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JFAなでしこひろば マーベラス福岡フットボールクラブ(福岡県)で開催
2017年07月28日
「マーベラス福岡フットボールクラブ」が主催する「JFAなでしこひろば」が7月22日(土)、福岡県宇美町で開催されました。本年1月からスタートし、4回目の開催となった今回のなでしこひろばには、22人の女性が集まりました。夏休みに入り初めての土曜日ということもあり、小中学生の参加が中心でした。活動開始時点ですでに30℃を超える厳しい暑さの中でしたが、熱中症などにも配慮しながら実施。また、冒頭に、九州豪雨災害で被災し、お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りしました。
プログラムでは、まずはウォーミングアップとしてボール取りゲームを行い、小学生と中学生が仲良くなれるよう、大きなサークル内でグループ毎に競争をしました。次に基本的なキック、ドリブルなどを実施。チーム対抗のドリブルリレーやコーン当てリレーを行い、楽しみながらチームの結束を高めました。最後は2チームに分かれてのミニゲームを実施し、元日本代表の山下芳輝コーチもゴールキーパーで参加。自身も2人のお嬢さんのお父さんということもあり、女の子達と楽しくゲームをしている姿がとても印象的でした。また、中学生は元Jリーグの選手のテクニックに興味津々と見入り、元日本代表選手の技術を目の前で見ることができ、有意義な時間となりました。
主催者コメント
木村重幸 マーベラス福岡フットボールクラブ 監督
マーベラス福岡フットボールクラブでは、「なでしこひろば」を女子サッカー普及のための位置づけとして実施しています。現在は、ほとんどの参加者が経験者または選手で未経験者や新規の参加が少ないという状況です。告知は、当クラブHP、チラシ配布、SNSなどが主になりますが、サッカーチームに所属していない一般の女の子への周知が難しいと感じています。また、福岡県では多くの団体様が「なでしこひろば」の活動を行い女子サッカーの普及に努められていることから、日程や開催場所のバッティングを防ぐことも重要です。告知方法や日程の設定を更に検討していく必要があると感じました。また、当日参加の小学生に低学年が多かったことから、小さなお子様でも楽しめるプログラムを常にサブプログラムとして準備していくことが大切だと感じました。会場で毎月行うことが困難な状況にもあります。このことからも小学校や幼稚園などの活動(例えばPTA活動の一つとして)や女子校(中学・高校・短大など)で活動ができれば、初心者の皆さんに女子サッカーの良さや面白さを伝えていくことができると思います。
参加者コメント
・普段は男子と一緒のため女子だけで違う楽しみがあった。(小5)
・一番楽しかったのは最後のゲームでした。また、参加したいです。(小3)
・シュート練習でシュートが入ってうれしかった。(小2)
・ドリブルが出来たのと中学生の友達ができた。(小1)
・子どもが楽しそうだったのでまた来たい。(保護者)
・自分の子どもが中学生なったらこういうプレ-をするのかなと、お手本が見られた。(保護者)
・普段は男子の中なのでお姉さんたちに教えてもらっているのを見て楽しそうで良かった。(保護者)
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。
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