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柏、ラヌスとの接戦を制して優勝 ~スルガ銀行チャンピオンシップ~

2014年08月07日

柏、ラヌスとの接戦を制して優勝 ~スルガ銀行チャンピオンシップ~

昨年のJリーグヤマザキナビスコカップ王者の柏レイソルは8月6日、スルガ銀行チャンピオンシップ2014 CHIBA王座決定戦で南米のコパ・トタル・スダメリカーナ王者のラヌス(アルゼンチン)と日立柏サッカー場で対戦し、2-1で競り勝って初優勝しました。
1-1で迎えた後半89分にFWレアンドロ選手がPKを決めて勝ち越し、クラブに初の国際タイトルをもたらしました。
これで日本チームは2010年から5年連続での制覇で、通算成績は日本の5勝2敗です。

暑さのなか、柏は4日前のJリーグで勝利をあげた時と同じ顔触れで臨みましたが、立ち上がりから高い集中力を見せて相手の出方に対応。攻撃陣がポジションを頻繁に入れ替えてチャンスを探るラヌスに対して、柏は前半半ばから中盤でボールをカットして前線につなげる動きが出るようになります。
先制点はそういう動きから生まれました。相手陣内でボールをカットした栗澤僚一選手はレアンドロ選手へパス。ブラジル人FWはゴール前に走り込んだ高山薫選手へボールを渡すと、高山選手は左足を振り抜いてゴールを揺らしました。

1点を追うラヌスは反撃に転じ、2トップのサンチャゴ・シルバ、シルビオ・ロメロやMFホルヘ・オルティス選手らがゴール前に迫り、後半55分には柏ゴールのバーを叩く場面も生まれます。後半57分にはベンチから若手MFホルヘ・バルデス・チャモロ選手を送り込み、攻撃に拍車をかけます。
そして後半59分、ラヌスが同点にします。中盤でパスを受けたMFレアンドロ・ソモサ選手が、思い切りよくゴールを狙うと、ゴール前のDF増嶋竜也選手に当たり、コースを変えて柏ゴールに吸い込まれました。
先月、リベルタドーレスカップ勝者と争うレコパ・スダメリカーナのタイトルを延長の接戦の末に落としたラヌスは、勝利への強い意欲を見せ、ディエゴ・ゴンザレス選手が中盤から前線に頻繁に顔を出してゴールを狙いますが、柏も守備陣が体を張って守ります。
後半77分にはFW工藤壮人選手がMF橋本和選手の左サイドからのクロスに飛び込んでゴールに迫りますが、相手GKの好セーブに阻まれます。

均衡が破れたのは後半89分、ペナルティエリアに攻め込んだ工藤選手がディエゴ・ブラギエリ選手に倒され、柏にPKが与えられました。レアンドロ選手がこれをGKの逆を突く冷静なキックで決めて2-1にしました。
ロスタイムにはエキサイトしたラヌスの選手たちが柏の選手たちと小競り合いを繰り返し、ラヌスのディエゴ・ゴンザレス選手が退場になる場面もありましたが、スコアは動かず、柏の勝利で試合終了になりました。
なお、この試合の冒頭には先日急逝されたアルゼンチン協会会長フリオ・グロンドーナ氏を悼んで、スタジアム全体で黙とうが捧げられました。

試合詳細はこちら

コメント

ネルシーニョ 監督(柏レイソル)
非常に拮抗した試合が出来たと思います。今日の試合は1試合で結果が出る形でしたが、実際にはナビスコカップを勝ち抜いてきたからこそ、この舞台でタイトルをかけて戦えたわけです。今日勝って、いい形で最後を飾れたと思います。選手たちも、やり切ったという充実感は大きいですし、私も同じです。クラブにとっても大きな勝利だったと思います。今夜の我々や昨年の鹿島が倒した相手は南米の強豪で、日本サッカーの成長は明らかです。こういう試合で日本サッカーの力を一つ一つ証明していけていると思います。(Jリーグから中3日の対戦でも)我々の選手は全員が連戦も問題なく戦える選手たちです。今日も同じように答えてくれました。

大谷秀和 選手(柏レイソル)
もっとチーム全体でボールのとりどころを限定して積極的に奪えたらよかったと思いますが、相手が流動的な動き方をしていたので、なかなか奪えませんでした。相手はイージーなミスがなく、レベルの高さを感じました。球際の強さも、個々のボール扱いのスキルもレベルが高い。ひとりひとりが自分の前でボールを獲ろうとしてきて、その力がすごいと感じました。それは日本のチームにはないところだと思います。Jリーグでは味わえないレベルのチームでした。

ギジェルモ・バロスケロット 監督(ラヌス )
非常に拮抗した試合になりました。前半は柏が試合を支配していた時間帯もありましたが、後半はペースを取り戻して同点にし、それまで以上にプレッシャーをかけて戦うことができて、ポストに当たったシュートなど、チャンスもありました。PKになったブラギエリ選手のプレーは、あの状況ではああいう形で守らざるを得なかったのだと思いますが、結果は同点が妥当だったと思います。1週間の余裕をもって来日して、選手たちは最大限のパフォーマンスでプレーすることが出来ましたが、前半を柏のペースで進めさせてしまった点が、敗因の一つだったかと思います。重要なカップを逃してしまって非常に残念です。

スルガ銀行チャンピオンシップ2014 CHIBA
Jリーグヤマザキナビスコカップ/コパ・スダメリカーナ王者決定戦

柏レイソル(日本)vsラヌス(アルゼンチン)
2014年8月6日(水) 19:00 キックオフ  千葉/日立柏サッカー場

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