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第7回AFCメディカルカンファレンスで日本人医師がポスター発表で表彰

2023年03月20日

第7回AFCメディカルカンファレンスで日本人医師がポスター発表で表彰

第7回AFCメディカルカンファレンスが3月4日(土)から6日(月)、カタールのドーハで開催され、諸岡孝俊医師がポスター発表(学会発表)をし、表彰されました。同期間中に行われた第3回AFCメディカルアワードで、日本から5名の医師が表彰されたことに次ぐ快挙となりました。

受賞者  諸岡孝俊 医師(西宮回生病院、兵庫医科大学)
受賞名称 Best Poster Award
発表演目 Surgical Case of a Professional Player for Apophysitis of the fifth metatarsal base (Iselin's disease)

受賞者コメント

諸岡孝俊 医師(西宮回生病院、兵庫医科大学)
AFC Medical Conference Qatarにてポスター発表がBest Poster Awardに選ばれました。発表は、今回のConferenceでDistinguished Service Award を受賞された田中寿一先生の指導の下、Jリーグ所属のプロサッカー選手の第5中足骨粗面部骨端症に対しての手術を含めた治療経験を、まとめて報告しました。今回の報告の症例はまれな疾患ではありますが、サッカーをはじめとするスポーツ傷害の現場では、様々な疾患・症状が正確に診断されず、選手自身に不利益をもたらし、復帰までに長期間を要することがあります。どのような場面でも、選手のピッチへの復帰を目的に、これまでの経験や報告を参考にして復帰までのプロセスを熟考します。今回の報告が、選手への適切な診断、治療の一助になればと考えますし、今後もサッカー医学に対して尽力できればと思います。
最後に、2013年より育成世代の日本代表チームやJリーグ・ガンバ大阪のメディカルの一員として活動してきましたが、これまでに出会い、指導していただいた各チームの監督、コーチ、トレーナー、サッカー協会のスタッフの皆様、サッカードクターの諸先輩方や支えてくれた後輩の先生方、家族に感謝を申し上げると同時に、受賞の喜びを報告できればと思います。

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