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ニュース

ビーチサッカー日本代表 FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015 初戦、ポルトガルに敗れる

2015年07月10日

ビーチサッカー日本代表 FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015 初戦、ポルトガルに敗れる

FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015 グループステージ第1戦
2015年7月9日(木) キックオフ 14:30 試合時間 12分×3ピリオド
Espinho Stadium(ポルトガル/エスピーニョ)

ビーチサッカー日本代表 2-4(1st 0-1, 2nd 1-2, 3rd 1-1) ビーチサッカーポルトガル代表

得点
4分 失点
18分 失点
22分 失点
23分 原口翔太郎(日本)
32分 松尾那緒弥(日本)
35分 失点

スターティングメンバー
GK:照喜名辰吾
FP:原口翔太郎、田畑輝樹、茂怜羅オズ、後藤崇介

サブメンバー
GK:宜野座寛也
FP:赤熊卓弥、尾田博文、牧野真二、松尾那緒弥、大場崇晃、山内悠誠

マッチレポート

いよいよFIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015が開幕しました。日本代表の初戦の相手は、ホスト国であるポルトガル代表。地元ポルトガルの試合を観戦しようと、エスピーニョスタジアムはキックオフ前からすでに満員の盛り上がりを見せます。日中の熱い日差しが照りつける中、試合は14:30にキックオフ。

日本のスタメンは、ゴールキーパーの照喜名辰吾選手以外の全員が普段から同じチーム(東京レキオスBS)でプレーする4名のフィールドプレーヤーたちで試合に臨みました。

完全アウェーの雰囲気に包まれ、立ち上がりから日本の選手たちが思うようにプレー出来ないでいる中、開始4分にファールを犯し、相手にピッチ中央からのフリーキックを与えてしまいます。このフリーキックを直接決められ、先制点を奪われてしまいました。その後も勢いにのったポルトガルのプレッシャーを受け、思うような形でボールを繋ぐことができない日本は、チャンスを作れないまま、0-1で第1ピリオドを終えました。

しかし第1ピリオドを終え、試合の流れを徐々に掴んだ日本は、第2ピリオドキックオフと同時に、茂怜羅オズ選手のミドルシュートでチャンスを得ます。惜しくも枠を捉えたシュー卜は、相手にクリアされましたが、このシュートをきっかけに、日本もペースを掴みます。第2ピリオド中盤までお互いにいくつか得点機を迎えますがゴールは生まれず、互いに拮抗した展開となります。そんな中、18分にクリアミスを相手に拾われ、そのままミドルシュートを決められた日本は、スコアを0-2とされてしまいます。その後、22分にも華麗なパスワークからボレーシュートを決められ、0-3と厳しい状況に追い込まれてしまいます。そんな中、第2ピリオド終了間際に、ゴール前でボールを粘ってキープした山内悠誠選手から出されたパスから、原口翔太郎選手がシュート。これが決まり、意地をみせた日本は1-3で第2ピリオドを終えます。

最終ピリオドでは、第2ピリオド終盤でリズムを掴んだ日本の攻撃が続き、32分に後藤崇介選手が獲得したPKが、一度は相手ゴールキーパーに止められますが、詰めていた松尾那緒弥選手がゴールし、ついに1点差まで詰め寄ります。日本は奮闘するも、ホームの大声援の中で終始試合巧者ぶりをみせたポルトガルに終了間際に再び失点を許し、2-4で初戦を落とす結果となりました。

まずはグループステージの突破を目指すビーチサッカー日本代表は、7月11日(土)16:00(現地時間)、※日本時間:7月11日(土)0:00 の第2戦でアルゼンチン代表と対戦します。

監督・選手コメント

マルセロ・メンデス 監督
今日の試合での日本の選手たちのパフォーマンスは、とても良かったと思います。大会ホスト国との初戦でしたが、選手たちはプレッシャーを感じさせずにプレーし、勝利することが出来た内容だったと思います。一点差まで追いついた後に、ポルトガルに4点目を決められなければ、同点、そして逆転のチャンスは十分ありました。しかし、結果を悔やむよりも、ここからは次戦のアルゼンチン戦に気持ちをフォーカスしたいと思います。まずは、アルゼンチンに勝利し、グループステージ突破への望みを繋げたいと思います。

茂怜羅オズ 選手(東京レキオスBS)
今日は、大事なワールドカップ初戦でしたが、試合の入り方は良かったと思います。みんな最初から最後まで諦めず、気持ちの面ではポルトガルに負けていませんでしたが、確実にチャンスを決めきったポルトガルにかなわずに悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、この悔しさをバネに、次の試合は絶対勝ちたいと思います。チームの状態は良いですし、今日のようにプレーすればアルゼンチンに勝利するチャンスはあると思います。一番大事なのは、諦めない気持ちです。キャプテンとして、みんなが下を向かないで常にモチベーションを持ってプレー出来るように、引き続きみんなを引っ張って行きたいと思います。

原口翔太郎 選手(東京レキオスBS)
今日の試合の結果をとても悔しく思います。こちらにも十分勝つチャンスがあった試合でしたが、ファウルやミスが多かったのが一番の敗因だと思います。第2ピリオド途中まで、0-3でなんとか状況を変えたかった時に、自分がゴールを決め、そこから一時は一点差まで追いつくことが出来ましたが、やはり詰めが甘かったと思います。しかし、まだ終わったわけではないので、気持ちを切り替え、もう一度決勝でポルトガルにリベンジ出来るよう、引き続きチームのために走って勝利に貢献したいと思います。

スケジュール

FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015
7月9日(木) 2-4 グループステージ vsポルトガル (Espinho Stadium)
7月10日(金) PM トレーニング (Espinho)
7月11日(土) 16:00 グループステージ vsアルゼンチン (Espinho Stadium)
7月12日(日) 12:00 トレーニング (Espinho)
7月13日(月) 16:00 グループステージ vsセネガル (Espinho Stadium)
7月14日(火) TBC トレーニング (Espinho)
7月15日(水) 12:00 公式トレーニング (Espinho)
7月16日(木) 15:30 <グループステージ1位突破の場合>
準々決勝 vs グループB2位 (Espinho Stadium)
7月17日(金) 12:00 トレーニング (Espinho)
7月18日(土) 18:30 <グループステージ1位突破の場合>
準決勝 (Espinho Stadium)
7月19日(日) 17:00 3/4位決定戦 (Espinho Stadium)
18:30 決勝 (Espinho Stadium)
7月20日(月) TBC 未定
7月21日(火) TBC 未定

※時間はすべて現地時間です。

FIFAビーチサッカーワールドカップにおける日本の過去の戦績

開催年開催地日本の成績
1 2005  ブラジル/リオデジャネイロ 4位
2 2006 ブラジル/リオデジャネイロ ベスト8
3 2007 ブラジル/リオデジャネイロ グループステージ敗退(4位)
4 2008 フランス/マルセイユ グループステージ敗退(4位)
5 2009 UAE/ドバイ ベスト8
6 2011 イタリア/ラベンナ グループステージ敗退(4位)
7 2013 タヒチ ベスト8

過去7回出場/26試合6勝2分18敗/71得点113失点

 FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015

2015/7/9(木)~7/19(日)
グループステージ第2戦
日本時間:7月12日(日) 0:00キックオフ(予定)
ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカーアルゼンチン代表

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