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新潟と清水が好発進 JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

2018年05月04日

新潟と清水が好発進 JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

U-15世代(中学生年代)の日本一を争うJFA 第22回全日本U-15サッカー大会が5月3日(木・祝)に開幕し、各地の予選を勝ち抜いた12チームが1次ラウンドの2試合を戦いました。

初日を終えてグループAの首位に立ったのはアルビレックス新潟U-15(北信越1/新潟)です。DF村田信太郎選手(#15)の先制点を皮切りに3点を奪い、初戦の徳島ヴォルティスジュニアユース(四国/徳島)戦に勝利すると、続く第2節の刈谷ジュニアユース(東海2/愛知)戦も、攻撃陣が活躍。MF高橋蒼天選手(#10)とFW築井泰世選手(#11)が得点をマークし、2-0で白星を飾りました。第3節は、同じく2連勝中の北海道コンサドーレ札幌U-15(北海道)と決勝ラウンド進出をかけて対戦します。

グループBは2連覇中の清水エスパルスジュニアユース(東海1/静岡)が好スタートを切りました。青森山田中学(東北/青森)との初戦は先制点を許す展開となりましたが、後半の2ゴールで逆転勝ち。続く第2節のグランセナ新潟FCジュニアユース(北信越2/新潟)はFW持山匡祐選手(#11)の2得点などにより、5-0で大勝しました。唯一の中体連チームである青森山田は初戦を落としましたが、第2節のセレッソ大阪和歌山U-15(関西2/和歌山)戦は課題を修正し、1-0で勝利。決勝ラウンド進出の可能性を残して、2日目を迎えます。MF松木玖生選手(#10)は、「中体連だから弱いと思われたくないので、負けないように頑張りたい」と意気込みます。

混戦模様を呈しているのは、グループCです。初戦で快勝したガンバ大阪ジュニアユース(関西1/大阪)でしたが、続くサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国/広島)戦は連戦の疲れから粘り強い相手の守備に苦しみスコアレスドローとなりました。サガン鳥栖U-15(九州/佐賀)は試合終了間際の失点で、初戦の勝利を逃がしましたが、第2節の大宮アルディージャジュニアユース(関東/埼玉)はMF中野伸哉選手(#11)の2ゴールで逆転勝ち。決勝ラウンド進出は勝点4で並ぶG大阪と鳥栖が優位に立ちますが、広島も条件次第で可能性を残しているため、DF香取潤選手(#2)は「絶対に決勝ラウンドに行きたい。明日は攻撃陣が爆発してくれると思うので、守備陣も無失点に抑えたい」と口にします。

5月4日(金・祝)は1次ラウンドの第3節と準決勝を実施し、各グループの首位に加えて、2位に入ったチームの中で最も成績の良かったチームが準決勝へと進みます。日本一に王手をかけるのは、どのチームでしょうか。

監督・選手コメント

矢野隼人 監督(刈谷ジュニアユース)
チームとして目指す「ボールを意図的に動かしながら、ゴールを狙いにいくサッカー」ができたとは思いますが、全国大会では一つのミスが致命的になると感じました。攻撃もフォワード頼みになっていたので、サイド攻撃など、色んな選択肢を増やさなければいけません。ただ、選手はよくやってくれたと思いますし、試合内容にも悲観していません。この大会は、勝ちに行くことよりも自分たちがやってきたことをどれだけ出せるかを重視しているので、最後まで攻撃で主導権を握れるかチャレンジしてほしいです。

DF #3 佐藤悠安 選手(徳島ヴォルティスジュニアユース)
グループリーグ突破を目標にし、1週間前からいつも以上にプレーの精度にこだわり、準備をしてきました。初戦は前半のうちにチャンスをつくることは出来ましたが決めきれず、カウンターから失点しました。フィニッシュの精度や技術面で全国との差を感じたので、もっと突き詰めてシュートを決めきれるようになりたいです。四国でなら相手を止められていた場面で、止められなかったり、貴重な経験ができたので、次の試合に生かします。

濱田堯 監督(グランセナ新潟FCジュニアユース)
選手には常日頃から持てる力を存分に発揮することが大事だと言っているのですが、今日の試合は力を出し切れず力不足だと痛感させられました。相手にボールを持たれることは想定しており、「相手にボールを持たせている感覚を持とう」と伝えていたのですが、もっとボールを奪う回数が増えると、もっと良いゲームになったかと思います。普段これだけのレベルの試合を経験できないので、良い経験をさせてもらえましたし、普段から練習している組み立てからゴールを狙う場面もつくれたのは収穫です。

MF #6 髙橋愛翔 選手(大宮アルディージャジュニアユース)
チーム全体で優勝を目標に掲げ、食事や睡眠を意識して、大会に挑みました。初戦の前半は、あまり良いペースではなかったのですが、耐えてゼロで抑えることができました。ただ、後半の立ち上がりに失点したことで、チーム全体が後ろ向きになり、3失点につながりました。前半にカウンターでチャンスをつくれていたので、そこで決めていれば違った結果になったと思います。やれなかったことはないのですが、ちょっとした隙でやられてしまうので、そこが全国の厳しさだと学べました。 

JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

大会期間:2018年5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺
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JFA-TVでは、5/4(金・祝)の準決勝2試合をインターネットライブ配信いたします。
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