っています。選手たち同士もしっかり挨拶して握手をして、私もDPR KOREAの監督と握手をしました。私はこのサッカーファミリーの一員であることを誇りに思っています。少しおかしくなっているこの世の中、社会の中で、良い部分のあるスポーツという世界に私たちはいます。それは喜ばしいことです。我々は友情や喜びを伝えます。欧州でもアフリカでも日本でもどこでもライバル意識はあると思いますが、私たちはスポーツ面でのライバル意識を持って戦いたいと思います。政治は我々に関係するものではありません。そして今日の試合でもデュエルや激しいプレーはありましたが、スポーツに反する姿はありませんでした。両チームともその意味で称えたいと思います。我々の政治に対する答えはこのピッチで見せた姿です。つまり、時間を共にする、共に戦うということです。

GK #12 中村航輔 選手(柏レイソル)
いつも通り出来たと思います。1試合だけですがゼロに抑えられてよかったです。パワーのある相手と聞いていたので、それは気を付けながらプレーしました。チームで結果を出したので、全員が手応えを感じていると思います。

MF #2 井手口陽介 選手(ガンバ大阪)
今野さんがボールを落としてくれて、ふかさないようにだけ意識して蹴りました。ボランチ2枚が上がっていたので、止めようかなとも思ったのですが、最後だからいいかなと思って上がりました。結果的に良かったです。初戦に勝てれば大きいと思っていたので、その点でも良かったです。

ヨルン・アンデルセン 朝鮮民主主義人民共和国代表 監督
良い試合をしていただけに、とても不運でした。日本を研究して良い準備をし、よく守り、日本の決定機は2回ぐらいで我々は5、6回作りましたが、長い時間良いプレーができていましたが、我々はフィニッシュが足りず、最後の最後に失点してしまいました。辛い負け方です。

スケジュール

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会
12月9日(土) 1-0 第1戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国代表
(味の素スタジアム)
12月10日(日) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月11日(月) PM トレーニング【一般非公開】
12月12日(火) 19:15 第2戦 vs 中国代表
(味の素スタジアム)
12月13日(水) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月14日(木) PM トレーニング【一般非公開】
12月15日(金) PM トレーニング【一般非公開】
12月16日(土) 19:15 第3戦 vs 韓国代表
(味の素スタジアム)

※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

Instagram フォトレポート

 

Japan Football Associationさん(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 -

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会

男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。

▼チケット好評発売中!

 

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー