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スポーツ救命ライセンス講習会を大阪府で開催

2022年01月06日

スポーツ救命ライセンス講習会を大阪府で開催

日本サッカー協会は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした「スポーツ救命ライセンス講習会」と簡易救命講習会である「JFA+PUSHコース」を2017年から実施しています。「スポーツ救命ライセンス講習会」は、(公財)日本スポーツ協会(JSPO)公認アスレティックトレーナーが資格更新のために保有しなければならないBLS(Basic Life Support:一次救命処置)資格取得のための講習会として認定されています。

感染症対策を講じたうえで12月19日(日)に大阪府の関西医療大学で開催しました。今回は新規講習と更新講習を実施し、関西医療大学の学生を中心に24名が参加しました。古家信介教授(スポーツ救命部会員)による、熱中症・脳振盪(のうしんとう)などの講義と実技では心肺蘇生の中でも最も重要となる胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方や、バックボードによる全身固定・搬送についても学習しました。受講者はAEDの重要性を認識し、日常生活においてもAED設置場所を意識するなど、AEDへの関心も高めていました。

※AEDのご購入・リースは、「メディカル」 の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。

 

講師コメント

古家信介 教授(スポーツ救命部会員/関西医療大学保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、長い期間開催が滞っていた本講習会をようやく開催することができました。オンラインで学べることもありますが、やはり実技として物に触れ、自分でやってみることは大きな経験となったかと思われます。今後も感染対策に留意しつつ、講習会の開催を継続していきたいと強く思いました。

受講者コメント

増田研一 教授(関西医療大学保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科)
私は医師になったのが1988年です。古家先生のお言葉に甘えて今回の講習を受けることが出来ました。多くの『教え子』である学生と同じ立場で座学と実技のトレーニングを受けたのも良い経験となりました。恥ずかしながら知識面でも技術面でも『知っているつもり』『出来ているつもり』に過ぎなかったポイントが幾つもありました。最も有難く感じたのは実技試験です。いつ以来であったでしょうか。幸いに合格点を頂戴はしましたが、今後も受講内容を生かして最新の知識・技術を正確に行える様心掛けて参る所存です。

緒方公紀 さん(関西医療大学保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科4年)
今回、JFAスポーツ救命ライセンス講習会を受講できる環境、機会を作っていただき誠にありがとうございます。インストラクターの方々の講義、実技どちらも分かりやすく、丁寧にかつ現場をイメージしながら教えていただきました。いつ、どこで起こるのか分からない。しかし、知識を持つことで人の命を救うことができる。その知識を得ることができたので、現在行かせていただいている現場や、日常生活でいつ起こっても常に冷静で迅速に対応できるようにこれからも知識を身に付けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

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